2016年07月19日
【レポ】Jiu Jitsu Liga de Tokio 01 / Part.1
7/17(日)、東京・代々木のミューズ音楽院ホールで初開催となった「Jiu Jitsu Liga de Tokio 01」。
自分が編集主幹を務める『Jiu Jitsu NERD』の制作陣が集まって主催する初の大会であり、スポンサー権利をかけるという、おそらく日本で初めての試みとなる大会がどのように受け入れられるか反応が気になるところではありましたが、エントリー数は100名近く、3位決定戦まで含めれば100試合ほどを組むことができました。
2016年は今回を含めて年3回の開催を予定していますが、まずは第1回大会を無事開催することができ、出場いただいた選手の方々と関係者の皆様にお礼申し上げます。(橋本)
そんなJLT01の熱戦が繰り広げられた試合の数々から、まずは黒帯・茶帯の試合レポートをお送りする。
「Jiu Jitsu Liga de Tokio」(JLT)は、『Jiu Jitsu NERD』制作陣が集まって主催する初の大会。
ASJJF-DUMAUやJBJJFの公認大会が増える中での新たな大会として、スポンサー権利をかけて行われる“リーグ戦”であること、そしてアドバンテージなしのASJJFルールを基本とし、サドンデスの延長戦は行わずにレフェリー判定で試合を決着することを特長としている。
ワンマッチ決勝となったマスター黒帯フェザーは、新潟県佐渡市から参戦の井上祐弥(Sado BJJ Club)とエメルソン・アズマ(Over Limit BJJ)の対戦に。
エメルソンは開始早々、井上の右手を引き込んで腕十字を狙うが、井上はエスケープ。そのままエメルソンの左足を取り、0:25ヒザ十字を極めて一本勝ち。井上がワンマッチ決勝を制した。
マスター黒帯フェザー
優 勝 井上祐弥(Sado BJJ Club)
準優勝 エメルソン・アズマ(Over Limit BJJ)
04 当初はエントリーしていたエメルソンが負傷欠場し、井上と松村威(チーム野武士)の対戦となった黒帯オープンクラス決勝。
ハーフガードに入れられた松村だが、試合終盤でパスガードに成功し、P3-0で井上を下して優勝。
マスター黒帯オープンクラス決勝
優 勝 松村威(チーム野武士)
準優勝 井上祐弥(Sado BJJ Club)
アダルト茶帯階級別はルースターとライトフェザーのワンマッチ決勝が組まれた。ルースター決勝は、鶴巻陽司(AXIS)と片山泰輔(CARPE DIEM)の対戦に。
P4-4から鶴巻が片山にバックを取られかけるが、エスケープに成功。
その後、クローズドに入れた鶴巻が腕十字を極め、6:27一本勝ちで優勝した。
アダルト茶帯ライトフェザー決勝は、兄弟での参加となった片山師斉(ポゴナ・クラブジム)対、大会レフェリーも務めたブルーノ・ヤマモト (Impacto Japan BJJ) 。
引き込みに合わせたテイクダウンの片山、スイープで返したブルーノでP2-2で試合が進む。
中盤にブルーノをクローズドに入れた片山がパスを許さず、僅差のレフェリー判定でライトフェザーを制したが試合後にビデオ判定のひと悶着。
アダルト茶帯ライトフェザー
優 勝 片山師斉(ポゴナ・クラブジム)
準優勝 Bruno iyamamoto (Impacto Japan BJJ)
JLTはオープンクラスをライト(76kg以下)とヘビー(76kg以上)に分け、軽量の選手でも入賞ポイントを獲得できるチャンスをつくっているのが特徴。
アダルト茶帯オープンクラスは76kg以下のライトのみが行われ、今泉貴史(パラエストラ吉祥寺)、ブルーノ・ヤマモト(Impacto Japan BJJ) 、片山兄弟の4名がエントリー。
決勝はCARPE DIEMの片山泰輔に一本勝ちで勝利したブルーノと、P7-2で片山師斉を下した今泉の対戦に。
結果は秒殺試合。引き込んだ今泉がブルーノをすかさず三角に捉え、0:51三角絞めで一本勝ち。優勝を収めた。
アダルト茶帯オープンクラスライト
優 勝 今泉貴史(パラエストラ吉祥寺)
準優勝 Bruno iyamamoto (Impacto Japan BJJ)
3 位 片山師斉(ポゴナ・クラブジム)
【次回大会】
『Jiu Jitsu Liga de Tokio 02』
会場:ミューズ音楽院ホール
日時:9/25(日)
※出場申し込みは近日開始
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