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2012年10月25日

【アジアオープン2012】女子アダルト紫帯の試合

大会初日に行われたアジアオープン・女子紫帯にはヨーロピアン、パン選手権など国際大会でも多くの実績がある湯浅麗歌子選手と、その湯浅から先月のドゥマウ東京大会で鮮烈な一本勝ちをしたイザベレ・ソウザが揃って出場していました。

湯浅選手とイザベレは元々はペナ級で試合をしていましたが湯浅選手はプルーマに階級を下げ、逆にイザベレはレーヴィに階級アップし階級別での直接対決はなくなっています。

もち両者が対戦するならばアブソルート級。

まずは階級別の試合から紹介します。



1回戦、ガロ級にエントリーするも対戦相手不在で階級アップしてエントリーしてきた関友紀子選手(トライフォース柔術アカデミー)と対戦。
三角絞めから腕を極めて湯浅選手が一本勝ち。






1回戦のもう1試合は甲斐真由美選手(ねわざワールド)と芝本さおり選手(トライフォース柔術アカデミー)。
芝本選手がポイントで勝利。




決勝戦、湯浅選手と芝本選手の試合は過去にプロ柔術などで対戦経験があるも湯浅選手が連勝中。
今大会での対戦でも湯浅選手がポイントを多く加算し優位に試合を進めました。




試合終盤にスイープを許すも15-2で湯浅選手が大差のポイントで勝利。
プルーマ級を制しました。




女子アダルト紫帯プルーマ級表彰台
優 勝 湯浅麗歌子(ポゴナクラブジム)
準優勝 芝本さおり(トライフォース柔術アカデミー)
3 位 甲斐真由美(ねわざワールド東九州)、関由紀子(トライフォース柔術アカデミー)




アブソルートにエントリーした湯浅選手は1回戦シードで準決勝から出場。
外国人選手のクリスティン・フェルツから腕十字で一本勝ちして決勝戦へ。




決勝の相手はイザベレ・ソウザ(Impacto BJJ)。
イザベレは階級別を優勝しアブソ準決勝も芝本選手から絞めで一本勝ちし、これまでの試合すべてで極めて勝ち上がってきました。
ここ最近のイザベレの極めの強さは特筆モノで特に十字絞めを得意にしています。




序盤はイザのパワフルな攻めにガードに回らざるを得ませんでしたが試合終盤になりイザに疲れが見えると形勢逆転。
スイープ、マウントと一気に攻めて最後は腕十字で一本勝ち!




湯浅選手が先月の試合のリベンジを果たしアジアオープン2階級制覇を果たしました!




女子アダルト紫帯アブソルート級表彰台
優 勝 湯浅麗歌子(ポゴナクラブジム)
準優勝 イザベレ・ソウザ(Impacto BJJ)
3 位 クリスティン・フェルツ(ピーク・パフォーマンス)、芝本さおり(トライフォース柔術アカデミー)



©Bull Terrier Fight Gear



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