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2014年12月11日

【レポ】ブルテリアオープン2014:Part.2

ブルテリアオープンの黒帯は参加費無料ということでアダルトからマスター、シニアまで幅広いカテゴリーで強豪選手が多数参戦。

その中で安定した強さを見せたのがフェザーにエントリーしたチャールズ・ガスパーだ。

チャールズは本来の階級よりもあえて重い階級にエントリーしたり出場階級はフェザーからウルトラヘビーまで自由自在。

アジアオープンではウルトラヘビーでドミニカから参戦してきた強豪のアブラハム・マルテからスイープしたのは記憶に新しいところ。

ヒクソン杯ではフェザーでハファ・メンデスに一蹴されるも健闘ぶりを見せた。

そんなチャールズは中塚、加古の日本人2選手を連破し優勝、地力の強さを感じさせる安定した試合ぶりが印象的だった。

さらにチャールズの師匠であるアサダ、チームメイトのシュシャ&パンテーラの茶帯ツートップも快勝し、ヨースキ&セリンゲロが欠場した今大会でもImpacto Japan BJJ健在をアピールした。

女子ではケシア・タケウチとその妹・カシエリが揃ってワンマッチ決勝で勝利。

カシエリは14歳で日本でいえば中学生だが、対戦相手の高校生を圧倒し大差の判定勝利、ケシアも最軽量階級のルースターでアブソ優勝で大会後に紫帯昇格を果たしている。


01
アダルト黒帯フェザーは3人巴戦。
初戦は加古拓渡(GSB)vs中塚靖人(Me,We)の対戦で加古が2:56 送り襟絞めで一本勝ち。





02
その中塚からP9-0とポジショニングで圧倒したチャールズ。
極めこそ阻まれたが盤石の試合ぶりで決勝戦進出。



03
決勝戦の加古vsチャールズは茶帯時代から幾度となく戦っている勝手知ったる仲。
だが最近はライトフェザーで戦うことが多い加古だけに分が悪かったか、
P7-2でチャールズが勝利、フェザー優勝を決めた。



04
アダルト黒帯フェザー表彰台
優 勝 チャールズ・ガスパー(Impacto Japan BJJ)
準優勝 加古拓渡(GSB)
3 位 中塚靖人(Me,We)



05
アサダ・トシオ(Impacto Japan BJJ)はシニア1黒帯フェザーのワンマッチ決勝戦で
アレキサンダー・ドス・サントス(グレイシーバッハ山梨)から
P11-2で勝利しフェザー優勝。



06
アダルト茶帯フェザーもワンマッチ決勝戦。
“パンテーラ”ヴァンダレイ・タカサキ(Impacto Japan BJJ)が
今野泰司(RBアカデミー)からP2-0で勝利。



08
“シュシャ”ホブソン・タンノ(Impacto Japan BJJ)はライトで一人優勝、アブソのみ試合出場。
今野泰司(RBアカデミー)にやや強引なアームロックを極めて2:15 一本勝ち。



09
アブソ決勝はパンテーラ&シュシャでクローズアウト。
結局、パンテーラもシュシャも今大会では1試合ずつしか試合が行われなかった。



10
シニア2黒帯フェザー優勝は佐野英司(京都何気)。
3人エントリーの巴戦の決勝戦をP0-0、A0-0からレフェリー判定で辛勝。



11
シニア1黒帯アブソで秒殺試合の連続で優勝したホジェリオ・クリスト(ホシャ)。
1回戦は12秒、決勝戦は40秒と2試合を合計しても1分かからず!


12
アジアオープンで3位、ヒクソン杯で準優勝と2大会連続で優勝を逃した
ケシア・タケウチ(小川柔術)だったが、今大会ではルースターを一人優勝、アブソでは
パスガードを決めての勝利で2冠、大会後に紫帯昇格を果たした。



13
ケシアの妹、カシエリ・ボニ・タケウチ(小川柔術)は
白帯ルースターのワンマッチ決勝戦で14-0のワンサイドゲーム。
試合経験の豊富さが勝因か。



14
女子白帯フェザー&アブソで2階級制覇したルアナ・ディアス(東海BJJ)。
もう白帯では反則ともいえる強さを見せつけているだけに来年からは
青帯を巻いて戦う意向のようだ。



15
男子の白帯2冠はマテウス・オンダ(東海BJJ)。
ライトフェザーでアブソ制覇はさすがという他ない。



【今日が誕生日の柔術家】シーザー・グレイシー(48)、ジョアオ・シウバ(32)



©Bull Terrier Fight Gear



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