2012年07月09日
【コパ・ブルテリア2012】ブルーノ・フラザトが参戦!アダルト黒帯ペナ級 Part.1
7/8(日)、東京・浅草の台東リバーサイドスポーツセンター・柔道場で開催されたブルテリア主催「コパ・ブルテリア2012」。
今大会の最大の注目はなんといってもアダルト黒帯ペナ級トーナメントです。
その理由は世界的強豪ブルーノ・フラザト(アトス柔術)が参戦したからに他なりません。
フラザトといえばムンジアルで優勝こそありませんが、準優勝2回の実績があり他にもブラジレイロでは4回優勝に輝くなど輝かしい実績を誇ります。
そんな世界レベルの強豪であるフラザトが今大会のトーナメントに加わるのですから、フラザトの試合のすべてがスーパーファイトといっても過言ではないでしょう。

ブルーノ・フラザト(アトス柔術)
今日はフラザトが参戦したアダルト黒帯ペナ級のうち一回戦の4試合を完全詳報で紹介します!
今大会の最大の注目はなんといってもアダルト黒帯ペナ級トーナメントです。
その理由は世界的強豪ブルーノ・フラザト(アトス柔術)が参戦したからに他なりません。
フラザトといえばムンジアルで優勝こそありませんが、準優勝2回の実績があり他にもブラジレイロでは4回優勝に輝くなど輝かしい実績を誇ります。
そんな世界レベルの強豪であるフラザトが今大会のトーナメントに加わるのですから、フラザトの試合のすべてがスーパーファイトといっても過言ではないでしょう。

ブルーノ・フラザト(アトス柔術)
今日はフラザトが参戦したアダルト黒帯ペナ級のうち一回戦の4試合を完全詳報で紹介します!

<アダルト黒帯ペナ級一回戦>
ブルーノ・フラザト(アトス柔術)
VS
中塚靖人(グレイシーバッハ)
フラザト初戦の相手はグレイシーバッハの中塚選手でした。
中塚選手はムンジアル茶帯3位の実績がある実力者です。
試合は両者引き込み合いでスタート。

そしていきなりのアンクル合戦!
フラザトの表情は極めようとして力を込めているからなのか、痛みによるものなのかわかりませんが苦しそうな表情を一瞬見せます。

足関節の取り合いはしばらく続き会場を沸かせます。

しかし後半になるとフラザトが本領を発揮!

バックグラブで4ポイントを先制します。

そして流れるように腕十字の体勢へ移行するフラザト。

渾身の力を込めて極めにいきますが中塚選手も上手くポイントをずらして極めさせません。

中塚選手がエスケープしたところで試合終了。

一回戦から見応えのある試合はポイント4-0でフラザトが勝利!
準決勝進出を果たしました。
この試合で負傷した中塚選手はアブソ出場を棄権。
いかにハードな試合だったかうかがい知れます。

<アダルト黒帯ペナ級一回戦>
大原道広(ポゴナ・クラブジム)
VS
小山貴之(福住柔術)
大原選手は今年開催されたJBJJF主催第5回関東オープントーナメントでアダルト茶帯ペナ級を優勝し、満を持して黒帯に昇格を果たしました。
対する小山選手は今年のムンジアルで最終日まで勝ち残り黒帯ペナ級世界ベスト8になるという素晴らしい結果を残しています。

小山選手はラバーガードなどを駆使して試合を組み立てます。

そして小山選手がスイープで2ポイント先制!

しかし大原選手が逆転のスイープ&マウントをきめてポイント6-2とリードします!

小山選手は残り時間わずかの中で4ポイント以上を取らねばなりません。
パスガードでポイント6-5まで差を詰めます。

残り時間わずか、足が抜ければパスして逆転でしたが、大原選手のガードが上回ります。

大原選手がリードしたまま試合終了!
ポイント6-5で大原選手勝利!
両者の気迫が伝わる素晴らしい試合でした。

<アダルト黒帯ペナ級一回戦>
関口和正(PUREBRED大宮)
VS
加古拓渡(GSB)
ベテラン黒帯の関口選手に対するは、アジア最強の茶帯として今年黒帯昇格を果たした加古選手の一騎打ちとなりました。
両者下攻めでの展開あしばらく続きます。

加古選手は足関節などを狙い揺さぶりをかけますが終盤までポイント、アドバンテージともに付かず。

残り時間わずかとなったところで関口選手にアドバンテージが入ります!
そして残り10秒でブレイク。

残り10秒しか無い中で加古選手が逆転の2ポイントを奪取!

劇的な幕切れとなった対戦はポイント2-0、アドバンテージ0-1で加古選手が逆転勝利!

<アダルト黒帯ペナ級一回戦>
塚田市太郎(ダムファイトジャパン)
VS
嶌崎公次(クラブバーバリアン)
塚田選手がテイクダウンで2ポイント先制も、嶌崎選手もお返しのテイクダウンで同点に。

一進一退の攻防は目が離せないものとなりました。

さらにもう一度テイクダウンを嶌崎選手がきめてポイント4-2とリード。

その後はスイープを取り合いますが嶌崎選手がポイント6−4でリードしたまま試合終了が近づきます。

塚田選手は膝十字などで逆転を試みますが無念のタイムアップ。

ポイント6-4で嶌崎選手が準決勝進出を果たしました!
次回はアダルト黒帯ペナ級の準決勝、決勝御模様をお届けいたします!
photo and text by Takashi Umezawa
©Bull Terrier Fight Gear