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2015年04月07日

【レポ】COPA DE BANGKOK 2015 Part.1

4/4(土)、タイ・バンコクのナショナルスタジアム屋内体育館で開催された「COPA DE BANGKOK 2015」。

今大会は過去に「バンコクオープン」「タイ・インターナショナル」として毎年開催されていた大会が2年ぶりに大会名を変えて再開されたもの。

2012年以来、2年ぶりの開催となった今大会だが、大会がなかった間にタイではMMAが解禁され柔術のアカデミーも激増し試合の機会が待ち望まれており、出場選手は180人を超える過去最大規模となった。

過去大会ではギ&ノーギが同時開催されていたが今回はギのみが行われ、ワンマッチ決勝戦ながら黒帯マッチも組まれていた。

この黒帯マッチに出場したのが来月3日に横浜文体で開催されるREAL.2のMMA日本デビュー戦を控えるホドリゴ・カポラル。

カポラルは香港在住でアジア諸国で開催される大会に積極的に参戦し、その全てで勝ちまくっている“アジアの大会荒らし”的な存在となっている。

その他にもタイやアジア近隣諸国の日本人選手らも活躍し復活したタイでの大会は大成功に終わり主催者陣は大きな手応えを感じ、早くも来年の大会開催の構想に入ったようだ。


01
会場のナショナルスタジアム屋内体育館。
灼熱のバンコクでも会場内は空調が効いており快適だった。





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マットは4面で各50試合ほど。
思ったより運営上の遅れはなく順調な試合進行。



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今大会のヘッドレフェリーは日本から招聘されたエジソン・カゴハラが務めた。
他には香港から荒牧誠&ダニエル・チャールズ、台湾から小笠原誠ら
経験豊富なレフェリー陣を招聘。
特に荒牧&小笠原の両レフェリーはアジアでの大会開催になくてはならない存在となっている。



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メダルガールがいたのには驚き。
このメダルガールはタイで開催されているMMAイベントの
「フルメタルドージョー」のラウンドガールが大会PRを兼ねて起用された。
でも表彰式で横に立つだけでメダル贈呈は行わず!



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カポラルは黒ミドル&アブソルートで新たに黒帯になったばかりの
イアン・リー(マルコスエスコバルBJJ)と対戦。
イアンはマレーシアから参戦してきた選手だ。



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階級&アブソともカポラルの一本勝ちでやすやすと2階級制覇。
パンでは入賞できなかったカポラルもアジアレベルの大会だと別格の強さ。
だがそんなカポラル相手にも出場を決意したイアンの男気も称賛に値するだろう。



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来月にはMMAで来日を控えるカポラル、今大会は家族帯同での試合参戦だった。
これからの1ヵ月はMMAの練習にのみ集中する、と気合を入れ直していた。



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現在はタイのバンコク在住の柏倉守硫(EMAC)。
現地でインストラクター兼MMAファイターとして活躍中。
試合では得意のフットロックが冴え渡り茶ミドルワンマッチ決勝戦を
45秒で秒殺一本勝ちで優勝。



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アダルト茶帯ミドル、優勝は柏倉守硫(Over Limit BJJ/EMAC)で準優勝は
Over Limit BJJ所属でエントリーしたアラン・トキオ・ヤマシタ(ストーアカデミー)。



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茶帯フェザー優勝はアジアの大会常連、松本匡史(REDIPS)。
日本在住ながらアジア諸国で大会があると積極的に参戦中。



11
日本人対決となった茶アブソ決勝戦。
巧みなガードを操る松本に対しどう攻めるかに注目が集まったが、
この試合もフットロックで柏倉が一本勝ちで優勝。



12
ミドル&アブソルートの全試合をフットロックで極めた柏倉。
持ち前のパワーを活かしたフットロックは脅威といえる。



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アダルト茶帯アブソルート表彰台
優 勝 柏倉守硫(Over Limit BJJ/EMAC)
準優勝 松本匡史(REDIPS)
3 位 アラン・トキオ・ヤマシタ(Over Limit BJJ/ストーアカデミー)LEP TEE(マルコスエスコバルBJJ)



■今大会のフォトギャラリーはコチラから!



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©Bull Terrier Fight Gear



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