2016年05月29日
【レポ】5/22 ASJJF-DUMAU KOREA INTARNATIONAL 2016
5/22(日)、韓国・ソウルの東大門カルチャーパークでASJJF-DUMAU主催『ASJJF-DUMAU KOREA INTARNATIONAL 2016』が開催された。
昨年からアジア進出を果たしアジア全域で大会を開催しているASJJF-DUMAUの初の韓国大会は元AOJの韓国人、チョイ・ワンチョイの協力を得て実現した。
いま韓国はMMAでもUFCやROAD FCが定期開催されて格闘技人気が高くなっているが、柔術熱もかなりのもの。
韓国人選手は韓国のみならず海外の大会にも積極的に参戦しており試合レベルも日本と遜色なく、中には凌駕している選手も見られた。
この韓国大会は日本の大会が韓国で開催されるということで現地でも話題になり、予想をはるかに上回る参加者があり、申し込み締め切りを1が月以上も早めて締め切るほどに人気ぶり。
最終的には述べ人数で500人ほどの参加者があったが、最後までエントリーを締め切らなかったら1000人規模の大会になった可能性もあり、韓国柔術シーンの過熱ぶりには目を見張るものがある。
大会はASJJFルールでで行われたがさしたる混乱もなく終わり、6面進行で夕方には大会が終わるというスムーズな進行ぶりで運営側&参加者とも大会慣れしている印象を受けた。
100点満点の成功といっていい大会内容となった今大会だが、エジソンとチョイ双方から早期に次回大会の開催実現の声が上がり、早くも次回大会の開催が決定。
日程は調整中だが半年後の10月頃には第2回大会が実現しそうだ。
ASJJF-DUMAU初の韓国大会はソウルの中心地、東大門で行われた。
会場は6面で各80試合ほどを消化。
アダルト茶帯ライトのワンマッチ決勝戦、ジョン・ユンホ(Yulha柔術アカデミー)と高須宝亀(小川柔術)の一戦。
高須は本来ライトフェザーの選手だが階級アップして挑んだ。
さすがに2階級上にパワー差に苦戦しパス&マウントを許し最後は5:43 腕十字で一本負け。
ジョンのフィジカルの強さが目立った試合となった。
ジョンは過去に日本でも試合をしており、ワールドプロ予選では3位入賞している。
すでに茶帯で3年が経過している韓国の強豪選手だ。
ジョンはオープンクラスでも決勝戦に進出。
この試合でもバックマウントを奪うなどしてポイントで大きくリードし優位に試合を進めていた。
が、試合ラスト1分のところでサイドポジションで抑え込んでいた際に下から“ネズミ捕り”で絞め落とされてしまい失神!
激的な逆転勝利を果たしたイ・ヒョンレイ(TECHNE BJJ)は仲間にもみくちゃにされながら喜びを爆発させた
青帯ライトフェザーは山本博斗(グレイシーバッハ)が4試合のすべてを極めて圧勝で優勝。
極めの強さが光った。
山本は8/7に愛知で開催されるドゥマウスーパーファイトGPの出場も決定済み。
今後も活躍が期待される若手選手だ。
日本にも馴染みがあるテイター・ヤオ(ATOS KOREA KRIS KIM)だが紫ライトで初戦敗退。
サドンデスでスイープされての敗戦だった。
女子の試合はほとんどが白帯で青帯の試合は数えるほど。
男子に比べると女子の色帯はまだ少ないようだ。
大会主催は初めてだったチョイ・ワンチョイだったが意外なほどそつなくこなしており大成功。
早くも次回大会の開催が決定し年内にも第2回大会が開催される見込みだ。
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<大会レポート>
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