2011年09月19日
MEGA FIGHT JIU JITSU CHAMPIONSHIP 2011:アダルト黒帯アブソルート級
2011年9月18日(日)埼玉県越生町のニューサンピアおごせにて「MEGA FIGHT JIU JITSU CHAMPIONSHIP 2011」が行われました。
今大会のアブソのトーナメントには全ての帯色で高額な賞金トーナメントとなっており、大きな注目を集めていました。
まずはアダルト黒帯アブソルート級の模様からお届けしたいと思います!
アダルト黒帯アブソルート級は6名がエントリー。
中でも注目はやはりホベルト・サトシ(ブルテリアボンサイ)でしょう。
色帯時代から際立った強さは広く知られており、国内で唯一、ムンジアルのタイトルを青、紫、茶すべての色帯で持っています。
特に茶帯時代の活躍は目覚しく、その主な獲得タイトルを列記すると、
・ムンジアル2010茶帯レーヴィ級・優勝
・アジア選手権2010アダルト茶帯メジオ級、アブソルート級・優勝
・ヨーロピアン選手権2011アダルト茶帯レーヴィ級・優勝
・パン選手権2011アダルト茶帯レーヴィ級・優勝
といったように主な国際タイトルを総ナメにする勢いでした。
黒帯昇格後、初のアブソにエントリーしたサトシを止める黒帯が現れるのか?
非常に興味深いトーナメントになりましたので早速お届けしたいと思います!
<アダルト黒帯アブソルート級一回戦>
塚田市太郎(ダムファイトジャパン)
VS
ホベルト・サトシ(ブルテリアボンサイ)
今年黒帯に昇格した者同士の戦いは戦前から注目を浴びているカードでした。
塚田選手は今年のIBJJF主催ヨーロピアン選手権アダルト茶帯ペナ級で準優勝に輝き満を持して黒帯昇格を果たしています。
黒帯昇格後は元同門の強豪吉田勇太選手(ノヴァウニオンジャパン)をJJFJ主催イーストジャパンで降すなどして黒帯のトーナメントでも優勝を果たしており、勢いに乗っています。
今大会のアブソのトーナメントには全ての帯色で高額な賞金トーナメントとなっており、大きな注目を集めていました。
まずはアダルト黒帯アブソルート級の模様からお届けしたいと思います!
アダルト黒帯アブソルート級は6名がエントリー。
中でも注目はやはりホベルト・サトシ(ブルテリアボンサイ)でしょう。
色帯時代から際立った強さは広く知られており、国内で唯一、ムンジアルのタイトルを青、紫、茶すべての色帯で持っています。
特に茶帯時代の活躍は目覚しく、その主な獲得タイトルを列記すると、
・ムンジアル2010茶帯レーヴィ級・優勝
・アジア選手権2010アダルト茶帯メジオ級、アブソルート級・優勝
・ヨーロピアン選手権2011アダルト茶帯レーヴィ級・優勝
・パン選手権2011アダルト茶帯レーヴィ級・優勝
といったように主な国際タイトルを総ナメにする勢いでした。
黒帯昇格後、初のアブソにエントリーしたサトシを止める黒帯が現れるのか?
非常に興味深いトーナメントになりましたので早速お届けしたいと思います!
<アダルト黒帯アブソルート級一回戦>
塚田市太郎(ダムファイトジャパン)
VS
ホベルト・サトシ(ブルテリアボンサイ)
今年黒帯に昇格した者同士の戦いは戦前から注目を浴びているカードでした。
塚田選手は今年のIBJJF主催ヨーロピアン選手権アダルト茶帯ペナ級で準優勝に輝き満を持して黒帯昇格を果たしています。
黒帯昇格後は元同門の強豪吉田勇太選手(ノヴァウニオンジャパン)をJJFJ主催イーストジャパンで降すなどして黒帯のトーナメントでも優勝を果たしており、勢いに乗っています。
サトシが飛びついて引き込みます。
塚田選手は得意のパスガードで揺さぶりをかけます。
試合開始早々動きのある見応えのある試合展開となりました。
しかし、サトシがスイープするとそのまま流れるようにマウントへ!
