2012年02月01日
ヨーロピアン2012:黒帯レーヴィ級、ホベルト・サトシ・ソウザの試合レポート 決勝戦
昨日お伝えした通り、黒帯で初出場したヨーロピアン選手権で決勝戦に勝ち上がったホベルト・サトシ・ソウザ(ブルテリア・ボンサイ)。
1、2回戦を一本勝ちし、準決勝では元世界王者のマイケル・ランギをスイープ合戦の末に6−4で下した試合はまさに激闘という激しいものでした。
その反対ブロックには昨年のヨーロピアンの黒帯ペナ王者のエジ・ラモス(ATOS)と黒帯レーヴィ3位のJTトーレス(ロイドアーヴィン)が決勝戦進出を賭けて激突。
昨年12月にブラジルのポルトアレグレで開催されたプロ柔術「コパ・ポジオ」で対戦したばかりの両者がいきなりの再戦(コパ・ポジオではエジが勝利)となり、この試合の勝者が決勝でサトシと対戦することになりました。
今日はエジvsJTの準決勝から紹介したいと思います!
アダルト黒帯レーヴィ級準決勝
エジ・ラモス(ATOS)
vs
JTトーレス(ロイドアーヴィン)
1、2回戦を一本勝ちし、準決勝では元世界王者のマイケル・ランギをスイープ合戦の末に6−4で下した試合はまさに激闘という激しいものでした。
その反対ブロックには昨年のヨーロピアンの黒帯ペナ王者のエジ・ラモス(ATOS)と黒帯レーヴィ3位のJTトーレス(ロイドアーヴィン)が決勝戦進出を賭けて激突。
昨年12月にブラジルのポルトアレグレで開催されたプロ柔術「コパ・ポジオ」で対戦したばかりの両者がいきなりの再戦(コパ・ポジオではエジが勝利)となり、この試合の勝者が決勝でサトシと対戦することになりました。
今日はエジvsJTの準決勝から紹介したいと思います!
アダルト黒帯レーヴィ級準決勝
エジ・ラモス(ATOS)
vs
JTトーレス(ロイドアーヴィン)
エジのガードをJTがスタックパスのアタック。
そこからバックに移行したJTが4ポイント獲得、4−0に。
そして送り襟絞めへ!
絞められながらも必死にエスケープを試みるエジ!
JTもポジションをキープしながら執拗に絞めを狙い続ける!
そして試合時間が残り30秒を切ったところで遂にエジがタップ!
9:31、送り襟絞めでJTが一本勝ち、決勝戦進出を決めました!
決勝戦はセコンドが付くことが可能。
もちろんマルキーニョスがセコンド役。
決勝戦は互いに22歳という新鋭同士の初対決が実現です!
試合開始直後、いきなりサトシがタックル!
ですがこれは場外際で不発。
するとすぐさま引き込みにチェンジ。
ガードポジションへ。
このサトシのガードを引き上げてパスを仕掛けていきます。
足を畳んで束ねていく俗にいう“TTパス”の形で腰を殺していくJT。
サトシは反転しながらパスのディフェンス。
そこ見逃さずにバックに張り付き、
一気に腕十字へ!
サトシはJTの方に身体の向きを変えながら両手をクラッチ。
そして体を起こしてディフェンスに成功。
と、思いきやJTは腰を浮かせながら腕十字!
完全に伸びてしまったかに見え、サトシは大ピンチ!
ですが腕を引きぬくことで腕十字から脱出!
そしてすぐにパスガードへ!
JTは得意のスパイダーガードで対抗!
それをTTパスでパスガードしていくサトシ。
パスガードに成功!
ポイントは3−0に。
さらにニーインザベリーで2ポイント追加、5−0。
JTはハーフガードに戻すも、
サトシはそこから十字絞め!
でもこれは極まらず。
試合時間は残り僅か!
そしてタイムアップ、5−0でサトシ勝利!
サトシ、歓喜の黒帯で国際大会初優勝です!
亡き父のTシャツを掲げて勝利のアピール!
ホベルト・サトシ・ソウザ、黒帯昇格してから初のビッグタイトル獲得。
これで名実ともに世界の強豪として認知されたことでしょう!
アダルト黒帯レーヴィ級表彰台
優 勝 ホベルト・サトシ・ソウザ(ブルテリア・ボンサイ)
準優勝 JTトーレス(ロイド・アーヴィン)
3 位 マイケル・ランギ(アリアンシ)、エジ・ラモス(ATOS)
©Bull Terrier Fight Gear