2012年05月21日
【大会レポ】チャイナオープン2012
5/19(土)、中国・上海のShanghai Golden Apple School体育館にてWJAJC主催・JJFC協力で開催された「チャイナオープン2012」。
今大会は2回目の開催で前回は2010年の9月に開催されています。
その大会は初開催ということもあり運営に苦労し、反省点が多かったために今回は日本で多くの大会を主催するドゥマウの代表であるエジソン篭原氏が、ルール面ではIBJJFのオフォシャルレフェリーであるクリスチアーノ・カリオカが招聘され、万全の体制で大会運営が行われました。
当初は2面で行われる予定だった試合も予備マットがあることが大会前日に発覚し、急遽3面で行うようにトーナメント順を組み直すなど、大会直前までバタつきましたが、その甲斐あって大会当日はほぼ予定通りに大会は進み、スムーズに試合を消化。
終了予定時刻を大きくずれ込むことなく大会を終わらせられたことは選手にとっても主催者にとっても負担にならずに済んだことでしょう。
第1回大会が開催された2010年、当時はまだそこまで知られていなかった柔術でしたが、今では中国全土で柔術熱が高まっており柔術アカデミーの数も選手の数も爆発的に大きく飛躍しているといいます。
それもあり、今大会では前回大会と比較して参加アカデミー、参加選手とも倍増し、延べ人数で約250人となり、日本の小規模大会を上回る参加者を集めました。
まだ試合は白帯と青帯が中心で紫帯は数試合が組まれるのみというのが現状ではありますが、色帯が経験を積む場としては最適といえます。
大会主催者は年内にあと数回の大会開催を予定しているそうなので、その際は日本から観光がてら参戦してみるのもいいのではないでしょうか?!
大会主催者のWJAJC・JJFCの山田重孝氏とレフェリー陣。
そして大会に参加した中国の柔術アカデミーの代表者。
今大会には上海だけでなく中国全土から18ものアカデミーから選手が出場しました。
試合マットは3面で開催。
当初は2面進行を予定するも大会前日に予備マットを発見し、急遽それらを使用しての
3面開催に。
会場には中国の格闘技雑誌のPRブースがオープン。
この雑誌は「カンフー&MMA」という名前で中身は主にUFCなどが掲載されてます。
中には日本でもお馴染みのクリスチアーノ上西のテクニックページも!
ギの販売ブースもありました。
これは中国発のキモノメーカーでその名も「ヘラクレス」。
とは言いつつもギはまんまShoyorollのモロパクリ!
ロゴの刺繍が違うだけで生地からステッチまでそのまんま。
堂々とここまで完コピはさすがコピー上等の中国でならでは
お値段は700元、約9000円ほど。
試合の得点板はPC出力で選手の顔写真入り!
ただコントロールに手間取ることが多々あったので大会中盤からは顔写真はなしに。
唯一行われた黒帯の試合に出場したブルーノ・モレイラ(上海BJJ)。
上海BJJのインストラクターです。
その対戦相手、ルシアーノ・メンデス(BIG KING BJJ)。
このBIG KING BJJ、漢字にすると大王柔術というんだからいかにも強そう!
チームロゴにもデカデカと「大王」と入ってます。
チャイナオープンの1試合目に行われたこの試合。
アダルト黒帯無差別級・6分(WPJJルールのため)です。
引き込んだルシーアノと互いに1度ずつスイープ。
そこからブルーノがスイープ、パスとポイントを重ねて判定勝ち。
7−2でブルーノが勝利でワンマッチ決勝を制しました!
青帯では日本から出場したハイサム・アイザック(アラバンンカ柔術アカデミー)が
階級別で優勝。
無差別にも出場しましたが、それは3回戦で敗退。
白帯では世界を旅しながら大会出場をしているジプシー柔術家、アリが出場。
つい先日まで日本にもいて某道場で練習していたらしい!
アリは階級別で優勝、無差別でも3位に入賞を果たし、月末にはムンジアルにも出場予定!
てか、仕事もせずに試合でまくりでそのお金はどこから?
大会会場は英語学校の体育館で学校内にも柔術クラスがあります。
この学校に通う生徒も試合に出場。
少数ながら子供や女子の試合も組まれました。
今大会唯一の汚点はレフェリーに対し暴言を吐き、試合進行を妨害した道場代表がいたこと。
この人物は過去の大会でも同様の問題を起こした要注意人物だったそうです。
もちろんカリオカのレフェリングに問題はなく完全な言いがかり!
かなり問題のある抗議の仕方されても冷静に対処してたカリオカもさすが。
この人物、かつてはチャイニーズマフィアだったと自称し、会場内でも
粗暴な振る舞いをしていたのが目に付きました。
抗議も門下生が止めても逆ギレしてマットに居座るという最悪な行動。
仕方ないのでこの人物を放置して他マットで試合進行しなければならず、大会進行を妨害!
ちなみにこの人物が代表を務めるアカデミーは今後の大会を
2年間出場停止処分になったそうです。
チーム優勝は南京にあるFRONTIER ASIA BJJ。
7人出場で4つの金、2つの銀、3つの銅メダルを獲得。
少数精鋭でチーム優勝を果たしました!
大会主催者の山田氏(中央)と審判団。
左からマルセロ・アンドレオーリ、クリスチアーノ・カリオカ、山田氏、クリスチアーノ上西と
レフェリー兼運営スタッフのエジソン篭原。
エジソンは選手呼び出し、レフェリーと一人二役で頑張ってました!
