2011年11月21日
2006年のムンジアル Part.2
昨日の続き、2006年のムンジアル・試合編です。
この年のムンジアルを最後に試合に出場しなくなった選手がたくさんいたのも印象的でした。
もちろん選手らは「これが引退試合」と名言しているわけではないので今後、試合をする可能性はなくはないですが、今のところは結果的に区切りになっているようです。
その中でも現在はJBJJFの会長を務める中井祐樹、そして理事の早川光由の両氏が試合に出場、ともにその後は現役として一線を退いた形になっています。
日本の柔術界を牽引した両選手の最後の試合となったムンジアルは日本柔術界にとっても大きな転機になった大会と言っても過言ではないでしょう。

中井祐樹氏(パラエストラ東京)は黒帯ペナ級に出場。
マナウスの選手にサイドからのベースボールチョークで一本負けでした。
この年のムンジアルを最後に試合に出場しなくなった選手がたくさんいたのも印象的でした。
もちろん選手らは「これが引退試合」と名言しているわけではないので今後、試合をする可能性はなくはないですが、今のところは結果的に区切りになっているようです。
その中でも現在はJBJJFの会長を務める中井祐樹、そして理事の早川光由の両氏が試合に出場、ともにその後は現役として一線を退いた形になっています。
日本の柔術界を牽引した両選手の最後の試合となったムンジアルは日本柔術界にとっても大きな転機になった大会と言っても過言ではないでしょう。

中井祐樹氏(パラエストラ東京)は黒帯ペナ級に出場。
マナウスの選手にサイドからのベースボールチョークで一本負けでした。

中井氏はこの試合を最後にムンジアル参戦に区切りをつけました。

早川光由氏(トライフォース柔術アカデミー)は黒帯レーヴィ級に出場。
マリオ・ヘイスと対戦し難解な関節技で攻め込まれ、かなりの苦戦を強いられました。

最終的にはポイント判定負けでしたが、強豪のマリオとの対戦は非常に見応えがありました。

これまでほぼ毎年のようにムンジアルに参戦していた高谷聡選手(パラエストラ吉祥寺)も今のところ今大会が最後のムンジアル。
つい先日、Dreamに参戦したヤン・カブラルと対戦し絞めで一本負け。

高谷選手はこの後は国内大会に照準を絞って現役生活を続けています。

現在をMMAに転向し、UFCを主戦場にしているデミアン・マイアも最後のムンジアル出場。
1回戦で黒帯になったばかりの新鋭、タルシス・フンフェリーと対戦。

なんと初戦で敗退というアップセットで静かにマットを下りました。
結果的にこの敗退が転機となり本格的にMMA進出を果たしたのかも知れません。

90年代後半〜2000年中期ぐらいまでの柔術の代表的な選手、マーシオ・フェイトーザ。
マーシオも今大会が最後のムンジアルになっています。

決勝戦でコブリンヤにポイント判定負け。
このムンジアル優勝から本格的にコブリンヤの全盛期がスタート。
この後、ハファに敗れるまでムンジアル4連覇を果たしました。

この両者はまだ現役選手。
ブルーノ・フラザトvs佐々幸範の一戦は6-4でフラザト勝利。
フラザトは今大会で3位入賞を果たしています。

最近は試合から離れている佐々選手も来年のムンジアルには出場予定だそうです!
【今日が誕生日の柔術家】ダニエル・オテロ
©Bull Terrier Fight Gear