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2013年09月25日

【GI REVIVAL】ヒカルド・デラヒーバ、試合後のインタビュー

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9/21(土)、新宿FACEで開催されたIF-PROJECT主催「GI REVIVAL」にて行われたヒカルド・デラヒーバvs中井祐樹の試合。

この試合は20分ノーポイント&オンリーサブミッションという特別ルールで時間切れ引き分けという結果となりました。

■試合レポートはコチラから!

試合後のデラヒーバに試合のこと、今後のことなどを聞きました。


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ヒカルド・デラヒーバ(デラヒーバ柔術)

──20分のノーポイント、オンリーサブミッションの試合が終わりました。今の気持ちから教えて下さい。

「気分はいいよ。でもちょっと疲れたかな(笑)。試合ではベストを尽くしたしサブミッションを狙い続けたよ。極めることができなくて残念だった。ちょっと20分というのは長かったかな。この2ヶ月間はずっとこの試合のためにハードトレーニングをして集中してきたから、やり遂げた気分だよ。」

──過去にも対戦した中井選手との再戦、戦ってみてどうでしたか?

「自分ではいい試合ができたと思ってるよ。ナカイは素晴らしい選手でテクニカル、そしてディフェンスがうまかったね。前回試合したときと同じような展開になってしまった。私がガードからスイープやサブミッションを仕掛け、ナカイがそれを防ぐというような流れだったように思う。スイープを成功させたけどサブミッションを極めるまでには至らなかった。20分戦い抜いてドローとなったけど、お互いがベストを尽くした結果だよ。」

──この試合は「日本引退試合」と銘打たれて行われました。ですがあなた自身は他のメディアでは「これが引退試合」と言っていたので混乱しています。これは日本限定の引退試合なのか、それとも世界的な引退試合なのか、どちらなのでしょうか?

「これは紛れもなく自分自身の引退試合だ。先程も言ったようにこの試合ために2ヶ月もの間、すべての予定をキャンセルして練習に費やしてきたんだ。セミナーの予定やビジネスのミーティング、家族との時間もそうだ。普段の生活のすべてをこの試合のための練習に犠牲にした。本当にハードなことだったよ。もう2度とこのようなことはできないだろうね。だからこれが日本だけでなく選手生活の最後の試合だと考えている。」

──ではそのような大事な試合を故郷のブラジルではなく日本でやろうと思ったのはなぜでしょうか?

「日本はいつもみんな自分によくしてくれるし、日本人の勤勉さは素晴らしい。そして選手に対する尊敬の念は他国では見られないほどだ。実際にブラジルでも引退試合がプランニングされたことがあったけど、それは主催者側の都合でキャンセルされてしまった。だからこうやって日本で引退試合をすることができて嬉しいよ。数多くの人々のサポートに感謝します。」

──今日で選手としてのデラヒーバは終わりということですね。

「そうだね。でも自分自身の生活に何も変わりはないよ。今後もこれまで通りに指導をしてセミナーをして自分自身も練習は続けていく。ただ練習はちょっとソフトなものになるだろうけど(笑)。」

──自身の柔術ライフに変わりはない、と。最後にメッセージをお願いします。

「まず自分自身の夢を見つけ、それが見つかったらそれに向かって情熱と努力をもってそれを叶えるように頑張っていく。これは自分から学んだことだ。これをみんなにメッセージとして贈ろう。ネバーギブアップ!アリガトウゴザイマシタ!」


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【今日が誕生日の柔術家】ホドウフォ・ヴィレイラ(24)、丹裕(36)



©Bull Terrier Fight Gear

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