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2015年09月07日

【レポ】ADCC 2015:決勝戦 その2

-88kg決勝のユーリvsキーナンはキーナンが凡ミス。

決勝戦のみ前半戦から引き込みのペナルティが入るのを知ってか知らずか引き込んでしまいマイナス1のペナルティ。

これで自分から仕掛けなければならない展開となったキーナンが攻めるも逆にユーリにバックを許してしまい敗れた。

-99kgはムンジアルを欠場したホドウフォと前回大会優勝者のアシスから勝利して決勝戦進出のプレギーサの対戦。

プレギーサは昨年のムンジアル王者だが、大会後にステロイド陽性反応が出てこの戦績を抹消されており、今年のムンジアルもサスペンドとなり不出場だった。

試合は得意のガードに引き込めないプレギーサにホドウフォがスタンドゲームで優位に試合を進め判定ながら盤石の勝利を決めている。

そして会場中からブーイングの嵐となった+99kgはオーランド・サンチェスとジャレッド・ドップのアメリカ人同士の決勝戦。

この試合は最初から最後まで終始スタンドでの展開になり、2度の延長戦の末にオーランドが初優勝し歓喜のあまり泣き崩れるも会場内の反応は冷ややかだった。

優勝したオーランドは大会後に日本でMMAの試合予定があることを明かしており、本人が熱望する念願の初来日が実現するかもしれない。


11
-88kg決勝戦
ユーリ・シモエス(ブラザCTA)
vs
キーナン・コーネリアス(ATOS)



12
昨年のノーギワールズのアブソ決勝のリマッチとなったこの対戦。
戦略ミスで引き込んでしまいペナルティが入り、自ら動かなくてはならなくなったキーナン。
前半タイムはノーポントだが決勝戦のみは最初から引き込みに対しペナルティが入るという
ルールを忘れていたか。



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攻めにいったキーナンをいなし、逆にバックを奪ったユーリがP3-0で勝利。
ギを使ったテクニックを得意とするキーナンはやはりギがあってこそなのか?!



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今大会のユーリはトップポジションでの強さが印象的。
準決勝でのvsホミーニョ戦でもパスガードを決めている。



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-99kg決勝戦
ホドウフォ・ヴィレイラ(GFチーム)
vs
フェリッペ・ペナ"プレギーサ"(グレイシーバッハ)



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いきなり序盤からトバしていくホドウフォ。
豪快なタックルでプレギーサをテイクダウン!
ニアバックまでいくがプレギーサはエスケープ。



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そこからは静かな攻防が続く試合展開。
ともに目立った攻めが見せられないまま延長戦に突入する。



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延長戦になると疲れの見えるプレギーサに対しやや押し気味にホドウフォが試合を進めていく。
ニアバック、ニアパスと柔術だったらアドバンテージが入るような場面も多々あった。



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最終的には互いにノーポイントのままだったが、試合を優位に進めたホドウフォが
判定勝利をモノにしてADCC初制覇。
ムンジアルを欠場してまで今大会に賭けていた努力が結実した瞬間だ。



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+99kg級
オーランド・サンチェス(グレイシーバッハ)
vs
ジャレッド・ドップ(ヒベイロJJ)



23
試合時間のほとんどをスタンドゲームに費やしたこの試合はブーイングも出たほど。
大きな見せ場はオーランドが2回に渡ってバックドロップを見せたこの場面ぐらいか。



24
本戦20分+延長戦10分×2の合計40分のロングマッチを制したのはオーランド。
オーランドは前回大会も出場していたが無冠に終わっただけに嬉しさを爆発させた。



25
MMAでも5戦全勝中のオーランドはすでに日本からMMAのオファーがあるとのこと。
またUFCからも契約の話があるとかで引く手あまたの様子。
だがオーランド本人は大の親日家だけにUFCよりも日本での試合を最優先する意向のようだ。



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