2012年01月22日
btbrasil at 13:16 Permalink
reversal BJJ Championship 2012:グラップリングデスマッチトーナメント
1/21(土)、台東区浅草の台東リバーサイドスポーツセンターでreversal主催『reversal BJJ Championship 2012』、『バレット・サブミッショングラップリングトーナメント』『JEWELSグラップリング&BJJトーナメント2012』が開催されました。
本日は大会前から話題になっていた時間無制限&一本決着のみのグラップリングデスマッチトーナメントの模様をお届けいたします!
この過酷なルールでのトーナメントはバレット・ヨシダの要望で開催が実現。
もちろんバレットもトーナメントにエントリーしています。
過去にバレットは今大会と同じような時間無制限の一本決着のみの試合形式で試合したことがあり、その試合は2時間半を戦い、試合中に互いに体調不良を理由に続行不可能となってドローに終わったそうです。
そして試合後には脱水症状となり、そのまま病院に運び込まれるという事態になり、この試合形式がいかに過酷かを身をもってしっているのがバレット自身。
またその試合はワンマッチのスーパーファイトでしたが、今大会はトーナメントで行われるので、前回以上の過酷さとなるのは必至であり、バレットも「どうなるかわからない」と悲壮な覚悟での出場でした。
そんな日本初のデスマッチトーナメント、試合の様子を見て頂きましょう。
バレット・ヨシダ(SD Und1sputed)
<グラップリングでスマッチトーナメント一回戦>
西林浩平(GRABAKA柔術クラブ)
VS
カツオ(K太郎道場)
静かな立ち上がりとなったこの試合、スタンドでの攻防がしばらく続いた後に西林選手が引き込みました。
まずは西林選手がバックを奪取!
カツオ選手はエスケープするとパスガードで果敢に攻め立てます。
ラバーガードなどを駆使する西林選手。
カツオ選手も三角絞めなどのチャンスを迎えますがこれは不発。
西林選手はディープハーフガードの状態から揺さぶりをかけます。
足関節などを狙う西林選手。
そしてまたバックを取ります。ポジションがめまぐるしく変わるので目が離せません!
エスケープしたカツオ選手は反撃を始めます。
腕を狙うカツオ選手。
西林選手は足を取りにいきますがカツオ選手は冷静に対処します。
ポジショニングで優位に進めていた西林選手ですが、40分過ぎにカツオ選手にマウントを奪われてしまいます。
そして時間にして46分36秒、K太郎選手ばりのチョークをカツオ選手が極めて決勝進出を果たしました!
続いては今大会の主役でもあるバレット・ヨシダの登場です!
さすが世界的なグラップラー、試合前の集中した表情は迫力がありました。
<グラップリングデスマッチトーナメント一回戦>
バレット・ヨシダ(SD Und1sputed)
VS
猿田洋祐(REDIPS)
開始早々バレットが引きこんで試合スタート。
すぐにスタンドでの攻防に戻ります。
またも引き込んだバレットは潜っていきます。
猿田選手は体幹が強いのかバランスを崩しません。
パスガードを狙う猿田選手。
バレットはスパイラルガードから攻撃のチャンスをうかがいます。
そして足を取りに行くバレット。
14分25秒、膝を極めたバレット選手が勝利!
互いに実力者だけに長期戦になるかと思われたこの試合。
ですが意外にも15分足らずという短い試合タイムで決着がつきました。
この勝利で大会提唱者であるバレットが決勝進出を果たしました!
いよいよ決勝戦です。
試合前に集中するバレット。
対するカツオ選手はカメラ目線でポーズをきめてくれました。
<グラップリングデスマッチトーナメント決勝戦>
カツオ(K太郎道場)
VS
バレット・ヨシダ(SD Und1sputed)
バレット選手が引き込み、カツオ選手がパスガードを狙う展開に。
互いの持ち味が発揮されるような噛み合った展開になりそうです!
安定したガードワークをみせるバレット。
そして足を抱えながらスイープ気味に立ち上がります。
一瞬バックにつきかけたバレットですが、カツオ選手はバレットの頭を押して踏ん張ります。
深追いせずクロスガードの体勢を選択したバレット選手。
徐々に体をずらしていき、バックに回りこんでいきます。
そしてバックに回ると三角ロックでカツオ選手の動きを封じながら極めの体勢に。
しばらく防御したカツオ選手ですが、万事休す。
7分39秒、バレットが裸絞めで勝利!
4名参加の本トーナメントは優勝本命と目されていたバレットが下馬評通りの優勝を果たし、大会提唱者としての面目を保ちました!
