2014年11月05日
【レポ】ワールドマスターズ2014:エジソン・カゴハラ、世界王者に!
ワールドマスターズには第1回大会から参戦しているエジソン・カゴハラ(Over Limit BJJ)。
2012年は初戦敗退、昨年は準優勝と着実に順位を上げていましたが、3回目の参戦となった今大会では“3度目の正直”で遂に初優勝を果たしました。
エジソンは昨年の敗北直後から「来年こそは優勝する!」とかなりの意気込みで練習に臨んでいました。
昼夜の2部練習に加え出稽古もたびたび行い、また国内外で積極的に試合出場し着々と今大会に向けて調整していたのが実ったようです。
今回のトーナメントには昨年のルースター世界王者、正田選手に第1回大会の世界王者、ヨーロピアン王者など強豪が多数エントリーしており、まさに誰が勝ってもおかしくない過酷な試合の連続でした。
エジソンは1回戦シードで大会2日目の準決勝が初試合。
大会直前まで減量に苦しんだエジソンは初日に計量をパスし体調万全。
準決勝は昨年のルースター世界王者で今年は対戦相手不在で階級アップしてきた
正田正治(ストライプル・オハナ)が相手。
エジソン曰く「一番ヤバい相手」とかなり作戦を練って挑んだ試合でした。
レスリングベースの正田選手のテイクダウンを警戒し、すぐさま引き込んでアキレス腱固め。
アキレス腱固めは得意というエジソンですが「色帯は極めれるけど、黒帯相手には
極まったことがない」らしい。
そんなアキレスはもちろん凌がれるもこの攻防で上になりスイープの2ポイント獲得。
正田選手も必死の攻めをみせるも完全に守りに入ったエジソンはポイントを許さず。
最初に得た2ポイントを守り切って勝利したエジソン。
2年連続で決勝戦進出を決めました。
決勝戦の相手は第1回のワールドマスターズ世界王者、
マルセロ・パチェ(カーウソングレイシーチーム)。
また引き込んでいきなりの足関節狙い!
今回はアキレス腱固めではなくヒザ十字!
しばらく耐えたマルセロでしたがあえなくタップ!
決勝戦はまさかの秒殺一本勝ち!
悲願のワールドマスターズ初優勝!
試合時間はわずか30秒!
不意打ち的な足関節がズバリと極まっての一本勝利でした。
去年は負けて悔し涙、今年は勝って嬉し涙。
勝っても負けてもどっちにしろ泣いてしまうエジソン!
正田さんも思わずもらい泣き!
マスター3黒帯ライトフェザー表彰台
優 勝 エジソン・カゴハラ(Over Limit BJJ)
準優勝 マルセロ・パチェ(カーウソングレイシーチーム)
3 位 正田正治(ストライプル・オハナ)、エリフ・ジェデマ(ヒベイロチーム)
「エジソンにはしてやられたけど勝ってくれて嬉しいよ。今回はエジソンのための
大会だったね!」と正田さん。
「やっと勝つことができて本当に嬉しい。奇跡が起きた。
ずっと考えてたことは応援してくれてた人たちの思いを
裏切らないようにしたいということ。
だから負けられない試合だった。準決勝は日本人との対戦で
本当は戦いたくないぐらいイヤだったけど仕方がない。
それが終わったら気持ち的にも楽になって決勝戦に集中できて
いい形で勝つことができたんだと思う。
みなさん応援ありがとうございます。
帰国してすぐにアジアオープンがあるから、また気を抜かないで頑張ります。
まだ夢の中にいるみたいだから、みなさん起こさないでください(笑)。」
【今日が誕生日の柔術家】ダビ・ハモス(28)、ジョセフ・カピージ(40)
©Bull Terrier Fight Gear
2012年は初戦敗退、昨年は準優勝と着実に順位を上げていましたが、3回目の参戦となった今大会では“3度目の正直”で遂に初優勝を果たしました。
エジソンは昨年の敗北直後から「来年こそは優勝する!」とかなりの意気込みで練習に臨んでいました。
昼夜の2部練習に加え出稽古もたびたび行い、また国内外で積極的に試合出場し着々と今大会に向けて調整していたのが実ったようです。
今回のトーナメントには昨年のルースター世界王者、正田選手に第1回大会の世界王者、ヨーロピアン王者など強豪が多数エントリーしており、まさに誰が勝ってもおかしくない過酷な試合の連続でした。
エジソンは1回戦シードで大会2日目の準決勝が初試合。
大会直前まで減量に苦しんだエジソンは初日に計量をパスし体調万全。
準決勝は昨年のルースター世界王者で今年は対戦相手不在で階級アップしてきた
正田正治(ストライプル・オハナ)が相手。
エジソン曰く「一番ヤバい相手」とかなり作戦を練って挑んだ試合でした。
レスリングベースの正田選手のテイクダウンを警戒し、すぐさま引き込んでアキレス腱固め。
アキレス腱固めは得意というエジソンですが「色帯は極めれるけど、黒帯相手には
極まったことがない」らしい。
そんなアキレスはもちろん凌がれるもこの攻防で上になりスイープの2ポイント獲得。
正田選手も必死の攻めをみせるも完全に守りに入ったエジソンはポイントを許さず。
最初に得た2ポイントを守り切って勝利したエジソン。
2年連続で決勝戦進出を決めました。
決勝戦の相手は第1回のワールドマスターズ世界王者、
マルセロ・パチェ(カーウソングレイシーチーム)。
また引き込んでいきなりの足関節狙い!
今回はアキレス腱固めではなくヒザ十字!
しばらく耐えたマルセロでしたがあえなくタップ!
決勝戦はまさかの秒殺一本勝ち!
悲願のワールドマスターズ初優勝!
試合時間はわずか30秒!
不意打ち的な足関節がズバリと極まっての一本勝利でした。
去年は負けて悔し涙、今年は勝って嬉し涙。
勝っても負けてもどっちにしろ泣いてしまうエジソン!
正田さんも思わずもらい泣き!
マスター3黒帯ライトフェザー表彰台
優 勝 エジソン・カゴハラ(Over Limit BJJ)
準優勝 マルセロ・パチェ(カーウソングレイシーチーム)
3 位 正田正治(ストライプル・オハナ)、エリフ・ジェデマ(ヒベイロチーム)
「エジソンにはしてやられたけど勝ってくれて嬉しいよ。今回はエジソンのための
大会だったね!」と正田さん。
「やっと勝つことができて本当に嬉しい。奇跡が起きた。
ずっと考えてたことは応援してくれてた人たちの思いを
裏切らないようにしたいということ。
だから負けられない試合だった。準決勝は日本人との対戦で
本当は戦いたくないぐらいイヤだったけど仕方がない。
それが終わったら気持ち的にも楽になって決勝戦に集中できて
いい形で勝つことができたんだと思う。
みなさん応援ありがとうございます。
帰国してすぐにアジアオープンがあるから、また気を抜かないで頑張ります。
まだ夢の中にいるみたいだから、みなさん起こさないでください(笑)。」
【今日が誕生日の柔術家】ダビ・ハモス(28)、ジョセフ・カピージ(40)
©Bull Terrier Fight Gear