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2014年11月19日

【レポ】11/16『DUMAU JAPAN OPEN 2014』

11/16(日)、東京・浅草の台東リバーサイドスポーツセンターで開催されたドゥマウ主催『DUMAU JAPAN OPEN 2014』。

今大会は前週にIBJJFアジアオープン、翌週にJJFJヒクソン杯という谷間の週に開催され参加者数の確保が心配されたが、終わってみれば2面で各100試合以上という盛況ぶりだった。

ドゥマウはレギュラーで参戦している選手が多く見慣れた風景になりがちだが、黒帯でアジアオープンから残留参加のエリオット・ケリー、茶帯でドゥマウ初参戦の保坂大希の2選手がエントリーし新鮮な顔合わせが実現した。

エリオットは階級別でミドルから階級を上げてエントリーしたアンデルソン・タカハシとスイープ合戦の末に破り優勝もアブソでは準決勝で不意のバッティングで頭部を深く裂傷し負傷棄権。

縫合する時間もなく包帯巻きしたまま大会当日に夕方のフライトで帰国という憂き目に。

そして茶帯アブソルートのみの出場となった保坂は高専柔道の強豪として知られ大学時代は北海道大学の柔道部主将を務めていた選手。

大会出場の機会がほとんどないため知名度こそないが、練習仲間の間ではかなりの実力者として知られている。

アブソ1回戦は秒殺で準決勝に勝ち上がり、そこでアジア2冠のシュシャと対戦し、2回のパスガードで優位に試合を進めるも試合時間ラスト2分を切ったところで傷めていたアンクルを極められ一本負け。

保坂は結果的に一本負けに終わったが、それまでに試合展開では実力者の片鱗を見せているだけに、今後も継続して試合出場していったら茶帯戦線に新風を巻き起こす存在になるのは間違いないだろう。


01
アジアオープンの大会後に急遽参戦を決めたエリオット・ケリー(イエマソBJJ)。
ヘビーにエントリーし、アンデルソン・タカハシ(ホシャ)とワンマッチ決勝戦。



02
互いに2回ずつスイープを決め、P4-4からアドバンテージ2つ差で
エリオット勝利でヘビー優勝。



03
アブソにもエントリーしたエリオット。
準決勝で高本裕和(ポゴナ・クラブジム) と対戦も
タックルをガブられた際にバッティングで負傷。



04
頭部に深く裂傷を負ってしまい負傷棄権。
大会当日の夕方のフライトでの帰国のため縫合もできずに
頭に包帯を巻いたままの状態での帰国となってしまった。



05
アブソ決勝はアンデルソンvs高本の対戦。
試合はバックから送り襟絞めを極めたアンデルソンが6:29、一本勝ちで優勝。



06
アダルト黒帯アブソルート表彰台
優 勝 アンデルソン・タカハシ(ホシャ)
準優勝 高本裕和(ポゴナ・クラブジム)
3 位 エリオット・ケリー(イエマソBJJ)、セリンゲロ・キムラ(Impacto Japan BJJ)



08
茶帯アブソルート準決勝、保坂大希(パラエストラ東京)とアジア2冠・シュシャこと
ホブソン・タンノ(Impacto Japan BJJ)の注目の初対戦。



09
引き込んだシュシャのガードを2回に渡ってパスガードした保坂。
高専柔道で培った技術でシュシャを追い込み優位に試合を進めていく。



10
だがシュシャもスイープに成功すると一気に極め狙い。
50/50のような状態からアンクルを極めて6:38、逆転勝利!



11
続く決勝戦でも粟野智則(ポゴナ・クラブジム)からモンジバカを極め2:19 一本勝ち。
階級別&無差別で4試合すべてを一本勝ちしたシュシャがアダルト茶帯で2階級制覇した。


12
アダルト茶帯アブソルート表彰台
優 勝 ホブソン・タンノ(Impacto Japan BJJ)
準優勝 粟野智則(ポゴナ・クラブジム)
3 位 保坂大希(パラエストラ東京)今泉貴史(パラエストラ吉祥寺)



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©Bull Terrier Fight Gear


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