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2011年10月29日

ヒクソン杯2011:黒帯ペナ級、メンデス兄弟が1&2フィニッシュ!

今年のヒクソン杯には多くの外国人選手が出場しましたが、その中でも目を惹いたのはやはりハファ&ギイのメンデス兄弟でしょう。

このメンデス兄弟は昨年もヒクソン杯に兄弟揃って出場しており、2年連続参戦です。

ハファに至ってはその前年度も単独参戦しているので今大会で3度目の出場で外国人選手として過去最多出場。

またハファはムンジアルの連覇、そして今大会の1ヶ月前に開催されたADCCでも優勝しており、まさに今が旬の選手といっていい存在で、その試合ぶりは一際注目を集めていました。

最強の柔術兄弟であるメンデス兄弟に日本人選手がどこまで通じるか?!がこの階級の見所です。



1回戦
生田誠(トラスト柔術アカデミー)
vs
北原暢彦(AXIS柔術アカデミー)
ポイント2−2、アドバンテージ0−0からレフェリー判定で北原選手が勝利。




2回戦
嶌崎公次(クラブバーバリアン)
vs
水洗雄一郎(X-TREME柔術アカデミー)
つい先月のDUMAUで対戦したばかりの両者が再び対戦。
スイープの2ポイントで嶌崎選手が連勝で準決勝へ。




2回戦
片庭勝則(AXIS柔術アカデミー千葉)
vs
ハファエル・メンデス(ATOS)
1回戦シードだったハファが登場!
昨年のヒクソン杯でも対戦した片庭選手と2年連続の対戦です。




引き込んだハファがスイープ、パスでポイントを重ねて最後はアームロックの一本勝ちでした!




2回戦
北原暢彦(AXIS柔術アカデミー)
vs
ギイ・メンデス(ATOS)
ムンジアルではプルーマのギイが階級アップでペナに出場。
1回戦シードで2回戦から出場です。




パスガードからベースボールチョークでタップアウト!




一本勝ちで準決勝進出です。




準決勝
嶌崎公次(クラブバーバリアン)
vs
ハファ・メンデス(ATOS)
今大会のベストマッチともいえるのがこの試合!




引き込んだハファがスイープで先制。




なんと嶌崎選手もスイープでハファを返す!
世界王者からポイントゲット!




その後、またスイープされるも再びスイープし返して会場内は騒然とした雰囲気に!




ですが最後は送り襟絞めで無念のタップ。




敗れたものの嶌崎選手の健闘が光った一戦でした!




準決勝
ギイ・メンデス(ATOS)
vs
小林賢輔(G-FREE)




2回戦に続き、またもベースボールチョークで一本!




はるばる関西から出場した小林選手、ギイ相手に敗退も3位入賞です。




ペナ級表彰台
優 勝 ハファエル・メンデス(ATOS)
準優勝 ギリャルメ・メンデス(ATOS)
3 位 嶌崎公次(クラブバーバリアン)、小林賢輔(G-FREE)




昨年に引き続き今年も兄弟で1&2フィニッシュのメンデス兄弟。
今年は兄弟対決はやりませんでしたが、まさに磐石の強さを見せつけた試合ぶりでした!



©Bull Terrier Fight Gear

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