2012年02月05日
Exclusive interview:ヨーロッパの格闘ブランド「スクランブル」
現在、ブルテリアで働いている香港人の秋さん。
元々は日本に試合をするためにたびたび来日していましたが、昨年から仕事と柔術の練習のために長期滞在し、昼間はブルテリアに勤務、夜はブルテリア・ボンサイで練習しています。
秋さんは日本語だけでなく中国語、広東語、英語の4ヶ国語が話せるスタッフとして主に英語圏の海外のやり取りで大活躍中とのことです。
その秋さんは旅行が趣味で、昨年末にイギリスに旅行に行った際に現地の格闘ブランドである「スクランブル」のオーナーであるベンとマットに直接話をする機会があり、インタビューをしてきてくれました。
今日はそのインタビューをお届けしたいと思います。
「スクランブル」のマット(左)とベン(右)。
元々は日本に試合をするためにたびたび来日していましたが、昨年から仕事と柔術の練習のために長期滞在し、昼間はブルテリアに勤務、夜はブルテリア・ボンサイで練習しています。
秋さんは日本語だけでなく中国語、広東語、英語の4ヶ国語が話せるスタッフとして主に英語圏の海外のやり取りで大活躍中とのことです。
その秋さんは旅行が趣味で、昨年末にイギリスに旅行に行った際に現地の格闘ブランドである「スクランブル」のオーナーであるベンとマットに直接話をする機会があり、インタビューをしてきてくれました。
今日はそのインタビューをお届けしたいと思います。
「スクランブル」のマット(左)とベン(右)。
──まず始めに「スクランブル」を始めたきっかけから教えて下さい。
マット:最初はネット売買のみからのスタートしました。2009年、イギリスは不景気で就職することが困難だったのです。そこで「自分に何ができるだろうか?」と考えた末、ブラジリアン柔術やグラップリングが大好きだったので、まずレアなギアグッズをネット売買することから始めたのです。その後、ベンと一緒に自分たちのブランドとして「スクランブル」を立ち上げ、自分達の製品を作るに至ります。
──「スクランブル」を始めたときにどんな困難や問題がありましたか?
ベン:最初の問題は資金ですね。我々の会社はお金を借りないポリシーなので、一歩ずつ前に進んできました。また少量の注文を受け付けない工場が多いので、何回も交渉しなければいけないのにも苦労しました。
──デザインの感性やインスピレーションはどこからですか?
マット:妻が日本人なので過去に4年間ほど日本に住んでいたことがあるんです。そこで日本文化の影響を受けていくうちに、日本特有のデザインを試みたいと思いました。
──他のブランドと「スクランブル」の異なるところはどんなところでしょうか?
ベン:ユニークであるところです。厳粛なイメージにはフォーカスしていません。常にユーモアのセンスを持ち、お客様とのインタラクションはとても大切にしています。これからもより良いサービスを提供していきたいと思います。
ユーモアのセンスを持った商品群が持ち味の「スクランブル」。
その商品ラインナップはコチラから!
──現在発売されているの柔術衣をどう思いますか?
マット:素晴らしいビジネスだと思います(笑)。正直に申し上げると、大多数のブランドは同じことをやっていると思います。同じパッチ、同じ組み合わせ、同じ柔術衣。この市場は我々にとってユニークな柔術衣を作るチャンスがあると思います。
昨年、BUDOVIDEOS.COMでも販売され、
たった30分で予約完売した「一番」モデル。
日本にも少量入荷することができました!
★コチラから!
──イギリスでブラジリアン柔術は人気がありますか?
ベン:凄い勢いでブラジリアン柔術人口が膨らんでいますよ。2011年のブリティシュオープンには800人以上もの選手が参加しました。また世界トップクラスの選手達によるアカデミーもイギリスでの設立が増えています。ホジャー・グレイシー、ブラウリオ&ヴィトーのエスティマ兄弟はイギリスにアカデミーを持っていますし、テレレもイギリス人と結婚をし、イギリスに移住してきました。ADCCがイギリスで行われたことも注目すべき事柄でしょうね。
──ヨーロピアン選手権にイギリスから出場する注目すべきおすすめの選手はいますか?