山田氏は年内に2、3回の大会開催を予定中。
まずはWPJJの中国予選、そして全中国選手権とのこと。
またMMA大会を主催する計画もあるそうなので、それも楽しみです!
★大会開催に協力したJJFCのオフィシャルサイトはコチラから!
©Bull Terrier Fight Gear
終了予定時刻を大きくずれ込むことなく大会を終わらせられたことは選手にとっても主催者にとっても負担にならずに済んだことでしょう。
第1回大会が開催された2010年、当時はまだそこまで知られていなかった柔術でしたが、今では中国全土で柔術熱が高まっており柔術アカデミーの数も選手の数も爆発的に大きく飛躍しているといいます。
それもあり、今大会では前回大会と比較して参加アカデミー、参加選手とも倍増し、延べ人数で約250人となり、日本の小規模大会を上回る参加者を集めました。
まだ試合は白帯と青帯が中心で紫帯は数試合が組まれるのみというのが現状ではありますが、色帯が経験を積む場としては最適といえます。
大会主催者は年内にあと数回の大会開催を予定しているそうなので、その際は日本から観光がてら参戦してみるのもいいのではないでしょうか?!
大会主催者のWJAJC・JJFCの山田重孝氏とレフェリー陣。
そして大会に参加した中国の柔術アカデミーの代表者。
今大会には上海だけでなく中国全土から18ものアカデミーから選手が出場しました。
試合マットは3面で開催。
当初は2面進行を予定するも大会前日に予備マットを発見し、急遽それらを使用しての
3面開催に。
会場には中国の格闘技雑誌のPRブースがオープン。
この雑誌は「カンフー&MMA」という名前で中身は主にUFCなどが掲載されてます。
中には日本でもお馴染みのクリスチアーノ上西のテクニックページも!
ギの販売ブースもありました。
これは中国発のキモノメーカーでその名も「ヘラクレス」。
とは言いつつもギはまんまShoyorollのモロパクリ!
ロゴの刺繍が違うだけで生地からステッチまでそのまんま。
堂々とここまで完コピはさすがコピー上等の中国でならでは
お値段は700元、約9000円ほど。
試合の得点板はPC出力で選手の顔写真入り!
ただコントロールに手間取ることが多々あったので大会中盤からは顔写真はなしに。
唯一行われた黒帯の試合に出場したブルーノ・モレイラ(上海BJJ)。
上海BJJのインストラクターです。
その対戦相手、ルシアーノ・メンデス(BIG KING BJJ)。
このBIG KING BJJ、漢字にすると大王柔術というんだからいかにも強そう!
チームロゴにもデカデカと「大王」と入ってます。
チャイナオープンの1試合目に行われたこの試合。
アダルト黒帯無差別級・6分(WPJJルールのため)です。
引き込んだルシーアノと互いに1度ずつスイープ。
そこからブルーノがスイープ、パスとポイントを重ねて判定勝ち。
7−2でブルーノが勝利でワンマッチ決勝を制しました!
青帯では日本から出場したハイサム・アイザック(アラバンンカ柔術アカデミー)が
階級別で優勝。
無差別にも出場しましたが、それは3回戦で敗退。
白帯では世界を旅しながら大会出場をしているジプシー柔術家、アリが出場。
つい先日まで日本にもいて某道場で練習していたらしい!
アリは階級別で優勝、無差別でも3位に入賞を果たし、月末にはムンジアルにも出場予定!
てか、仕事もせずに試合でまくりでそのお金はどこから?
大会会場は英語学校の体育館で学校内にも柔術クラスがあります。
この学校に通う生徒も試合に出場。
少数ながら子供や女子の試合も組まれました。
今大会唯一の汚点はレフェリーに対し暴言を吐き、試合進行を妨害した道場代表がいたこと。
この人物は過去の大会でも同様の問題を起こした要注意人物だったそうです。
もちろんカリオカのレフェリングに問題はなく完全な言いがかり!
かなり問題のある抗議の仕方されても冷静に対処してたカリオカもさすが。
この人物、かつてはチャイニーズマフィアだったと自称し、会場内でも
粗暴な振る舞いをしていたのが目に付きました。
抗議も門下生が止めても逆ギレしてマットに居座るという最悪な行動。
仕方ないのでこの人物を放置して他マットで試合進行しなければならず、大会進行を妨害!
ちなみにこの人物が代表を務めるアカデミーは今後の大会を
2年間出場停止処分になったそうです。
チーム優勝は南京にあるFRONTIER ASIA BJJ。
7人出場で4つの金、2つの銀、3つの銅メダルを獲得。
少数精鋭でチーム優勝を果たしました!
大会主催者の山田氏(中央)と審判団。
左からマルセロ・アンドレオーリ、クリスチアーノ・カリオカ、山田氏、クリスチアーノ上西と
レフェリー兼運営スタッフのエジソン篭原。
エジソンは選手呼び出し、レフェリーと一人二役で頑張ってました!
山田氏は年内に2、3回の大会開催を予定中。
まずはWPJJの中国予選、そして全中国選手権とのこと。
またMMA大会を主催する計画もあるそうなので、それも楽しみです!
★大会開催に協力したJJFCのオフィシャルサイトはコチラから!
©Bull Terrier Fight Gear