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2012年06月06日

【ムンジアル2012】ホベルト・サトシ・ソウザ、準々決勝戦

これまで青帯から茶帯までムンジアルで優勝しているホベルト・サトシ・ソウザ(ブルテリア・ボンサイ)。

黒帯に昇格したのは昨年5月だが、父親の逝去があり昨年のムンジアルは不出場で今年が黒帯を巻いて初のムンジアルとなります。

多くの選手が大会前にトレーニングキャンプを行う中、サトシは最後の1週間までを日本での練習に費やし、最終調整のみをLAからほど近いサンディエゴにあるアンドレ・ガウヴァオンのアカデミーで行う程度でした。

ムンジアルという世界最高峰の戦いでも気負うことなく自然体で試合に挑むサトシ、まさに「無心」の境地でしょうか。

そんなサトシは1&2回戦を危なげなく勝ち上がり、大会最終日に勝ち残りました。

その戦いぶりは余裕すら感じられるほどのリラックスぶり!

準決勝進出をかけて対するはヨーロピアン、ワールドプロと今年になって2回も対戦しているJTトーレス(ロイドアーヴィン)。

JTもサトシと同じく22歳で柔術の新時代を担う選手です。

強豪と知られながらもいまだメジャータイトル獲得には至っていないJTも気合十分の様子で大会初日には「オレが全員をスマュシュ&ドミネートするから見てろ!絶対優勝する!」と強気なコメント。

サトシvsJTの3度目の対戦、2度あることは3度あるのか、またはJTの3度目の正直となるのでしょうか?!



今年だけで3度目の対戦となるJTとサトシ。
これまでサトシが2連勝中。






引き込んだサトシがスイープ狙い。




まずはスイープで2ポイント獲得。




JTもサトシのラペラを引き出してスイープのアタック。




スイープ&バックの連携で一気にハーフバックのポジションへ!




絞め&バックマウントは凌いだものの、これがスイープとなりポイントは2−2に。




サトシのガードをパスできずに攻めあぐねたJTに膠着のペナルティ。
さらにサトシにアドバンテージが入り、アドバンテージ1差でサトシがリード。




最後はポイント2−2、アドバンテージ1−1の同点ですが、
JTにペナルティが入っていたためにサトシの勝利に。
これでサトシが準決勝進出を果たし、JTはベスト8に終わりました。



©Bull Terrier Fight Gear



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