2016年05月21日
アリ・ファリアス、ムンジアル復帰!
今年のムンジアルに楽しみな選手が復帰しました。
2013年の幻のムンジアル王者、アリ・ファリアスです。
アリは2013年のムンジアルで黒帯フェザーに出場し、準決勝戦で佐々幸範に勝利して決勝戦に進出。
そして決勝戦でガブリエル・モラエスにアドバンテージ差で勝利して優勝となりましたが、勝ち名乗りを受ける前にマットから出てしまいペナルティを受け、モラエスにアドバンテージが入ってしまい、レフェリー判定で敗れました。
それ以前にも2011年にはライトフェザー級で決勝戦まで勝ち残るも、反対ブロックを勝ち上がってきたギィ・メンデスとシェアしギィが優勝となっています。
このときの表彰台でアリの不服そうな顔が忘れられません。
2013年のムンジアル・黒帯フェザー表彰台。
アリ・ファリアスは試合に勝つも試合後の反則好意により準優勝となってしまいました。
2013年のムンジアル決勝の敗北が転機となり、IBJJFの大会から撤退し本格的にMMA転向の道を目指したアリは翌年の2014年に念願のMMAデビューを果たし、これまでに5戦4勝1敗3一本勝ちという戦績を残しています。
そんなアリが今年になって柔術に復帰し、ローマオープンに突如出場しアダルト黒帯フェザー決勝戦でメガトン・ディアスと対戦もメガトンがアリに勝利を譲り復帰戦を不戦勝という形ではありますが優勝で飾っています。
ここ数年の間、シーンから姿を消していたアリだけに、いまの選手との試合はどれも興味深いものとなるでしょう。
まだエントリーはされてないのでいままで通りフェザーでいくのか、ライトフェザーまで落とすのか不明ですが、すでにアメリカ入りしサンディエゴのATOS HQで最終調整中の姿がたびたびFacebookなどで見られています。
とにかくアリのムンジアル参戦は個人的に非常に楽しみで、誰と当たっても夢の対決というと大げさですが、それぐらいの期待があります。
色帯では青、紫、茶帯で優勝し、ムンジアルでも過去2回に渡り決勝戦進出を果たすも、いまだ優勝に縁がないアリ。
復帰した今年でいきなり王者となるか、はたまた不在だった時代に台頭した選手らの踏み台となってしまうのか?!
アリの3年ぶりのムンジアル参戦は朗報と言えるでしょう。
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