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2013年03月22日

【パン選手権2013】アダルト青帯ガロ級で杉本寛樹が優勝!


パン選手権2013、大会2日目はアダルト青帯のトーナメントが主に開催されました。

朝の9時からスタートした大会は軽量級からスタート。

まずガロとプルーマが同時進行で、ここには2人の日本人選手が出場していました。

ガロにはDFCで無料航空券を獲得した杉本寛樹選手(AXIS千葉)、プルーマはLAのコスタメサにあるメンデス兄弟のArt Of Jiu Jitsu所属の石井拓選手です。

その杉本選手が20人参加のトーナメントを勝ち抜いて見事に優勝を果たしました。

それも全試合秒殺の一本勝ち(1試合は反則勝ち)で全部の試合時間の合計が6分27秒という圧倒的な内容です。

まずは杉本選手の試合から紹介します。



杉本寛樹(AXIS千葉)




1回戦、引き込んで三角絞め!
そこから腕十字を極めて2:17、一本勝ち。




2回戦、引き込んで三角絞めに捕らえるも、相手が持ち上げてディフェンス。



そこから落とされてスラミングの反則勝ち。
試合時間は0:38でした。




準決勝も安定の試合ぶりで引き込み〜バック〜片羽絞め!
2:29、一本勝ちで決勝戦進出です。




決勝戦は両者引き込みから上を選択した杉本選手。
相手がタックルにきたところをバックに回り込んで片羽絞め。





相手が耐えてしばらく絞め続けると失神!
決勝戦は絞め落としての勝利という衝撃的なフィニッシュ!




全4試合を一本で極めて(反則勝ち含む)パン選手権優勝。
昨年はベスト8に終わった雪辱を晴らしました。




アダルト青帯ガロ級表彰台
優 勝 杉本寛樹(AXIS千葉)
準優勝 ケヴィン・オーティス(ドライスデール柔術)
3 位 アベル・サントス(DBCF)、オクタビオ・フローレス(ノヴァウニオン)




『全体的に自分の形で試合をすることができ、良かったと思います。1回戦か2回戦のどちらかだと思いますが不戦勝で1試合少なくなり、決勝戦の前までそのことを知らなかったというハプニングがありました。なので決勝戦が終わってからも優勝したかどうか半信半疑で、しばらくは優勝した実感がなかったのですが、表彰台で金メダルをもらえたときに安心しました(笑)。心残りがあるとすれば2回戦で相手が試合開始早々にスラムをしてきたので反則勝ちになり、不完全燃焼に終わってしまったことでしょうか・・・。去年は3回戦で敗れベスト8でしたが、今年は優勝でき、非常に嬉しいです。この優勝はいつも一緒に練習してくれるAXIS千葉、AXIS本部の皆さん、家族や、日本から応援してくださった方々、僕に関わる全ての人のお陰だと思っています。心からお礼を申し上げます。ありがとうございました!この勢いで次の試合であるガロカルナヴァルも優勝したいと思います!』





石井拓(Art Of Jiu Jitsu)




石井拓選手はプルーマに出場も初戦で0−0、0−2で敗退。



試合後は「相手がどうこうではなく自分が弱かった、ただそれだけです」と
がっくりと肩を落としていました。
残念!



【今日が誕生日の柔術家】エジソン・ジニス



©Bull Terrier Fight Gear


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