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2016年04月14日

【レポ】4/10『WHITE RIOT 2016』

4/10(日)、東京・代々木のミューズ音楽院ホールでLas Conchas主催の白帯限定大会『WHITE RIOT 2016』が開催された。

2年前に初開催された今大会は今年で3回目となるが回を重ねるごとに参加者は増え続けている人気大会。

参加者を白帯のみに限ったにも関わらずに選手は延べ人数で200名余りを数え、ミューズ音楽院ホールで開催された大会として過去最高人数となった。

これに伴い、これまでは1面進行だったが今大会から試合マットを増設し2面での開催となり、2面併せて190試合ほどを行っている。

大会開催前は早期締め切りも検討され、また大会当日も試合数の大幅な増加により混乱があるかと思われたが、白帯は試合時間が短いこともあり9時スタートで17時までには全試合終了となるスムーズさ。

とはいえ、白帯のみということでルールの周知が徹底されていなかったり試合の進み方について戸惑っていた選手も見受けられ、今後は初めて大会に参加する選手向けに何かガイドのようなものを用意するとよりよいと思われる。

盛況に終わった今大会だが、この大会が開催されたミューズ音楽院ホールでは今後、柔術大会が定期開催予定。

まず7/17にはJiu Jitsu Liga de Tokioの旗揚げ大会があり、8月には青帯限定大会の「BLUE DESTINY」、そして9/25にJiu Jitsu Liga de Tokioの第2戦と3ヵ月連続で大会開催が予定されている。

また秋から冬にかけて日程調整と会場の確保ができたらこの「WHITE RIOT」を再び開催するプランもあるとのこと。

となるとほぼ月イチで同会場で柔術大会が開催されていくこととなるので、これからは代々木のミューズ音楽院ホールが新たな柔術の聖地となっていくかもしれない。


01
代々木駅から徒歩1分という好立地にあるミューズ音楽院ホール。
その1Fと2Fフロアを借り切って試合会場にして大会開催。
3Fにも小さいながらウォームアップスペースも作られていた。





02
過去の大会では表彰台と物販スペースとなっていた1Fも試合会場に。
表彰台と物販は外のロビーで行われた。



03
アダルト白帯ルースター決勝戦
丹羽飛龍(AXIS横浜)
vs
山崎純平(PHYSICAL SPACE)
この春に中学3年生になったばかりの丹羽がアダルトに出場も2試合とも極めてルースターで優勝。
AXISらしいクローズドガードに特化した柔術にモダンムーブを融合した試合スタイルが印象的だった。



04
アダルト白帯ライトフェザー決勝戦
高尾広喜(リバーサルジム横浜グランドスラム)
vs
梅川歩夢(ストロングスピリット柔術)
キレのある動きでバックから送り襟絞めを極めた高尾が一本勝ちで優勝を果たす。



05
アダルト白帯フェザー決勝戦
関口祐冬(クロウフォレスト)
vs
長沼良平(ハイブリッドレスリング山田道場)
一本勝ちが連続したアダルト白帯階級別の決勝戦。
フェザーでも関口が腕十字で極めて一本決着で優勝を決めている。


06
アダルト白帯オープンクラス決勝戦
河野大地(和術慧舟會大手町道場)
vs
丹羽飛龍(AXIS横浜)
総勢24名もの選手が参加したオープンクラスでルースターの体格で決勝戦に進出した丹羽。
中学生がオトナ相手に互角以上の戦いぶりで好勝負を連発。



07
結果的には敗れたものの、この準優勝は大健闘といえる。
大会MVPを選ぶならこの丹羽なのはその試合ぶりを見た者ならば異論はないはずだ。
残念ながら今年は受験のために学業優先で大会出場は来年以降となるとのこと。



01fb
アダルト白帯オープンクラス表彰台
優 勝 河野大地(和術慧舟會大手町道場)
準優勝 丹羽飛龍(AXIS横浜)
3 位 山崎純平(PHYSICAL SPACE)



09
女子アダルト白帯ライト決勝戦
カロリーナ・クワハラ(INFIGHT JAPAN)
vs
ヴァネッサ・マルクッシ(Endure)
ワンマッチ決勝戦を腕十字で快勝したカロリーナ。
いま女子の白帯で一番の急成長ぶりを見せている。



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