2015年02月03日
ヨーロピアンのスタッフのギャラは?
過去最大人数を集め、世界最大規模の大会となった今年のヨーロピアン。
参加者数は3500人で、参加費は平均140ユーロということは参加費合計はザッと計算して約6800万円!
この参加費の他に大会スポンサーの収入もあるのでかなりの金額が集まったのは想像に難くありません。
そんなヨーロピアンで運営スタッフとして働いていた方々のスタッフギャラはいくらなんでしょうか?!
いささか下衆いですが、しっかりリサーチしてきたんで紹介します!
大会スタッフのギャラ、果たしていくら?!
まずは各マットに2人ずつ配置されてるレフェリー。
レフェリーは基本的に1時間交代で実働時間は通常スタッフの半分とはいえ、レフェリーの資格保有者のみでしか働くことができずにかなりの重労働。
大会の要ともいえるレフェリーのギャラは1日あたり140ユーロ、約2万円でした。
そして各マットに2名いるスタッフのマットコンディショナーと呼ばれる選手呼び出し係とスコアキーパーの得点係はギャラが違っていたのは意外。
呼び出し係は90ユーロ(約12000円)で得点係はその約半額の50ユーロ(約7000円)。
確かにウォームアップスペースとマット間を行き来しなければならない呼び出し係とテーブルに座ったままの得点係が同じギャラなのはおかしいかも。
レフェリー:140ユーロ。
呼び出し係:90ユーロ。
得点係:50ユーロ。
と、いうことで1マットにつき1日あたりのスタッフギャラの総額はレフェリー(140×2)+マットコンディショナー(90)+スコアキーパー(50)の420ユーロ、約6万円ほど。
日本でのスタッフギャラは各主催者で違いますが、ドゥマウやプリーストカップを参考にするとレフェリーが15000円〜2万円(時間による)、それ以外のスタッフは一律1万円というのがだいたいの相場。
1マットでレフェリー2人で2万円×2=4万円、呼び出し係&得点係で各1万円ずつで合計6万円と、スタッフごとの割り振り金額はやや違うものの、ほぼ同じという結果になりました。
ですが大会参加費はヨーロピアンの半額以下なのがほとんどなので、大会経費の割合としてはやや高めといえるでしょう。
スタッフのギャラの相場は各国の物価の違いもあるので一概にどうこう言えませんが、こうやって調べてみるとなかなか興味深かったです。
©Bull Terrier Fight Gear