2015年10月09日
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【レポ】『Rolls Gracie CUP 2015』
10/4(日)、東京・浅草の台東リバーサイドスポーツセンターで、Reyson Gracie JIU-JITSU主催・IF-PROJECT主管『Rolls Gracie CUP 2015』が開催された。
カーロス・グレイシーの七男であり、1982年に31歳の若さで事故死した“伝説のグレイシー”、ホーウス・グレイシー。
彼の名前を冠につけた本大会は、昨年の来日も記憶に新しい柔術9段、赤帯のヘイゾン・グレイシーのオーガナイズで実現したもの。
当日はヘイゾンもブラジルから来日し、開会の挨拶では「弟であるホーウスは柔術だけでなく、現在の総合格闘技の発展にも大きく貢献した人物。ホーウスが憧れた日本で、彼の名前をつけた大会を開くことができて感謝している」と述べた。
ヘイゾン・グレイシー
大会は黒帯の試合こそ組まれたかったものの、トーナメントだけでなく茶帯、紫帯の国内主力選手によるスペシャルワンマッチも組まれ、盛り上がりを見せていた。
ここではスペシャルワンマッチ4試合の模様をレポートする。
スペシャルワンマッチ第1試合
アダルト紫帯80kg契約
新村康行(グラスコ柔術アカデミー)
VS
山田洋平(DRAGOM’S DEN)
山田のラッソーガードをなかなか攻略できない新村。
両者ポイントがないまま、残り1分を切ったところで新村がパスを仕掛け、
バックに回り込んだところで試合終了。
A1-0で新村が勝利した。
スペシャルワンマッチ第2試合
アダルト紫帯ルースター級契約
杉本寛樹(AXIS JIU-JITSU ACADEMY)
VS
長谷部悠(リバーサルジム新宿Me, We)
序盤からスイープ、パス、バックテイクとポイントを重ねる杉本。
長谷部の粘りか、フィニッシュにはつなげられなかったものの、
終始試合のペースを握った杉本がP14-0で完勝。
スペシャルワンマッチ第3試合
アダルト茶帯ルースター級契約
渡辺翔平(ポゴナ・クラブジム)
VS
藤岡勇(藤田柔術)
パス、ニーオンなどで攻め込む渡辺。
P13-0と圧倒的なリードから7:35腕十字を極めて、渡辺が藤岡を下した。
スペシャルワンマッチ第4試合
アダルト茶帯-78.0kg契約
高橋昌嗣(トライフォース柔術アカデミー)
VS
ホブソン・タンノ(INFIGHT)
開始早々、引き込んだシュシャ。
高橋の一瞬のスキをつき、得意の三角をセットアップ。4:09、シュシャが盤石の一本勝ち。
全試合終了後にはヘイゾンの護身術&ブラジリアン柔術セミナーが行われた。
柔術赤帯から直で指導を受けられる機会は貴重なはずだが、
参加者が少なかったところが残念!
ヘイゾンはまだ日本に滞在中で、10月10日(土)13時からは
横浜のヒロブラジリアン柔術アカデミー横浜でもセミナーを敢行予定。
参加希望者は、同道場へぜひコンタクトを。
またIF-PROJECT主管で毎年行われている「ヒカルド・デラヒーバ杯」の
開催場所が東京・練馬の光が丘ドームに決定した。
開催日時は12月6日(日)、『Rolls Gracie CUP 2015』出場者は
エントリー費が1000円引きとのことだ。
■大会詳細はコチラから!
all pics and text by Satoshi Narita / Jiu Jitsu NERD
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