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2011年10月19日

【テクニック】ブルーノ・フラザト:引き込み方法

先週の日曜にパラエストラ小岩で行われたブルーノ・フラザトのセミナーではベリンボロを中心に紹介されました。

その多くが複雑で手順の多い難解なテクニックでまさに「お金を出してでも習得したい」と思わせる価値ある技術の連続でした。

このセミナーに参加した方は紫帯以上の方がほとんどだったのでよかったですが、もしこれが青帯や白帯レベルの方だったら、テクニックうんぬんの前に何をやってるのかがわからない状態に陥ってしまったのでは?と思わせるほど難易度の高いセミナーだったのには驚いてしまいました。

ですがそれなりの金額を出してセミナーに参加してすぐにできてしまうような簡単な技ばかりだったら逆にこんなものか、とがっくりしてしまうこともあるので、これぐらいのハイレベルなものの方がよかったかもしれませんね。

それでも後半の質問コーナーでは割とシンプルなパスガード方法やデラヒーバの解除法など初心者にもわかりやすくバラエティに富んだテクニックを披露してもらえました。

その中で自分が「これはいいな」と思ったものを1つ紹介したいと思います。

ブルニーニョはインポッシブルガードの異名を持つだけにガードワークに定評がありますが、そのガードを活かすにはうまく引きこむことが大事。

セミナーでも「引き込み方法を教えて」と言われ、そこで紹介したのがやり方です。

本来はセミナーで披露された技をすぐに公開するのはどうかとも思いましたが、今回はブルニーニョ本人に特別に許可を得ての特別公開です!



引きこむ場合は相手より態勢を低く構えます。
低く構えとかないとタックルなどに入られる可能性が高くなってしまうからです。




両手で相手の片方の襟を持って強く引き下げ態勢を崩します。




相手が態勢を立て直す前に素早く斜めに動きながらガードに引き込みます。
正面から入るのではなく斜めに動くのがポイントです。




相手を引きつけたままガードポジションに入れて自分の得意な形を作ります。
ブルニーニョの場合はデラヒーバガードでした。




しっかりとガードポジションを取って引き込みの完成です。




どうでしょうか?!

試合するときにうまく引き込めるかどうかというのは非常に重要なポイントです。

ぜひこの方法も試して欲しいと思います!



©Bull Terrier Fight Gear

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