2013年11月12日
【レポ】アジアオープン2013:シニア黒帯の試合
昨年のアジアオーオプンにはミヤオ兄弟やキット・デール、イザッキ・パイヴァなど海外の強豪が参戦してました。
今年のアジアオープンにはシニアでビッグネームがエントリー!
それがホドリゴ・メデイロスです。
ホドリゴ。メデイロスというとコンプリドを連想しますが、このメデイロスは別人で、カーウソン・グレイシーの黒帯でいまにわかに脚光を浴びているクラーク・グレイシーの師匠に当たる人物。
そして名著の誉れ高い「The Essential Guard」の著者として記憶されてる方も多いのではないでしょうか?!
■「The Essential Guard」はコチラから!
メデイロスは元々はサンディエゴに自身のアカデミーを持っていましたが、現在は香港に移り香港版メガジム「EPIC MMA」のヘッドインストラクターとして常駐しています
今大会ではシニア2黒帯メジオとアブソルートに出場し、安定感抜群のオールドスクールかつクラシカルな柔術で見事に2冠に輝きました。
シニア2黒帯メジオは3人エントリーで試合は福住慎祐選手(福住柔術)と2連戦に。
決勝戦はスイープ&マウントの6−0で勝利して優勝。
アブソ決勝は吾妻エメルソン(ねわざワールド)と対戦しポジショニングで圧倒。
なんと16−0の大差の判定勝利で優勝、2冠に輝きました。
シニア2黒帯ペナ1回戦
○関口和正(PUREBRED)
vs
×エジソン篭原(Over Limit BJJ)
4-0
マスシニ準優勝のエジソンがアジア参戦も初戦で関口選手に敗退。
シニア2黒帯ペナ決勝戦
○関口和正(PUREBRED)
vs
×吾妻エメルソン(ねわざワールド)
5-0
9月のドゥマウで黒帯デビューしたエメルソンを相手に
完璧なパスガードを決めて勝利し優勝。
関口選手はガードの印象が強いですがパスガードも巧みでした。
いつもアダルトに出てる関口選手がシニアに参戦し驚かせましたが、これはただ単に
アダルトの試合が土曜開催で仕事の都合で出られなかったからなんだとか。
なので今後もアダルト参戦を続けるそうです。
シニア2黒帯レーヴィ級決勝戦
○大内敬(パラエストラ)
vs
×西村暁(Infight Japan)
いつもながらのガッチリ鬼クロスでカタ過ぎる試合をした大内選手が
2−0でワンマッチ決勝戦を勝利、アジア3連覇達成。
シニア1黒帯レーヴィ優勝はホジェリオ・クリスト(ホシャ柔術)。
ほぼ毎月のように試合してるだけに試合巧者ぶりが際立ちました。
今大会でのアレッシャンドリ・オガワ(小川柔術)の神懸かり的な
強さは驚愕。
ペナ決勝で海外から参戦のダニエル・アルバレスから勝利し、
アブソでも一本勝ちの連続で優勝して2階級制覇!
この1週間前には中国・北京でMMAの大会に出てTKO負けしてるだけに
この活躍ぶりには驚かされました。
アジアオープンの常連、PUREBREDグアムの総帥、ステフェン・ロベルト。
ワールドマスシニでは秒殺一本負けでしたが今大会では
シニア1黒帯ペサードでワンマッチ決勝を磐石の勝利で優勝。
チームとしてはノーヴィスで2位に食い込む躍進ぶり。
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