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2012年06月16日

【ムンジアル2012】黒帯ガロ決勝戦:ブルーノ・マルファシーニvsカイオ・テハ

いまや名勝負数え歌的に幾度となく激戦を繰り広げているブルーノ・マルファシーニ(アリアンシ)とカイオ・テハ(グレイシーエリートチーム)。

共に世界王者を経験しガロ級のトップ選手、というかガロはこの2トップとその他大勢というのが現状といっていいでしょう。

実に2009年から2012年の4年間もムンジアル黒ガロ決勝はこの二人の対戦となっていて、去年まではブルーノの3連勝中。

個人的な印象ですがブルーノはフィジカル&スピード、カイオはテクニック&戦略。

カイオが戦略を練って試合を作ろうとするところをブルーノが野獣のようなムーブでブッ潰す!的な感じです。

ブルーノはUGF時代は勝ったり負けたりの選手でしたが一念発起してアリアンシに移籍してから常勝軍団の一員となり、磐石の強さを発揮しています。

対するカイオも試合は勝ったり負けたりですが技術的な造詣は深く、複数発売している教則DVDもベストセラーとなっていて各地で行っているセミナーも連日満員御礼の大盛況の様子です。

セミナーの集客を増やすためにもここはブルーノにリベンジして2008年以来のムンジアル王者に返り咲きしたいとこでしょう。



黒帯ガロ級決勝戦
ブルーノ・マルファシーニ(アリアンシ)
vs
カイオ・テハ(グレイシーエリートチーム)






互いに引き込んでガード狙い。
だがブルーノは立ち上がりパスからバックのアタック!
いきなり飛びかかるようなスピード感溢れる攻めでバックを奪いかけるもカイオはエスケープ。
逆に足関節を仕掛ける場面も。




そこからはしばらくカイオが腕を抱えながらガッチリをクローズドガード。
そしてリバースデラヒーバからベリンボロ狙い!




ベリンボロで一瞬はバックを取りかけたカイオですがブルーノはエスケープ!
バックから抜けるとハーフガードに。




最終的にはノーポイント、アドバンテージ3−3。
レフェリー判定でブルーノ勝利!




これでブルーノはムンジアル4連覇で5度目の優勝!

カイオはまたもブルーノに一歩及ばすでした。

試合後にブルーノはまたプルーマ転向の意思を話してましたが、去年も同じことを言ってて結局はガロに出てたので、たぶん来年もガロに出てることと思います。

前人未到のムンジアル5連覇はなるでしょうか?!



©Bull Terrier Fight Gear


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