2013年01月05日
パラエストラ東京道場内トーナメント「キング・オブ・パラエストラ東京・柔術 トーナメント2012」
パラエストラ東京で年末に行われる道場内トーナメント「キング・オブ・パラエストラ東京・柔術 トーナメント2012」の模様をお届けしたいと思います。
本トーナメントは、帯色問わず参加できる無差別級のトーナメント。
例年年末の土曜日夜クラスの時間を使って開催され、2012年は12月22日に開催されました。
開催日が悪天候だっこともあってかエントリーは5名と例年に比べると半分以下の少ない参加者数だったものの、白帯から茶帯までが入り交じり熱戦が繰り広げられました!
それでは全試合模様をお届けいたします!
<キング・オブ・パラエストラ東京・柔術 トーナメント2012一回戦>
殿村謙太(青帯)
VS
児玉己吏人(青帯)
殿村選手はブラジルのリオクラーロにあるATOSに留学していた経験があり、2011年にはセルビア共和国でFILA(国際レスリング連盟)主催の世界グラップリング&パンクラチオン選手権「Gi(着衣)グラップリング」部門70kg級日本代表として国際舞台も経験。
一方の児玉選手はMMAを主戦場としており、2011年に全日本アマ修バンタム級で準優勝してプロ昇格。リングネーム己吏人(きりひと)として、修斗やパンクラス等プロリングで活躍中の選手です。昨年も本トーナメントに参戦し、3位に輝いています。
本トーナメントは、帯色問わず参加できる無差別級のトーナメント。
例年年末の土曜日夜クラスの時間を使って開催され、2012年は12月22日に開催されました。
開催日が悪天候だっこともあってかエントリーは5名と例年に比べると半分以下の少ない参加者数だったものの、白帯から茶帯までが入り交じり熱戦が繰り広げられました!
それでは全試合模様をお届けいたします!
<キング・オブ・パラエストラ東京・柔術 トーナメント2012一回戦>
殿村謙太(青帯)
VS
児玉己吏人(青帯)
殿村選手はブラジルのリオクラーロにあるATOSに留学していた経験があり、2011年にはセルビア共和国でFILA(国際レスリング連盟)主催の世界グラップリング&パンクラチオン選手権「Gi(着衣)グラップリング」部門70kg級日本代表として国際舞台も経験。
一方の児玉選手はMMAを主戦場としており、2011年に全日本アマ修バンタム級で準優勝してプロ昇格。リングネーム己吏人(きりひと)として、修斗やパンクラス等プロリングで活躍中の選手です。昨年も本トーナメントに参戦し、3位に輝いています。
昨年もこの両者は本トーナメントで対戦済み。その時は児玉選手がポイント差で勝利しており、今回も接戦となりました!
児玉選手がパスガードのプレッシャーを与えていきます。
両者ともに決め手には欠けたもののレフリー判定で児玉選手が勝利!準決勝進出です。
<キング・オブ・パラエストラ東京・柔術 トーナメント2012一回戦>
増田理(茶帯)
VS
天野政之(白帯)
増田選手は国内の大会に大小問わず積極的に参加しており、2012年の主だった成績としては、アジア選手権アダルト茶帯ペナ級3位が挙げられます。そのアジア選手権ではアブソルート級一回戦でパウロ・ミヤオと対戦し、ポイントで敗れたものの熱い試合を繰り広げたのは記憶に新しいところ。ちなみに増田選手は2011年の本トーナメント覇者。2連覇を目指し今回も参戦です!
対する天野選手は白帯での唯一の参戦となりました。柔術の試合にはあまりエントリーすることはありませんが、アマDEEP無敗という実績があります。
試合は増田選手が引きこむと巴投げから腕十字を狙います。天野選手は極められかけたもののエスケープに成功。
その後も増田選手が試合をコントロールし、試合開始後2分過ぎに増田選手が三角絞めで一本勝ち!準決勝です。
<キング・オブ・パラエストラ東京・柔術 トーナメント2012敗者復活戦>
殿村謙太(青帯)
VS
天野政之(白帯)
5名エントリーだったため、今回は敗者復活戦も行われました。
殿村選手がポイント0−0、アドバンテージ2−0で勝利し、敗者復活を果たした上での準決勝進出となりました。
<キング・オブ・パラエストラ東京・柔術 トーナメント2012準決勝>
増田理(茶帯)
VS
児玉己吏人(青帯)
昨年も両者は準決勝で対戦し、その時はポイント2−0で増田選手が勝利しています。
パスガードを狙う増田選手に対し、児玉選手はスパイラルガードなどを駆使し、スイープを狙っていきます。
バックを取りかける児玉選手!増田選手はうまく体を逃がしてエスケープするものの、児玉選手がアドバンテージを取得してリードを奪います。
増田選手は何度もパスガードのアタックを仕掛けていきます。
そして試合時間残り15秒ほどで増田選手がパスガードに成功!
ポイント3−0で劇的勝利を収めて決勝進出です!
<キング・オブ・パラエストラ東京・柔術 トーナメント2012準決勝>
殿村謙太(青帯)
VS
大塚雅一(紫帯)
大塚選手は2012年の全日本マスター&シニアでマスター紫帯レーヴィ級で準優勝の実績があり、2011年の本トーナメントは3位に輝いています。
大塚選手が開始早々にスイープで2ポイントを先制!
そしてそのままパスガードを成功させポイント5−0とします。
試合終盤に殿村選手がパスガードし、最後にバックを取りかけるなど健闘を見せましたが、大塚選手がポイント5−3で勝利して決勝進出!
<キング・オブ・パラエストラ東京・柔術 トーナメント2012決勝>
増田理(茶帯)
VS
大塚雅一(紫帯)
大塚選手が引きこんで試合スタート。
大塚選手がベリンボロでアタック!
増田選手は準決勝同様パスガードの猛攻を仕掛けます。
アームロックを仕掛けアドバンテージを増田選手が取得。
かなりの接戦となり、ポイント0−0、アドバンテージ2−1で増田選手が勝利!昨年に引き続き2年連続でキングオブパラエストラ東京優勝を果たしました!
優勝を称える中井祐樹パラエストラ東京代表と増田理選手。
キングオブパラエストラ東京2012
優 勝 増田理
準優勝 大塚雅一
3 位 児玉己吏人、殿村謙太
photo and text by Takashi Umezawa
【今日が誕生日の柔術家】ミッシェル・ニコリニ(31)、レアンドロ山下(33)、
©Bull Terrier Fight Gear