2015年09月08日
【レポ】ADCC 2015:女子決勝戦
ADCCの女子は-60kgと+60kgの2階級のみの開催。
男子も10kg刻みで約5kgごとの細かく階級分けされている柔術に比べると大雑把な感は否めない。
女子でいえばざっくりライトフェザー〜ライト、ミドルからそれ以上という感じで、かつてコパドムンドで行われていたアブソルート軽量級・重量級の階級分けに近い。
-60kgは今年のムンジアル決勝でも対戦したマッケンジーとニコリニがノーギでも対戦となり、シーソーゲームの末にマッケンジーが競り勝った。
これでマッケンジーはワールドプロ&ムンジアルの世界2冠に加え、ADCCも初制覇し世界3冠に輝く活躍ぶり。
まだ気が早いかもしれないが2015年に最も活躍した柔術家はこのマッケンジーといっていいかもしれない。
+60kgでは絶対王者・ガヴィが準決勝で敗れる波乱があり、そのガヴィに勝利した若干19歳の茶帯、ジェシカと世界王者・アナ・ロウラのグレイシーバッハ対決に。
ガヴィに勝利という金星を挙げたジェシカもアナ・ロウラにはP12-0で完敗したが、年齢と帯色を考えたら大健闘といえるだろう。
女子-60kg決勝戦
マッケンジー・ダーン(グレイシーウマイタ)
vs
ミッシェル・ニコリニ(チェックマット)
男子も10kg刻みで約5kgごとの細かく階級分けされている柔術に比べると大雑把な感は否めない。
女子でいえばざっくりライトフェザー〜ライト、ミドルからそれ以上という感じで、かつてコパドムンドで行われていたアブソルート軽量級・重量級の階級分けに近い。
-60kgは今年のムンジアル決勝でも対戦したマッケンジーとニコリニがノーギでも対戦となり、シーソーゲームの末にマッケンジーが競り勝った。
これでマッケンジーはワールドプロ&ムンジアルの世界2冠に加え、ADCCも初制覇し世界3冠に輝く活躍ぶり。
まだ気が早いかもしれないが2015年に最も活躍した柔術家はこのマッケンジーといっていいかもしれない。
+60kgでは絶対王者・ガヴィが準決勝で敗れる波乱があり、そのガヴィに勝利した若干19歳の茶帯、ジェシカと世界王者・アナ・ロウラのグレイシーバッハ対決に。
ガヴィに勝利という金星を挙げたジェシカもアナ・ロウラにはP12-0で完敗したが、年齢と帯色を考えたら大健闘といえるだろう。
女子-60kg決勝戦
マッケンジー・ダーン(グレイシーウマイタ)
vs
ミッシェル・ニコリニ(チェックマット)
今年のムンジアルでも戦った両者が再びノーギで対戦。
Wガードから足関狙いの攻防に。
この攻防の中で上になったり下になったりとスイープの交換でポイントはイーブン。
だがニコリニには何で入ったか不明だが1つのペナルティがあり、-1のビハインド。
最終的にはP4-4もペナルティ1でマッケンジーが勝利。
ムンジアルに続きADCCでも連勝したマッケンジーがADCC初制覇を果たした。
大会後のマッケンジーはブラジル内で5つのセミナーを行い、その足で
日本に再来日しアジアオープンに出場予定だ。
女子+60kg決勝戦
アナ・ロウラ・コルデイロ(グレイシーバッハ)
vs
ジェシカ・オリヴェイラ(グレイシーバッハ)
ガヴィに勝利するというアップセットを起こしたジェシカも現役の黒帯世界王者には完敗。
次々にポジションを奪われP12-0で成すすべなく敗れた。
優勝したアナ・ロウラは一時期は試合から遠ざかっていたが昨年復帰してから無敗の快進撃。
2009年のパンでは茶黒混合トーナメントでガヴィにも勝利している強豪選手だ。
基本的に同じ所属の選手同士は初戦、または2回戦で当たるようになっていたが、
この試合だけはなぜか決勝戦でバッハ同士の対戦に。
試合後は2人で「グレイシーバッハ!」と叫び結束力をアピールしていた。
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