2015年04月30日
【レポ】『Jiu Jitsu Priest CUP 2015 SENDAI』Part.1
プリーストカップ初の東北開催となる仙台大会は地元の老舗アカデミー、草柔会仙台の協力の元に開催された。
東京で開催しているフォーマットをそのまま仙台に持ち込み、USTREMによる実況・解説付きの大会生配信、アイドルを起用したメダルガール、スーパーファイトなども実施。
特にメダルガールは地方大会初導入で、来月のグループデビューを控えたジュニアアイドル2人が参加しメダル贈呈や選手インタビュー、そしてUST解説にも飛び入りし大会に華を添えている。
試合は地元勢はもちろんのこと、近隣県からも多くの選手が参加し黒帯マッチも組まれるなど盛況だった。
まずは黒帯&茶帯、そしてスーパーファイトの試合から紹介したい。
シニア1黒帯フェザー決勝戦
伊藤正規(ハイブリッドレスリング山田道場)
vs
芳原零(ブレイブハート)
今大会唯一の黒帯マッチはシニア1のワンマッチ決勝戦。
東京で開催しているフォーマットをそのまま仙台に持ち込み、USTREMによる実況・解説付きの大会生配信、アイドルを起用したメダルガール、スーパーファイトなども実施。
特にメダルガールは地方大会初導入で、来月のグループデビューを控えたジュニアアイドル2人が参加しメダル贈呈や選手インタビュー、そしてUST解説にも飛び入りし大会に華を添えている。
試合は地元勢はもちろんのこと、近隣県からも多くの選手が参加し黒帯マッチも組まれるなど盛況だった。
まずは黒帯&茶帯、そしてスーパーファイトの試合から紹介したい。
シニア1黒帯フェザー決勝戦
伊藤正規(ハイブリッドレスリング山田道場)
vs
芳原零(ブレイブハート)
今大会唯一の黒帯マッチはシニア1のワンマッチ決勝戦。
ベテランらしいテクニカルな攻防は突然のフィニッシュ。
一瞬のスキをついたヒザ十字で伊藤が3:10 一本勝ち。
シニア1黒帯フェザー表彰台
優 勝 伊藤正規(ハイブリッドレスリング山田道場)
準優勝 芳原零(ブレイブハート)
茶帯ライトフェザー決勝戦
阿部宏司(草柔会岩手)
vs
高野仁(ブレイブハート)
草柔会岩手代表の阿部と高野のワンマッチ決勝戦。
両者とも一進一退で互いに譲らぬ拮抗した試合展開に。
甲乙つけがたい判定の難しい試合はレフェリー判定で阿部が制す。
内容的にほとんど差がない一戦だった。
茶帯アブソルート決勝戦
後藤拓磨(草柔会仙台)
vs
阿部宏司(草柔会岩手)
ライトフェザー優勝の阿部とスーパーファイト出場の後藤の草柔会のメンバー同士のアブソ決勝。
身内とはいえガチ試合をするのが草柔会スタイルだ。
Wガードやハーフガードなど得意なポジションを次々に繰り出しつつ、引き込みから三角絞め、
さらにそこから腕十字に繋げタップアウト。
3:40という短い試合タイムで先輩茶帯から見事な一本勝ちを果たした。
大会主催協力の草柔会仙台の期待の若手として見事にその期待に応えた後藤。
続くスーパーファイトに向けこの一本勝ちでさらに勢い(調子に?)に乗ったのは間違いない。
敗れた阿部は自分より若く、また階級も上の後藤に胸を貸す漢気を見せたのが印象的だった。
一本負けとはいえ、逆に評価を上げたと言っていいだろう。
スーパーファイト
後藤悠司(一心柔術)
vs
後藤拓磨(草柔会仙台)
今大会の最終試合として行われたスーパーファイト。
東京からこの試合のために遠征してきた後藤悠司と地元のエース・後藤拓磨の“後藤対決”だ。
試合は経験に勝る後藤悠司がアドバンテージ5つを獲得して勝利。
後藤琢磨は後藤悠司の怒涛のパスガードの猛攻を凌ぐので精いっぱいで
反撃のチャンスがないままタイムアップ。
この敗戦がよほどショックだったか、試合終了時は選手宣誓した際の
気合い入りまくりとは真逆の気の抜けた顔になってしまった。
勝利した後藤悠司は「相手が粘り強くて思った試合ができなかった」と言いつつも
アダルトバリバリの後藤琢磨を完封しての勝利は見事。
磐石の試合ぶりでパン選手権・マスター3位の実績はフロックではないことを証明した。
【参加受付中】
『チョイ・ワンチョイ セミナー』
日時:5/15(金)20:00-22:00
会場:ミューズ柔術アカデミー(東京・代々木)
費用:一般4000円 会員2000円(15人限定)
【今日が誕生日の柔術家】ガブリエル・ヴェラ(34)、中山徹(44)、レアンドロ・エスコバル“タトゥ”
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