2015年02月07日
【動画】パンアメリカン選手権1997
ここ数日、動画関連のネタが続きますがご了承を。
今日紹介するのはトライフォースチャンネルにアップされた97年のパン選手権の動画です。
柔術が日本に入ってきた90年代後半〜2000年初期あたりにはケーブルTVなどで柔術を取り上げたの番組が多数ありましたが、これもその中の1本かと思われます。
日本の柔術の始まりが第1回の全日本選手権の開催とするならば、この映像はそれ以前のもので、まさに日本の柔術シーンの創世記以前といえるでしょう。
いまは黒帯の中井祐樹氏や浜島邦明氏、竹内政司氏などの色帯時代の試合映像が見れるのは貴重!
中井氏は今大会で紫帯で出場しており、浜島・竹内の両氏も青帯というのが時代を感じさせます。
現在のパン選手権はLAのアーヴァインで定着していますが、当時は開催地が点々としており97年の大会はハワイでの開催で、ハワイに移住していたヘウソン・グレイシーが大会主管として働く姿が見られます。
18年も前の映像なのでコメントする連盟会長のカリーニョスがめちゃくちゃ若かったり、大会が前日計量だったり、その計量をしてるのが現在はIBJJFの重鎮の一人であるシリエマだったりとびっくりポイント多数。
試合映像でもかつてPRIDEで活躍したヒカルドンことヒカルド・モラエスが紫帯で出てて、着てるギが今はもうないASO(アーゾ)でおお!となったり、ホイラー・グレイシー&カーロス・マチャド(字幕ではヒーガンと出てます)の現役バリバリの試合映像が見れたりするのは資料的価値も大きいです。
さらに交通事故で亡くなったヒクソン長男のホクソン(ハクソン?)の15歳当時の試合映像が残ってるのは激レア!
そしてこの番組内で中井氏と共にメインで取り上げられてるのが骨法のエース的存在だった大原学というのも時代を感じさせます。
カメラを意識してプロレスラーっぽいパフォーマンスをする中井氏の姿や現在の体形からは考えられないような浜島氏のスマートさも注目ポイントの1つでしょう!
■「パンアメリカン選手権1997」はコチラから!
©Bull Terrier Fight Gear