2016年11月12日
【レポ】11/5-6 ASJJFドゥマウ/グラップリングアジア・シンガポール大会
11/5-6の2日間、シンガポールの中心地にあるサンテックコンベンションセンターでASJJFドゥマウとグラップリングアジアの共催で「ASJJFドゥマウ/グラップリングアジア・シンガポール大会」が開催された。
この大会はスポーツとフィットネスのコンペティションEXPOの一環として行われ、同じ会場内で柔術&ノーギの他にレスリング、シラット、ウエイトリフティングの大会も同時開催され、また関連商品の展示会も行われていた。
シンガポールで柔術&ノーギの大会を定期開催するグラップリングアジアがASJJFドゥマウを招聘しASJJFルールを使って行い、大会主管をグラップリングアジアが、そしてルールディレクターをエジソン・カゴハラ、メインレフェリーをヨースキ・ストーが務めている。
大会初日はノーギとキッズ、2日目は柔術で2日間合わせて選手数は300人余りが集まった。
日本から遠征した選手はヨースキ・ストーのみだったが、そのヨースキもシンガポール到着後にタクシーから降りた際にヒザを脱臼し試合出場を断念せざるを得なく、唯一組まれていたの黒帯マッチが消滅。
現地でも話題となっていたシンガポール在住の黒帯とヨースキの対戦がなくなってしまったのは残念だったが、アジアの中でも格闘技熱が突出しているシンガポールだけに色帯を中心に熱戦が繰り広げられていた。
今回のレポートは2日間の大会をまとめて紹介する。
今大会はスポーツとフィットネスのコンペティションEXPOの一環として行われた。
会場も巨大なコンベンションセンターの1フロアぶち抜きで大規模なものとなっている。
この大会はスポーツとフィットネスのコンペティションEXPOの一環として行われ、同じ会場内で柔術&ノーギの他にレスリング、シラット、ウエイトリフティングの大会も同時開催され、また関連商品の展示会も行われていた。
シンガポールで柔術&ノーギの大会を定期開催するグラップリングアジアがASJJFドゥマウを招聘しASJJFルールを使って行い、大会主管をグラップリングアジアが、そしてルールディレクターをエジソン・カゴハラ、メインレフェリーをヨースキ・ストーが務めている。
大会初日はノーギとキッズ、2日目は柔術で2日間合わせて選手数は300人余りが集まった。
日本から遠征した選手はヨースキ・ストーのみだったが、そのヨースキもシンガポール到着後にタクシーから降りた際にヒザを脱臼し試合出場を断念せざるを得なく、唯一組まれていたの黒帯マッチが消滅。
現地でも話題となっていたシンガポール在住の黒帯とヨースキの対戦がなくなってしまったのは残念だったが、アジアの中でも格闘技熱が突出しているシンガポールだけに色帯を中心に熱戦が繰り広げられていた。
今回のレポートは2日間の大会をまとめて紹介する。
今大会はスポーツとフィットネスのコンペティションEXPOの一環として行われた。
会場も巨大なコンベンションセンターの1フロアぶち抜きで大規模なものとなっている。
試合会場は4マット設置だが、やや進行が悪くマットが空いてしまった時間も多々あった。
だがマットをぐるりと取り囲む観客&セコンドの熱気は凄まじかった!
マレーシアの格闘技、シラットの大会も行われていた。
シラットは打撃系格闘技でテコンドーのような華麗な足技が印象的。
ウエイトリフティングは公式記録を残すオフィシャルなものでスーツ姿の審判員がずらり。
男女の競技者が1日中、ひっきりなしにバーベルを担いでいた。
EXPOの中で一番大きなスペースを使って行われていたのがレスリング大会。
シンガポールだけでなくカナダやイランからも選手が出場していたようだ。
マットサイドにはDJブースがあり試合中にダンスミュージックを流しながら行う独特のスタイル。
これは斬新だった。
日本から選手兼レフェリーとしてシンガポール入りしていたヨースキ・ストー。
だがヒザを負傷し試合出場はキャンセルしレフェリーのみに。
ノーギの賞金トーナメントとして行われたプロノーギ4人トーナメント。
1回戦、ルック・ルソー(チームドーベルマン)vsチアゴ・ガラティーナ(GFチーム)は6:58 フットロックでルックが極めた。
執拗に足関節を狙い続けたルソー、執念の一本勝ちで決勝戦へ。
反対ブロックには日本人選手が出場。
垣田真矢(シナジーBJJ)とエヴォルブのインストラクター、ブルーノ・プッチの対戦。
柔術では垣田が茶帯でブルーノが黒帯だがノーギは茶黒帯合同カテゴリーとして行われている。
試合はヒザ固めでブルーノが4:58 一本勝ち。
バックテイクへの流れでヒザを絡めて一気に極めきった。
決勝戦はルソーとブルーノの対戦に。
引き込んだブルーノを上から強引にギロチンを極めたルソーが5:08 一本勝ちでプロトーナメント優勝を果たした。
プロトーナメントの3試合は全てが一本決着となり見応え充分だった。
この試合の模様は柔術プリーストで配信予定なのでぜひチェックして欲しい。
シンガポールの色帯で目覚ましい活躍をしているのがイヴァンとカルヴィンのチュアブラザーズ。
日本にも来日したことがあり、シンガポールでは突出した存在として知られている。
兄貴のイヴァンは初戦を2-0、決勝戦は1:29 送り襟絞めを極めアダルト紫帯フェザーで優勝。
決勝戦で見せたベリンボロからの鮮やかなバックテイクはお見事だった。
弟のカルヴィンはアダルト青帯ライトフェザーでまさかの初戦敗退に。
だがこの試合レフェリングを巡ってひと悶着。
レフェリングに対してビデオ検証が認められているASJJFルールで行われていたために試合後にビデオでレフェリングをチェック。
だが結果的に問題なしとして結果は変わらず。
茶帯マッチは1試合のみ行われた。
オープンクラスで垣田真矢とチアゴ・ガラティーナが戦い、チアゴが次々とポジションを奪っていき20-0で快勝した。
女子青紫帯フェザー&オープンのWゴールドはメリッサ・マッケンジー。
メリッサはなんとジェイク・マッケンジーの奥様!
ジェイク譲りのハーフガードを駆使しどの試合も圧勝していた。
会場内のパーテーションにも登場していたスー・アン・タン。
スーは今回試合出場はなしでボーイフレンドの応援での来場。
グランドスラム東京で来日していたエマ・ジオングは今大会の1週間前に行われていたパン・パシフィックにも出場し、その大会で怪我してしまいエントリーキャンセルに。
残念!
キッズ柔術も大いに盛り上がった。
シンガポールでもキッズ柔術が盛んで各道場のキッズ会員もどんどん増えていってるそうだ。
ASJJFドゥマウ代表のエジソン・カゴハラとグラップリングアジアのデリック・フォンサががっちり握手。
今後も年に1回の予定でASJJFドゥマウのシンガポール大会は定期開催されていく予定だという。
シンガポールも観光地としても人気なので来年の大会では日本からの参加者が増えてくれることを期待したい。
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