ベン:ホジャー・グレイシーアカデミーからOLIVER GEDDES (黒帯)、DAN STRAUSS (茶帯)がいいですね。それとサイクロン柔術のANDREA VERDAMARE (黒帯)も活躍するのではと思いますよ。
──では最後に2012年の計画を教えて下さい。
マット:世界を引き継ぐことですね(笑)。どんどん大きくなりたいです、そしてもっと柔術衣を作りたいと思います。デザインにつきましては、独特のデザインを続け、さらに刺激的でおもしろい商品を提供していきたいと思います。「THINK DIFFERENT」、これこそスクランブルらしいモットーだと自負していますよ。実は現在「シークレットアイデア」を計画していて密かに遂行中なので、ぜひ楽しみしていて欲しいですね(笑)。
★次回、秋によるexclusive interview第2弾はイギリスの柔術雑誌「JIU JITSU STYLE」の社長のインタビューをお届けする予定です。お楽しみに!
【今日が誕生日の柔術家】レオ・サントス、アレッシャンドレ・トルクアト
©Bull Terrier Fight Gear
マット:最初はネット売買のみからのスタートしました。2009年、イギリスは不景気で就職することが困難だったのです。そこで「自分に何ができるだろうか?」と考えた末、ブラジリアン柔術やグラップリングが大好きだったので、まずレアなギアグッズをネット売買することから始めたのです。その後、ベンと一緒に自分たちのブランドとして「スクランブル」を立ち上げ、自分達の製品を作るに至ります。
──「スクランブル」を始めたときにどんな困難や問題がありましたか?
ベン:最初の問題は資金ですね。我々の会社はお金を借りないポリシーなので、一歩ずつ前に進んできました。また少量の注文を受け付けない工場が多いので、何回も交渉しなければいけないのにも苦労しました。
──デザインの感性やインスピレーションはどこからですか?
マット:妻が日本人なので過去に4年間ほど日本に住んでいたことがあるんです。そこで日本文化の影響を受けていくうちに、日本特有のデザインを試みたいと思いました。
──他のブランドと「スクランブル」の異なるところはどんなところでしょうか?
ベン:ユニークであるところです。厳粛なイメージにはフォーカスしていません。常にユーモアのセンスを持ち、お客様とのインタラクションはとても大切にしています。これからもより良いサービスを提供していきたいと思います。
ユーモアのセンスを持った商品群が持ち味の「スクランブル」。
その商品ラインナップはコチラから!
──現在発売されているの柔術衣をどう思いますか?
マット:素晴らしいビジネスだと思います(笑)。正直に申し上げると、大多数のブランドは同じことをやっていると思います。同じパッチ、同じ組み合わせ、同じ柔術衣。この市場は我々にとってユニークな柔術衣を作るチャンスがあると思います。
昨年、BUDOVIDEOS.COMでも販売され、
たった30分で予約完売した「一番」モデル。
日本にも少量入荷することができました!
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──イギリスでブラジリアン柔術は人気がありますか?
ベン:凄い勢いでブラジリアン柔術人口が膨らんでいますよ。2011年のブリティシュオープンには800人以上もの選手が参加しました。また世界トップクラスの選手達によるアカデミーもイギリスでの設立が増えています。ホジャー・グレイシー、ブラウリオ&ヴィトーのエスティマ兄弟はイギリスにアカデミーを持っていますし、テレレもイギリス人と結婚をし、イギリスに移住してきました。ADCCがイギリスで行われたことも注目すべき事柄でしょうね。
──ヨーロピアン選手権にイギリスから出場する注目すべきおすすめの選手はいますか?
ベン:ホジャー・グレイシーアカデミーからOLIVER GEDDES (黒帯)、DAN STRAUSS (茶帯)がいいですね。それとサイクロン柔術のANDREA VERDAMARE (黒帯)も活躍するのではと思いますよ。
──では最後に2012年の計画を教えて下さい。
マット:世界を引き継ぐことですね(笑)。どんどん大きくなりたいです、そしてもっと柔術衣を作りたいと思います。デザインにつきましては、独特のデザインを続け、さらに刺激的でおもしろい商品を提供していきたいと思います。「THINK DIFFERENT」、これこそスクランブルらしいモットーだと自負していますよ。実は現在「シークレットアイデア」を計画していて密かに遂行中なので、ぜひ楽しみしていて欲しいですね(笑)。
★次回、秋によるexclusive interview第2弾はイギリスの柔術雑誌「JIU JITSU STYLE」の社長のインタビューをお届けする予定です。お楽しみに!
【今日が誕生日の柔術家】レオ・サントス、アレッシャンドレ・トルクアト
©Bull Terrier Fight Gear