English Portugues Japanese

2012年08月12日

【ヒクソン杯2012】アダルト茶アブソルートの試合

今年のヒクソン杯は8/4&5の2日間で開催されました。

会場は町田市体育館でJJFJは過去にここでワールドプロの日本予選を開催したことがあります。

昨年はATOS勢を大挙招聘して大きな話題を集めましたが、今年は招聘選手は3名のみとやや少なめ。

ですがかつての世界王者、マイケル・ランギ(アリアンシ)にアメリカ人としは初めてムンジアルを青〜茶帯まで優勝して黒帯昇格を果たしたDJジャクソン(ロイド・アーヴィン)、そして色帯の新鋭、キーナン・コーネリアス(ロイド・アーヴィン)と3選手とも初来日の強豪だけにその試合ぶりに期待されました。

では今日はキーナンが出場したアダルト茶帯アブソルートの試合から紹介しましょう。

茶アブソにはキーナンの他にもクレベル・コイケ(ボンサイ)とアンデルソン高橋(ホシャ柔術)もエントリー。

この二人に加え、キーナンも今大会が茶帯昇格後初試合の茶帯デビュー戦という注目のトーナメントです。



アンデルソンの茶帯デビュー戦は高橋実選手(仙台草柔会)が相手。
高橋選手はドゥマウ仙台大会でサダ・クリモリ選手から勝利して優勝している強豪ですが、
アンデルソンは得意の三角絞めから腕を伸ばして快勝!






試合時間は1分かからずの0:59!
秒殺一本勝ちで茶帯デビューを飾りました。




クレベルはベテラン茶帯の花輪裕樹(RBアカデミー)と対戦。
バックからの絞め(エゼキエル)を極めて4:03、一本勝ち!




最後までタップしなかった花輪選手、絞めで失神という衝撃的な結末でした。




準決勝はアンデルソンvsクレベルというこれまで何度対戦したかわからない因縁の対決です。
戦績はクレベルが7勝1敗で圧倒的リード中。




この試合は凄まじいスイープ合戦に!
片方が返すとすぐさま一方もスイープし返すというめまぐるしい試合展開。
互いのスイープが交錯するテクニカルな一戦でした。




これまでクレベルにいいようにヤラれてたアンデルソンが今試合は一矢報いる判定勝利!
ポイントは14-12でそのすべてがスイープによるポイントです。




この勝利でアンデルソンが決勝戦に進出を決めました。
2011年から柔術は国内無敗で連勝記録更新中だったクレベル、
これで連勝記録はストップとなってしまいました。




反対ブロックに入ったキーナン、日本デビュー&茶帯デビュー戦は
ムンジアル3位の実績がある平尾悠人選手(X-TRENE柔術アカデミー)です。




今回、右手の指の負傷があったキーナンですが普通にテーピングして試合に出場!
ギを握れずやりづらそうな場面がありましたが、それでも危なげない試合運び。




スイープ&パスで5−0で初戦突破です。




準決勝はJBJJF全日本王者の中村勇太選手(T-REX柔術アカデミー)。
体重差がある相手でしたが6:19、腕十字で一本勝ち!




この勝利で決勝戦に進出、アンデルソンとの対戦に。




決勝戦は大会2日目に行われました。
先に引き込んだキーナン。
指にはまだテーピングががっちり巻かれています。




スイープからパス、そしてバックから裸絞めを極めて一本勝ち!




キーナンが招聘選手に見合う実力を見せてアブソルートのトーナメントを制しました。
またキーナンはメジオ級も制し2冠に輝いています。



Special thanks to PRIDE BRAZIL



【今日が誕生日の柔術家】松本義彦(29)、高橋建太(26)、秋川かずよ(43)、ネルソン・モンテイロ(48)



©Bull Terrier Fight Gear



トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