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2014年10月04日

【レポ】「Next Cinderella BJJ Tournament 2014」

『TOKYO IPPON FESTIVAL 2014』内で行われた女子トーナメント「Next Cinderella BJJ Tournament 2014」。

これは女子の青帯・白帯混合ライトフェザー級の4人トーナメントで全員が10代の選手によって争われた。

エントリーしたのはNY発の柔術ブランド、VHTSの日本初スポンサー選手、レベッカ・ロボ、国内外で大会に出まくって連戦連勝のルアナ・ディアス、そのルアナに唯一勝ち越している山口友花里、そして唯一の青帯にしてムンジアル3位の実績を持つケシア・タケウチの4選手。

この中で誰が優勝してもおかしくない実力が拮抗した選手ばかりで、テクニックとビジュアルを兼ね備えた才色兼備の若き女子柔術家の華やかながら激しい試合ぶりを紹介したい。

なおトーナメントは大会当日にクジ引きが行われ、その結果1回戦はケシアvs山口、ルアナvsレベッカの対戦となった。


01
1回戦
山口友花里(白心会)
vs
ケシア・タケウチ(小川柔術)
まだケシアが白帯だった2年前に対戦経験がある両者だが、この2年の間に状況は
一変しており試合展開は読めない。




02
試合は拮抗した展開になり、引き込んだケシアのガードを山口が
ニアパスでアドバンテージ獲得。
これが決め手となりP0-0、A1-0で山口勝利。



03
1回戦
ルアナ・ディアス(東海BJJ)
vs
レベッカ・ロボ(INFIGHT JAPAN)
この顔合わせは過去3戦してルアナが3連勝中。
レベッカはリベンジに燃えるがルアナの引き込み十字が炸裂し、
わずか12秒で秒殺一本勝ち!



04
これでレベッカはvsルアナ4連敗に。
どうしてもルアナにだけは勝てないレベッカ、次回の対戦に期待したい。



05
決勝戦
山口友花里(白心会)
vs
ルアナ・ディアス(東海BJJ)
今大会の1週間前のドゥマウ愛知大会でも対戦した再戦。
過去の対戦成績は山口が2勝1敗で勝ち越し中。



06
試合開始直後に引き込んで得意のガードワークを見せたルアナだったが
山口はハーフガードで固めアドバンテージ奪取。
ルアナが動きを封じられタイムアップ。



07
前回の対戦と同じく1つのアドバンテージで勝敗が決し、
山口が「Next Cinderella BJJ Tournament 2014」を制した。



08
優勝した山口には大会タイトルにちなんでティアラと副賞として
クリスタルトロフィー、特製のピンク帯が贈呈された。
今回はライトフェザーで開催した「Next Cinderella BJJ Tournament 2014」だが
来年にはフェザー以上で開催予定だ。


09
試合が終わってノーサイド。
この3選手はともに愛知県在住なので、これからも対戦する機会があるだろう。
今後はよきライバルとして互いに研鑽していってもらいたい。



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©Bull Terrier Fight Gear



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