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2012年04月27日

【ワールドプロ2012】男子茶黒帯:決勝戦


ワールドプロ2012の最終日に開催された男子・茶黒帯の各階級の決勝戦の全試合を紹介します。

今年から階級分けが変わり、64kg、70kg、76kg、82kg、88kg、94kg、100kg、+100kgと8階級になりました。

これに伴い、女子も54kg、60kg、66kg、72kg、+72kgと5階級に倍増です。

男子・女子ともに無差別級もあるので実質は+1カテゴリーとなり、これまでの10kg刻みの階級分けに比べ格段に細かくなったのは出場する側にとってはいいことでしょう。



ワールドプロの賞金は男子・茶黒帯階級別の優勝は$8000、準優勝は$3000、3位は各$1500です。

そして無差別級は特別に賞金も高くなっていて優勝賞金は$30,000で準優勝でも$3000、3位は階級別と同じく$1500ずつとなっており、非常に高額な賞金が用意されています。

階級別と無差別で優勝したホドウフォは賞金合計$38,000、日本円で約300万円以上も手にしました。

賞金の他にもスペシャルディションのギと帯もあり、無差別級王者にはチャンピオンベルトもあります。

女子は男子に比べるとやや少ない賞金で優勝$4000、準優勝$2000、3位$500で、なぜか階級別と無差別とも同金額になってるのはなぜなんでしょうか?!

ワールドプロ全体で色帯を含めた賞金総額はなんと$320500となっていて、$1=80円で計算すると2564万!

各国で開催された予選でも賞金が出ていて驚いたのですが、本戦での賞金総額はまさにケタ違い、凄まじい金額です!

それでは男子・茶黒帯決勝を紹介します。



64kg
フェルナンド・ヴィレイラ(カリオカ・チーム)
vs
チアゴ・バヘット(One Brasa)
フェルナンジーニョは2004年のムンジアル黒プルーマ王者。
そのムンジアルではビビアーノ・フェルナンデスに勝利しての優勝でした。
本戦にはマナウス予選で優勝しての参戦でカリオカの門下生という選手です。




互いにスイープし合い、4−2でフェルナンジーニョ勝利で優勝。




70kg
サムエル・カンキエロ(UAEチーム)
vs
ハファエル・ドス・サントス(グレイシーバッハ)




カンキエロがポイントを奪いまくり19-0で完勝!




82kg
クラウジオ・カラザンス(ATOS)
vs
ルーカス・レイチ(チェックマット)




スイープを決めたカラザンスが2−0で勝利。




88kg
アンドレ・ガウヴァオン(ATOS)
vs
ヴィトー・トレド(ATOS)
サンディエゴ予選優勝のガウヴァオンと自費でアブダビ入りして本戦出場のトレドのATOS対決。




5:08、送り襟絞めでガウヴァオンが一本勝ち!
トレドはパン選手権に続きワールドプロでも決勝進出を果たすも、
またも決勝で一本負けしてしまい準優勝に終わりました。




94kg
ホドウフォ・ヴィレイラ(GFチーム)
vs
ホベルト・アレンカール“トゥッサ”(グレイシーバッハ)




5:03、腕十字でホドウフォ一本勝ち。
盤石の勝利でした。




100kg
シャンジ・ヒベイロ(ヒベイロJJ)
vs
ベルナルド・ファリア(アリアンシ)




引き込みからスイープを決めたシャンジが2−0で勝利。
ホドウフォに続きシャンジにも敗退のベルナルド・ファリア、頑張れ!




+100kg
マーカス・アルメイダ“ブシェシャ”(チェックマット)
vs
アントニオ・ブラガ・ネト(ゴルドJJ)




ネトが仕掛けたヒザ十字のカウンターでアキレスを極めたブシェシャが1:06、秒殺一本勝ち!



★女子の決勝は明日更新します!



【今日が誕生日の柔術家】ホドリゴ・カポラル(29)、ヒカルド・デメンチ(28)、ハビエル・バスケス(36)



©Bull Terrier Fight Gear



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