2015年04月10日
【レポ】6 Black Belts Seminar@Q23 Academy
『COPA DE BANGKOK 2015』の大会翌日に6人の黒帯が一堂に介しての豪華セミナーが開催された。
このセミナーは大会参加者は参加費無料で行われ、これは主催者側の大会参加者への特典的なイベントとして企画されたもの。
セミナーを行った6人はレフェリーとして招聘された黒帯たちで、レフェリーの他にセミナーもやるというハードワークぶり。
それでも快くテクニックを披露してくれるのだから頭が下がる。
予定時間は3時間だったが、それを大幅に延長してのセミナーは後半になるとやや集中力に欠けた感もあったが、テクニック習得に貪欲なアジアの選手たちにはおおむね好評だった様子。
6人の黒帯それぞれが自身の持つ得意技を紹介していたのでテクニックに偏りがなく、万遍なく多種多様な技術が学べたのはよかったと思う。
今回のセミナーも最近のセミナー同様に「動画撮影OK、ネット公開NG」だったので、今頃セミナー受講者はそれぞれで復習に励んでるに違いないだろう。
最終的には9人もの黒帯が集まった今回の合同セミナーだが、ここまで多くの黒帯が集結したことはタイでは前例がなく歴史的なことだったとのこと。
来年の『COPA DE BANGKOK』でも同様なセミナーの企画が検討中で、次回はどんな顔ぶれが集まるか楽しみだ。
バンコクにあるQ23アカデミーで行われた合同セミナー。
6人の黒帯が3時間に渡ってテクニックを披露する。
講師として参加した黒帯はこの6人。
アジアを代表する黒帯が一堂に介した。
大会主催者の一人でもあるアダム・カユーン(Q23アカデミー/ATTタイランド)。
ヒカルド・リボーリオの黒帯でMMAでグレゴー・グレイシーに勝利したタイきっての強豪。
香港在住のブラジル人、ダニエル・チャールズ(フリー)。
マカオBJJの創設者だが現在は離脱しフリーランスとして活動中。
ノヴァウニオンのウェンデウ・アレクサンダーの黒帯だ。
荒牧誠(香港柔術)も香港在住の黒帯。
荒牧と小笠原はアジアの大会のレフェリー常連で来月は
フィリピンでも大会レフェリーを行う予定という。
ダニエル・チャールズと同門の小笠原誠(台湾BJJ)。
今大会の1週間前にはグアムのマリアナスオープンでもレフェリーを務めた。
リー・リヴィングストンはタイのFightlab BKKの代表。
黒帯はアリアンシ総帥、ホメロ・ジャカレに授与され、
アトランタのアリアンシでコブリンヤやレプリらと練習していたらしい。
大会ヘッドレフェリーとして招聘されたエジソン・カゴハラ(Over Limit BJJ)。
昨年ワールドマスターズを制覇したことで一気に
ビッグネームとして扱われるようになった。
大会参加者の3割ほどがセミナーに参加し大盛況。
かなり大規模なセミナーになった。
まずはリヴィングストンがオモプラッタからの展開を紹介。
基本から複合技までの連携は面白かった。
2番手のエジソンは初心者が多めだったのでガードの基本技をいくつか。
アジアはまだ白帯&青帯が中心なので凝ったテクより簡単なテクニックの方が
喜ばれる傾向がある。
ややダレ気味な中盤に登場した小笠原は持ち時間の15分をオーバーすることなく
きっちりと終わらせた。
デラヒーバのパスをジョークを交えながら披露した。
荒牧はスイープから極めに至るまでの一連の流れを指導。
こういう1つのポジションから様々な展開を見せるのは鉄板で、セミナー慣れしている感じ。
ベテランのダニエル・チャールズはハーフガードからのスイープのバリエーション。
細かいディテールはさすがの一言。
ラストはアダム・カユーン。
まず教えたテクニックがクローズドガードから相手を立たせないテクニック、という
ちょー地味テク!
でもこういう細かいテクニックこを試合では大事。
さらにクローズドガードから帯を持たれた場合の外し方とか
これまた地味テクで個人的にかなりツボ。
これらはすべてクローズドガードをキープするためのテクニックということで紹介されたもの。
もちろんこれだけでなく、クローズドガードからのモンジバカがメインテーマでした。
途中参加&途中退出がありながらも常に50人以上が受講していた今回のセミナー。
かなり広いQ23も満員御礼状態で逆にこれ以上集まったら動けないかも。
こんな小さい子の参加も!
