2015年08月08日
【レポ】8/7 シャノン"ザ・キャノン"リッチ・セミナーinミューズ柔術アカデミー
8/7(金)、東京・代々木のミューズ柔術アカデミーにてMMAのレジェンド、シャノン"ザ・キャノン"リッチ・セミナーが開催されました。
このセミナーは8/10にディファ有明で行われるパンクラスの試合に出場するために来日したシャノンたっての希望で行われたものです。
海外の選手は日本でセミナーを行うことが一種のステータスとなっており、セミナーでお金を稼ぐことよりもセミナーをやること自体が目的となっている場合も少なくありません。
シャノンもそういった一人で「自分の格闘技のキャリアにおいても重要なパートを占める日本でセミナーを行えることは光栄だ」と意気込んでテクニックをシェアしてくれました。
紹介されたテクニックの数々はマチャド柔術の黒帯らしいオールドスクールで古き良き柔術を感じさせるものばかり。
いわゆるモダン柔術的な最新技術は一切ないまでも格闘技歴20年以上の経験とMMA200戦以上というキャリアに裏打ちされたシンプルかつ実戦的なテクニックは初心者にも有効で非常に好評でした。
MMAで200戦以上の戦績を持つレジェンド、シャノン"ザ・キャノン"リッチ初の柔術セミナー。
シャノン=MMAのイメージですが柔術でも数々の実績があり、先日のアメリカンナショナルでも優勝しています。
急な告知&平日夜でありながら定員いっぱいの人数が集まり盛況でした。
当初は「人が集まらなかったらどうしよう?」と心配されましたが杞憂に終わり一安心です。
アリゾナのフェニックスに自身のアカデミーを持つシャノンだけに指導も上手。
時折アメリカンジョークを交えながら2時間で20ほどのテクニックを披露してくれました。
面白かったのがこのテクニック。
オープンガードの状態から、
足首を交差するように束ねて、
ワキで足首を抱えて、
両手でクラッチしてアキレス腱固め!
これはかつてRINGSでクロスヒールホールドと呼ばれた足関節技。
名前はヒールホールドですが極まってるのはアキレス腱なので柔術でも使用可能です。
セミナー後には持参したトレーディングカードやポートレートを参加者全員に
プレゼントしてくれたシャノン。
記念撮影にも気軽に応じてくれサーヴィス精神旺盛のナイスガイでした。
セミナーには参加できませんでしたが同じ大会に出場するスロース荒井がシャノンを表敬訪問。
大会で2人揃っての勝利を約束し合ってました。
シャノンは明日のパンクラス・ディファ有明大会で佐藤光留と対戦予定。
ぜひ勝利して欲しいと思います!
■大会詳細はコチラから!
またシャノンは来月ラスヴェガスで開催されるIBJJFワールドマスターズにも参戦予定。
その試合も楽しみです。
【今日が誕生日の柔術家】アンドリス・ブルノフスキー(25)、ベッチーニョ・ヴィタウ(32)
Jiu Jitsu Priest
Jiu Jitsu NERD
BJJ-WAVE
MUSE Jiu Jitsu Academy
©Bull Terrier Fight Gear