グラップリング・デスマッチトーナメント表彰台
優 勝 バレット・ヨシダ(SD Undisputed)
準優勝 カツオ(K太郎道場)
3 位 西林浩平(GRABAKA柔術クラブ)、猿田洋祐(REDIPS)
次回は引き続き柔術部門などの試合模様もレポートいたします!
photo and text by Takashi Umezawa
【今日が誕生日の柔術家】フレジソン・アウベス
©Bull Terrier Fight Gear
本日は大会前から話題になっていた時間無制限&一本決着のみのグラップリングデスマッチトーナメントの模様をお届けいたします!
この過酷なルールでのトーナメントはバレット・ヨシダの要望で開催が実現。
もちろんバレットもトーナメントにエントリーしています。
過去にバレットは今大会と同じような時間無制限の一本決着のみの試合形式で試合したことがあり、その試合は2時間半を戦い、試合中に互いに体調不良を理由に続行不可能となってドローに終わったそうです。
そして試合後には脱水症状となり、そのまま病院に運び込まれるという事態になり、この試合形式がいかに過酷かを身をもってしっているのがバレット自身。
またその試合はワンマッチのスーパーファイトでしたが、今大会はトーナメントで行われるので、前回以上の過酷さとなるのは必至であり、バレットも「どうなるかわからない」と悲壮な覚悟での出場でした。
そんな日本初のデスマッチトーナメント、試合の様子を見て頂きましょう。
バレット・ヨシダ(SD Und1sputed)
<グラップリングでスマッチトーナメント一回戦>
西林浩平(GRABAKA柔術クラブ)
VS
カツオ(K太郎道場)
静かな立ち上がりとなったこの試合、スタンドでの攻防がしばらく続いた後に西林選手が引き込みました。
まずは西林選手がバックを奪取!
カツオ選手はエスケープするとパスガードで果敢に攻め立てます。
ラバーガードなどを駆使する西林選手。
カツオ選手も三角絞めなどのチャンスを迎えますがこれは不発。
西林選手はディープハーフガードの状態から揺さぶりをかけます。
足関節などを狙う西林選手。
そしてまたバックを取ります。ポジションがめまぐるしく変わるので目が離せません!
エスケープしたカツオ選手は反撃を始めます。
腕を狙うカツオ選手。
西林選手は足を取りにいきますがカツオ選手は冷静に対処します。
ポジショニングで優位に進めていた西林選手ですが、40分過ぎにカツオ選手にマウントを奪われてしまいます。
そして時間にして46分36秒、K太郎選手ばりのチョークをカツオ選手が極めて決勝進出を果たしました!
続いては今大会の主役でもあるバレット・ヨシダの登場です!
さすが世界的なグラップラー、試合前の集中した表情は迫力がありました。
<グラップリングデスマッチトーナメント一回戦>
バレット・ヨシダ(SD Und1sputed)
VS
猿田洋祐(REDIPS)
開始早々バレットが引きこんで試合スタート。
すぐにスタンドでの攻防に戻ります。
またも引き込んだバレットは潜っていきます。
猿田選手は体幹が強いのかバランスを崩しません。
パスガードを狙う猿田選手。
バレットはスパイラルガードから攻撃のチャンスをうかがいます。
そして足を取りに行くバレット。
14分25秒、膝を極めたバレット選手が勝利!
互いに実力者だけに長期戦になるかと思われたこの試合。
ですが意外にも15分足らずという短い試合タイムで決着がつきました。
この勝利で大会提唱者であるバレットが決勝進出を果たしました!
いよいよ決勝戦です。
試合前に集中するバレット。
対するカツオ選手はカメラ目線でポーズをきめてくれました。
<グラップリングデスマッチトーナメント決勝戦>
カツオ(K太郎道場)
VS
バレット・ヨシダ(SD Und1sputed)
バレット選手が引き込み、カツオ選手がパスガードを狙う展開に。
互いの持ち味が発揮されるような噛み合った展開になりそうです!
安定したガードワークをみせるバレット。
そして足を抱えながらスイープ気味に立ち上がります。
一瞬バックにつきかけたバレットですが、カツオ選手はバレットの頭を押して踏ん張ります。
深追いせずクロスガードの体勢を選択したバレット選手。
徐々に体をずらしていき、バックに回りこんでいきます。
そしてバックに回ると三角ロックでカツオ選手の動きを封じながら極めの体勢に。
しばらく防御したカツオ選手ですが、万事休す。
7分39秒、バレットが裸絞めで勝利!
4名参加の本トーナメントは優勝本命と目されていたバレットが下馬評通りの優勝を果たし、大会提唱者としての面目を保ちました!
グラップリング・デスマッチトーナメント表彰台
優 勝 バレット・ヨシダ(SD Undisputed)
準優勝 カツオ(K太郎道場)
3 位 西林浩平(GRABAKA柔術クラブ)、猿田洋祐(REDIPS)
次回は引き続き柔術部門などの試合模様もレポートいたします!
photo and text by Takashi Umezawa
【今日が誕生日の柔術家】フレジソン・アウベス
©Bull Terrier Fight Gear