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2016年11月05日

【レポ】ASJJF DUMAU OPEN 2016:マスター&シニア黒帯

今大会では新たな日本人黒帯の榊原和正が活躍し大きな存在感を見せていた。


榊原はIBJJFのワールドマスターで紫帯&茶帯で連続入賞し黒帯に昇格。

今年から黒帯として試合に出場しており、今大会ではシニア1でWゴールドに輝いている。

日本人では珍しいヘビー級の体躯から繰り出される柔道仕込みの投げ技やパスガードは強烈で、それらを駆使してオープンクラス決勝ではガード巧者として知られるホジェリオ・クリストからパスガードに成功し優勝を果たした。

本人は「スタミナが続かずにシンドい!」と試合後ごとに荒い息をしていたが、日系ブラジリアンが猛威を振るうASJJFドゥマウにおいて榊原のような大型日本人黒帯は貴重な存在だけに今後も継続参戦を期待したい。

またグランドスラム東京に出場していたジョナタス・ノヴァエスも居残り参戦しマスター黒帯ミドルで優勝した。

ジョナタスはすでに帰国しているが今週末にサンフランシスコで開催されるIBJJFワールドノーギ、翌週にはLAで開催のSJJIFワールドにも参戦と毎週末の試合参戦で元気いっぱいだ。


01
榊原和正(小川柔術)はデビジョンはスーパーヘビーにエントリー。
初戦を新川武志(吹田柔術)と対戦し2:12 絞めで一本勝ち。





03
決勝戦はレアンドロ・デウス(Impacto Japan BJJ)からパスガードしP3-0で勝利、優勝を決めた。



04
オープンクラス決勝は昨年のワールドマスター王者のホジェリオ・クリスト(ホシャ柔術)。
試合序盤は得意とするスタンドゲームで優位に試合を進めた。



05
そして引き込んできたクリストを強引にパスガード!
やや粗い動きだったががっちりと抑え込んでパスガードの3ポイントを獲得しP3-0で勝利、Wゴールドに輝いた。



06
シニア1黒帯オープンクラス表彰台
優 勝 榊原和正(小川柔術)
準優勝 ホジェリオ・クリスト(ホシャ柔術)
3 位 ジョアオ・カワウチ(小川柔術)



07
マスター黒帯はヨースキ・ストー(Impacto Japan BJJ)の独壇場。
ライト&オープンクラスを制しWゴールド達成。



08
オープンクラス決勝のvs南和良(パラエストラ東大阪)戦は僅差だった。
互いに攻め手を欠くもクローズドガードで南の動きを封じたヨースキがペナルティ差で辛勝している。



09
マスター黒帯オープンクラス表彰台
優 勝 ヨースキ・ストー(Impacto Japan BJJ)
準優勝 南和良(パラエストラ東大阪)
3 位 フェルナンド・マイオーリ(小川柔術)



10
マスター黒帯スーパーヘビー決勝戦、南和良(パラエストラ東大阪)vsジャイルトン・クーニャ(小川柔術)の一戦は南がパス&ニーインザベリーで5ポイントを獲得し3人巴戦を制した。



11
シニア1黒帯フェザーのワンマッチ決勝戦は後藤貴史(チームレグナム)とジョニー・シミズ(タニチーム)の間で争われ、延長戦に突入してから後藤が腕十字で極めた。



12
シニア1黒帯ライトもワンマッチ決勝戦。
ホジェリオ・クリスト(ホシャ柔術)vs東義和(チームレグナム)はホジェリオが4:08、三角絞めから腕を極めて一本勝ち。



13
グランドスラム東京から居残り参戦のジョナタス・ノヴァエス(パラゴン)。
マスター黒帯ミドル級にエントリーし2試合を戦いその2試合とも得意技のフラットハーフを炸裂させて勝利し2週連続優勝。



14
ミドル級3位に入賞したフラビオ・ブエノ(Impacto Japan BJJ)は今大会を最後に中国へ飛び立ち、かの地でインストラクターとして出稼ぎ。
再来日いつの日か。



【今日が誕生日の柔術家】ダヴィ・ハモス(30)、ジャバ・タニ(37)、ジョセフ・カピージ(42)



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