2016年01月13日
【レポ】コパ・ポジオ2016:ライト級GP
1/9、ブラジル・リオデジャネイロで開催されたプロ柔術「コパ・ポジオ2016 ライト級GP」の大会レポートを紹介す。
今大会のメインのライト級GPはブラジル人のみならずアメリカ人選手を招聘して開催された。
アメリカからはディロン・ダニス、AJソウザ、エドウィン・ナジミらを招聘し、ブラジルからはコパ・ポジオの顔ともいえるレアンドロ・ロ、ADCC王者、ダヴィ・ハモス、ムンジアル王者、ルーカス・レプリら錚々たるメンバーが一堂に介すという豪華大会。
コパ・ポジオ独特のグループ分けされた勝ち抜き戦で決勝トーナメントに勝ち上がったのはロ、ダニス、レプリ、ボルジェスの4人。
活躍が期待されたナジミやダヴィ、AJソウザらのアメリカ勢はグループ戦を勝ち抜くことができなかった。
ロvsダニスはP2-0でロが勝利し、レプリvsボルジェスはP0-0、A2-0でレプリが辛勝し、決勝戦はロvsレプリという“本命・対抗”が順当に勝ち上がってきたと言っていいだろう。
注目のライト級GP決勝、ロvsレプリはロがスイープに成功しP2-0で勝利、コパ・ポジオの主役という役割を見事に果たしライト級GPを制した。
コパ・ポジオの顔ともいえるレアンドロ・ロ。
計量のときからリラックスムードで笑顔を覗かせる。
ライト級GPの本命がロなら対抗はこのレプリで間違いないだろう。
ヘッドレフェリーはIBJJFの審判部の重役、ムジオが務めた。
会場には手術を成功させリハビリ中のホドウフォの姿も。
過去のコパ・ポジオでの試合を通して親友となったロの応援に駆け付けたとのこと。
ナジミのセコンドにはプレギーサが就く。
なおプレギーサはコパ・ポジオの次回大会、ヘビー級GPに参戦が予定されている。
得意とする跳び付き三角を駆使しGPを盛り上げたナジミだったが
反則絡みの1勝のみと戦績は振るわず。
ADCCでレプリから一本勝ちで勝利して優勝し一躍時の人となったダヴィ・ハモス。
だがグループ戦で2勝のみで決勝トーナメントには勝ち残ることができなかった。
GPの決勝戦はグループ戦でも行われたロvsレプリのリマッチ。
グループ戦ではP2-2、A2-1でロが競り勝ったがGP決勝ではどうか。
グループ戦で負けているレプリはリベンジを果たすべく豪快なスイープでロを宙に舞わすも
惜しくもポイントにならず。
試合はロがスイープで挙げた2ポイントを死守しP2-0で勝利。
vsレプリ戦を2連勝しGP制覇。
コパ・ポジオ=ロ、GPではグループ戦から無敗でGP優勝を果たした。
3位決定戦ではディロン・ダニスvsディエゴ・ボルジェスが行われたが
マットにヒジを着いた際にダニスが負傷し、そのまま試合を棄権。
あと20秒で試合終了で、このアクシデントがなければアドバンテージ差で
ダニスが勝利していたのだが……。
■今大会の全試合結果はコチラから!
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