そしてマウントから体勢を入れ替えて三角絞めの体勢に移行します。
三角絞めが極まりサトシが準決勝進出です。
<アダルト黒帯アブソルート級一回戦>
アサダ・トシオ(グレイシーバッハ愛知)
VS
松村威(バルボーザジャパン東京)
アサダ選手は最近積極的に試合に出場しています。
ここ最近ではBJJFJ主催の全日本選手権での塚田市太郎選手(ダムファイトジャパン)との激闘が記憶に新しいところでしょう。
敗れはしましたが、気迫あふれる戦いぶりは会場を沸かせました。
松村選手はマルキーニョスをスイープしたことのあるテクニシャンです。
この試合でも巧みなガードワークからスイープが炸裂します。
スイープを決めた松村選手が2ポイントを先制!
このポイントを守りきった松村選手が2-0で準決勝進出を果たしました。
<アダルト黒帯アブソルート級準決勝>
生田誠(トラスト柔術アカデミー)
VS
ホベルト・サトシ(ブルテリアボンサイ)
世界屈指のガードワークを誇る生田選手。
サトシはパスガードできるでしょうか。
開始早々テイクダウン気味に2ポイントをサトシが先制しますが、その後は生田選手のガードに手を焼きます。
インヴァーテッドガードなどを駆使し、回転系のガードを使いながらサトシの攻撃をかわしていく生田選手。
サトシは足関節などを織りまぜながらプレッシャーを与えていきます。残り時間は1分を切ったところで2-0でサトシがリード。
このまま試合終了かと思われたところでサトシが渾身のパスガード&マウント!生田選手がパスされるのはサトシの兄マルキーニョスとアジア選手権2010のアブソルート級で対戦して以来ではないでしょうか。
サトシはそのままマウントから十字絞めをしかけます。
絞めからエスケープした生田選手は残り時間10秒ほどのところで足をとりにいきますがこれは不発。
ポイント9-0でサトシが決勝進出です!
<アダルト黒帯アブソルート級準決勝>
松村威(バルボーザジャパン東京)
VS
アンデウソン天川”ホンダ”(カーロストヨタBJJ)
この両者、今年6月に開催されたJJFJ主催イーストジャパンでも対戦済み。
その時は天川選手がハーフガード、それにパスガード狙う松村選手という試合展開となり、結局0-0のままレフリー判定で松村選手が勝利しています。
天川選手にとってはリベンジの願ってもないチャンスがやってきました。
松村選手は返り討ちにすることができるでしょうか。
試合は前回とは全く違う展開になり、天川選手がパスガードから絞めを狙います。
しばらく耐えた松村選手ですが無念のタップ。天川選手がリベンジを果たしての決勝進出です!
<アダルト黒帯アブソルート級決勝>
ホベルト・サトシ(ブルテリアボンサイ)
VS
アンデウソン・天川”ホンダ”(カーロストヨタBJJ)
サトシはレーヴィ級、天川選手はペサディシモ級ですからかなりの体格差です。
サトシにとっては茶帯時代でいえばサムエル木下(インファイトジャパン)以来の体格差ではないでしょうか。
巨体の天川選手をテイクダウンして先制の2ポイントを挙げるサトシ。一度ガードに入れて呼吸を整えます。
ガードから腕十字、三角絞めなどノンストップで技を仕掛けるサトシ。
サトシの決め技わをことごとく潰した天川選手は強引に立ち上がってきます。
しかしスタンドになった所でサトシが再びテイクダウン!
そのままサトシが試合を支配し、4-0で優勝を果たしました!
色帯時代は一本勝ちの山を築いてきたサトシですが、今回のトーナメントでは危ない場面こそなかったものの、準決勝、決勝で極めきれずに終わり、やや攻めあぐねた場面が印象に残りました。
黒帯に昇格したことで、大勢の黒帯の中の一人に埋もれてしまうのか、色帯時代と同様に快進撃を続けることができるのか?
サトシの次の試合は10/2のドゥマウ、10/8のワールドプロ予選、そして10/23のヒクソン杯に出場予定です。
ヒクソン杯ではクロン・グレイシーとの対戦を熱望しており、クロンが出る階級に出る!と意気込んでいます。
クロンvsサトシのビッグカードは実現するのでしょうか?!
そんなサトシは今日(9/19)が誕生日で22歳になりました!
こんだけ強くてまだ22歳という若さ!
サトシの今後の活躍に注目です!
<アダルト黒帯アブソルート級>
優勝 ホベルト・サトシ(ブルテリアボンサイ)
準優勝 アンデウソン・天川”ホンダ”(カーロストヨタBJJ)
3位 生田誠(トラスト柔術アカデミー)、松村威(バルボーザジャパン東京)
photo and text by Takashi Umezawa
【今日が誕生日の柔術家】ホベルト・サトシ・ソウザ、ルーカス・レプリ
©Bull Terrier Fight Gear