でも女の子は途中で飽きてフェードアウトしてました。
3時間どころか4時間以上にも渡って行われた合同セミナー。
内容は非常に濃かったので参加者は大満足だったのではないでしょうか?!
©Bull Terrier Fight Gear
6人の黒帯それぞれが自身の持つ得意技を紹介していたのでテクニックに偏りがなく、万遍なく多種多様な技術が学べたのはよかったと思う。
今回のセミナーも最近のセミナー同様に「動画撮影OK、ネット公開NG」だったので、今頃セミナー受講者はそれぞれで復習に励んでるに違いないだろう。
最終的には9人もの黒帯が集まった今回の合同セミナーだが、ここまで多くの黒帯が集結したことはタイでは前例がなく歴史的なことだったとのこと。
来年の『COPA DE BANGKOK』でも同様なセミナーの企画が検討中で、次回はどんな顔ぶれが集まるか楽しみだ。
バンコクにあるQ23アカデミーで行われた合同セミナー。
6人の黒帯が3時間に渡ってテクニックを披露する。
講師として参加した黒帯はこの6人。
アジアを代表する黒帯が一堂に介した。
大会主催者の一人でもあるアダム・カユーン(Q23アカデミー/ATTタイランド)。
ヒカルド・リボーリオの黒帯でMMAでグレゴー・グレイシーに勝利したタイきっての強豪。
香港在住のブラジル人、ダニエル・チャールズ(フリー)。
マカオBJJの創設者だが現在は離脱しフリーランスとして活動中。
ノヴァウニオンのウェンデウ・アレクサンダーの黒帯だ。
荒牧誠(香港柔術)も香港在住の黒帯。
荒牧と小笠原はアジアの大会のレフェリー常連で来月は
フィリピンでも大会レフェリーを行う予定という。
ダニエル・チャールズと同門の小笠原誠(台湾BJJ)。
今大会の1週間前にはグアムのマリアナスオープンでもレフェリーを務めた。
リー・リヴィングストンはタイのFightlab BKKの代表。
黒帯はアリアンシ総帥、ホメロ・ジャカレに授与され、
アトランタのアリアンシでコブリンヤやレプリらと練習していたらしい。
大会ヘッドレフェリーとして招聘されたエジソン・カゴハラ(Over Limit BJJ)。
昨年ワールドマスターズを制覇したことで一気に
ビッグネームとして扱われるようになった。
大会参加者の3割ほどがセミナーに参加し大盛況。
かなり大規模なセミナーになった。
まずはリヴィングストンがオモプラッタからの展開を紹介。
基本から複合技までの連携は面白かった。
2番手のエジソンは初心者が多めだったのでガードの基本技をいくつか。
アジアはまだ白帯&青帯が中心なので凝ったテクより簡単なテクニックの方が
喜ばれる傾向がある。
ややダレ気味な中盤に登場した小笠原は持ち時間の15分をオーバーすることなく
きっちりと終わらせた。
デラヒーバのパスをジョークを交えながら披露した。
荒牧はスイープから極めに至るまでの一連の流れを指導。
こういう1つのポジションから様々な展開を見せるのは鉄板で、セミナー慣れしている感じ。
ベテランのダニエル・チャールズはハーフガードからのスイープのバリエーション。
細かいディテールはさすがの一言。
ラストはアダム・カユーン。
まず教えたテクニックがクローズドガードから相手を立たせないテクニック、という
ちょー地味テク!
でもこういう細かいテクニックこを試合では大事。
さらにクローズドガードから帯を持たれた場合の外し方とか
これまた地味テクで個人的にかなりツボ。
これらはすべてクローズドガードをキープするためのテクニックということで紹介されたもの。
もちろんこれだけでなく、クローズドガードからのモンジバカがメインテーマでした。
途中参加&途中退出がありながらも常に50人以上が受講していた今回のセミナー。
かなり広いQ23も満員御礼状態で逆にこれ以上集まったら動けないかも。
こんな小さい子の参加も!
でも女の子は途中で飽きてフェードアウトしてました。
3時間どころか4時間以上にも渡って行われた合同セミナー。
内容は非常に濃かったので参加者は大満足だったのではないでしょうか?!
©Bull Terrier Fight Gear