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2016年11月24日

【レポ】BULLTERRIER OPEN 2016:アダルト黒帯

11/19(土)、静岡県浜松市の浜松武道館にてブルテリア主催「ブルテリアオープン2016」が開催された。

ブルテリアは夏のコパ・ブルテリアを関東で行い、冬は浜松でこのブルテルアオープンを定期開催している。

今大会は地元・浜松での開催ということで大会参加者の半数以上が日系ブラジリアンというローカル色の強い地方大会となっているが、参加者も総勢350人を超え大きな賑わいを見せていた。

試合ではアダルト黒帯でクレベル・コイケが階級別と無差別の全4試合を一本勝ちで極めてWゴールド。

最近はMMAに専念しているクレベルだが柔術では今年はまだ優勝がなく、やや元気がなかったがこの久しぶりの快勝で終始ご機嫌な様子だった。

そんなブルテルアオープン、まずはアダルト黒帯のトーナメントからレポートしていく。


00
今年は夏にコパブルテリア、秋にグランドスラム東京に参戦したが、優勝を逃しているクレベル・コイケ(ボンサイ)。
今大会は地元開催で応援も多く気合いも充分。





01
階級別はライト級のワンマッチ決勝戦。
世羅智茂(GROUND CORE)と黒帯初対決に挑んだが、いきなりバックマウントを奪われピンチに。



02
だがスロースターターのクレベルは後半に強い。
ジワジワとポジションを挽回し最後は送り襟絞めで5:46 逆転一本勝ち。



03
強豪・世羅から一本勝ちしてライト級優勝を決めたクレベル。
続くオープンクラスでも初戦のルアン・アロウカ(小川柔術)、準決勝の加古拓渡(GSB)から絞めを極めて決勝戦まで勝ち上がった。



04
オープンクラス決勝戦は色帯時代からのライバル、アンデルソン・タカハシ(ホシャ)との対戦に。
この両者は紫帯時代から数多く対戦しほぼ五分の戦績を残す間柄だ。



05
この試合でもクレベルの極めが炸裂。
アンデルソンのバックを奪うとMMAでの試合かのようにRNCで7:26 一本勝ち。
クレベルは今大会の4試合の全てで絞めを極めて2階級制覇を果たした。



06
3位入賞の世羅は準決勝のvsアンデルソン戦を古傷のヒザを傷めて負傷棄権。
この負傷のせいで大会後に予定していたセミナーもキャンセルとなってしまった。



07
ライトフェザーもワンマッチ決勝戦。
戸所誠哲(パラエストラ岐阜)が小林賢輔(G-FREE)からP8-4で勝利し優勝、2016年度の最終試合をいい形で締めくくった。
戸所はこの優勝を手土産に来年1月のヨーロピアンに参戦予定だ。



08
後味の悪い結果になったのがフェザー決勝戦のヴァンダレイ・タカサキ(Impacto Japan BJJ)vs加古拓渡(GSB)の一戦だ。
試合はシーソーゲームの末に1アドバンテージ差でパンテーラが勝利したが、試合後にそのアドバンテージがどこで入ったかで口論になっていた。



09
ミドル級で圧倒的な極めの強さを見せつけていたホジェリオ・クリスト(ホシャ)。
初戦を2:06、決勝戦も1:25で極めて勝利して優勝。
ホジェリオはマスター2の選手だがアダルトでも充分に通用する強さを維持してるのは驚異的だ。



10
本来のミドル級を師匠のホジェリオに譲り自らは階級アップしミディアムヘビーにエントリーしたアンデルソン・タカハシ(ホシャ)。
ワンマッチ決勝戦で10/30のASJJFドゥマウの愛知大会で敗れているルアン・アロウカ(小川柔術)に4:56 三角絞めを極めてリベンジ。



11
ヘビー決勝戦で日本初試合を行ったアラン・フィデリス(ボンサイ)はサンパウロのボンサイ本部からフィジカルコーチとして来日した選手。
前評判ではかなりの強豪という触れ込みだったがこの試合ではP0-0からアドバンテージ差で勝つには勝ったがその実力は発揮できずだったか



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©Bull Terrier Fight Gear



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