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2011年07月22日

杉山しずかの「やんしい日記inオーストラリア」Part.4〜BJJ大会出場編/前編〜

オーストラリアで柔術を習い始めて2か月半が経過。

早くも決戦の日を迎えました。

そこで今回は予期せぬ展開ながらも出場した「ニューサウスウエルス州BJJ大会出場編」をお送りします。

 Lauraの提案で試合に出場することになった私は、学校を終えるとすぐ練習へ向かい、週末も練習に没頭しました。

Gracie Oceaniaは、朝6時からのクラスやファイター用に昼間、そして夕方、夜、と一日中クラスがあります。

私がどの時間に行っても同じメンバーたちって、いったいどうやって生活しているのだろう?と不思議です。

 ある日の練習のあと、マリオに「しずぅか!」とチームメイトの前に呼ばれたので何かと思うと、なんとマリオが私の空手帯に1ストライプのテープを巻いてくれました!(理由はよくわかりません。)



初めての1ストライプをゲット!




そして試合といえばウエイトコントロールです。

私はどちらかというとこれが得意な方で、食事と練習、サウナで毎回5〜8キロほど減量しています。

今回の試合は61キロ契約。

しかし今回は慣れないオーストラリアの環境のせいか体重が減り気味で、減量はほとんど必要ありませんでした。

試合2週間前からなんだか選手たちはそわそわし始めて、口を開けば体重の話。

やばいやばいって言いながらピザやチキン食べている。


わたしもお気に入りのレバノンレストランでがっつり!



そんな彼らに少しうんざりしながらも、減量方法を聞くと、「SUSHIをたべるんだ!そして最後の日はサウナだね」と。

SUSHIっていうところが引っ掛かりましたが、サウナは同じなんだなと思いました。

シドニーの大きなマンションの多くはジムやプール、サウナを持っているので、そのあたりは便利です。

私は体重計を持っていなかったため、念のために数日、日本から持参したサウナスーツを着て歌舞伎町ごとくにぎわう夜の繁華街をランニングしました。

そして試合当日!



大会はたくさんの声援ですごい熱気です!




ウォームアップしようとしたら、コーチの奥さんによばれ、突然整体を受けることに。
私の名前が呼ばれてたけど、気にせず体中をボキボキッとやってくれました。




結局冷えた体でグラップリング開始。
ローラとマリオ。
ローラはわたしが反則の足の外掛けしないように「ダメダメ」を練習してくれていました。




彼らの的確なセコンドでテイクダウンからパス、マウント!




そしてバック!




最後はバックマウント→チョークで一本で勝利!




なかなか感触のいいスタートでした。

そしてこれがまさかの決勝戦だったことを知り、グラップリング優勝です。

あらら。

次に柔術の試合です。

その模様は明日更新の後編で!



©Bull Terrier Fight Gear


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