English Portugues Japanese

2011年10月28日

【セミナー】ルアナ・アズギエル、日本初セミナーin Over Limit BJJ


10/26(水)、埼玉県鴻巣のOver Limit BJJにて女子の柔術世界王者、ルアナ・アズギエルのセミナーが開催されました。

ルアナは今回、完全にプライベートでの来日だったのでセミナーは急遽決まったこの1回のみでした。

平日である水曜日の夜、しかも東京ではなく埼玉県鴻巣市というやや遠方での開催、そして急な告知と悪条件が重なりましたが、参加人数もそれなりに集まり大健闘といっていでしょう。

やはりルアナは現役の女子柔術家だけに女子選手からの注目が大きく、はるばる参加してきた女子の方もいらしてました。

ここで簡単にルアナのプロフィールを紹介しておきましょう。

ルアナはムンジアルのチーム優勝すること5回という屈指の名門、アリアンシ所属でその柔術キャリアは13年になります。

元々はマルコ・バルボーサの元で柔術を始め、黒帯もバルボーザから取得しましたがいまひとつ伸び悩み、2008年のムンジアル後に一念発起しアリアンシへ移籍。

その翌年の2009年に前年度に敗れたキーラ・グレイシーにリベンジを果たしてムンジアル初優勝。

ムンジアル優勝後にはバルセロナで開催されたADCCでも優勝して柔術&グラップリングで2冠を達成し、一躍女子柔術界の強豪として認知されました。

また2010年にはもう1つの世界大会とも言えるワールドプロでも優勝し3冠に輝くも、続くムンジアルではキーラにリベンジを許し準優勝に。

ですが今年のムンジアルではまたも王座に返り咲きし、現在までトップとして君臨し続けています。

そんなルアナは意外にも今回が初来日で、もちろん日本でのセミナー開催も初めて。

今日はその貴重なセミナーの様子を紹介したいと思います。



まずは準備運動とウォームアップでスタート。
最近のセミナーはいきなりテクニックから入るのでこういうのは新鮮な感じがしました。




続いて行われたのはガード&トップのパスゲームみたいなもの。
トップ側はギを掴まずに相手の頭にタッチ、ガード側は手を使わずにそれを防御します。
タッチの数で優劣が付けられ、負けた方は腕立ての罰ゲーム。




テクニックはクローズドガードからの攻め方の一連のパターンを紹介。




セミナーはポルトガル語で行われ、それをエジソン篭原が通訳という流れで行われました。




ルアナは1つ1つのテクニックに結構時間をかけて説明していて、
個別に見てまわる時間も長めでした。




そのためテクニックの数は多くなかったものの、その分じっくりと技を
習得できたのではないでしょうか?!




このセミナーではクローズドを割り、パスしてバックから絞めでフィニッシュまでの流れの
パターンをレクチャー。
印象的だったのは「相手に何もさせるな。常に先手で攻める。自分の得意な技からの連携を増やせ」という言葉。
これがルアナ流の必勝法!




セミナー中も笑顔を絶やさずにこやかなルアナ。
いい雰囲気のセミナーでした!




はるばる東京から参加した女子も!
帰り時間は大丈夫だったんでしょうか?!




セミナーは平日の夜という悪条件ながらも盛況。
マットスペースもギリギリセーフな感じです。




セミナーの締め括りは女子選手とのスパー。
もちろん全員からタップを奪い世界王者としての強さを存分に見せつけました!




最後の挨拶で「また日本でセミナーをやりたい」との希望を口にしていたルアナ。
実際にそのプランはあるようで実現に期待!




セミナーを主催したOver Limit BJJのエジソン篭原&クリスチアーノ・カリオカと。
Over Limit BJJは今月オープンしたばかりですが、最初の週にラルフ・ゴーを招き、
今回はルアナのセミナー開催となかなか豪華です!




セミナーに参加した女子選手と。
ルアナは来年2月、ヨーロピアン選手権の1週間後にドイツで女子柔術家のみを集めたトレーニングキャンプをするそうです。
日本人にもぜひ参加して欲しいとのことなので、ヨーロピアン出場のついでにドイツまで足を運んでみてはいかがでしょうか?!。



【今日が誕生日の柔術家】ジェファーソン・モウラ、ホドリゴ・フェイジャオン




©Bull Terrier Fight Gear

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