2016年12月28日
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【Review Wednesday】NAJMI STYLE: BACK TAKES and more BACK TAKES
みなさんおつかれさまです。「Jiu Jitsu NERD」ライターの成田です。
今年も残すところあとわずかですが、今週は通常営業で「Review Wednesday」をお届けしたいと思います。
今回ご紹介するのは、Digitsuからリリースされたエドウィン・ナジミの教則DVD「NAJMI STYLE: BACK TAKES and more BACK TAKES」。
エドウィンといえば、8月に彼の代名詞である跳び付き三角の教則DVDをご紹介しましたが、今回はバックテイクに特化した内容。
早速DVDを見ていきたいと思います。
4つのパートから構成されている本編。毎度のようにざっと並べてみると……
バックテイク
襟ではなく相手の手首をクラッチしてのシートベルトポジションの説明から始まり、亀になっている相手へのバックテイクのバリエーション(パンツ、足首、ラペラなどを持つ方法や、手首をクラッチして逆サイドに回り込むものなど)、スマッシュパスやトレアナから足をフックしベリンボロ的にバックを取る方法など
サブミッション
襟からラペラに持ち替えてのボーアンドアローや、それをエスケープされた場合のブラボーチョークのような“ラペラトライアングル”、自分のラペラを使うボーアンドアロー、通常のボーアンドアローをディフェンスされた場合のインバーテッドトライアングルなど
コントロール
ボーアンドアローをエスケープされた場合に足のフックを使って逆サイドのバックを取るカウンターや、相手のデラヒーバフックを解除してのバックテイク
パス
デラヒーバを解除してのバックテイクのバリエーション(相手の足を踏みつけて逆サイドに回る“ナジミスタンプ”からのバックテイクや、相手の片足を両足で挟むダブルニースライドからのバック)、ディープハーフ相手へのボーアンドアローやインバーテッドトライアングル、リバースデラヒーバを解除してのバックテイクのバリエーションなど
という塩梅で、テクニックは20コ以上、バックテイクやサブミッション、パスのパートに多くの時間が割かれた90分です。
ベリンボロやレッグドラッグ、○○フックのようなモダン系の動きがふんだんに取り入れられていて、「まだまだ基本がわからない!」の自分からすると上の説明を書くのも難儀でしたが、前半のバックテイクのパートで紹介されている基本の動きに則ってサブミッションや相手のエスケープへのカウンター、パスからのバックテイクの流れが解説されているので内容自体はわかりやすく、ベーシックとはひと味違うサブミッションは昨晩のMUSE柔術アカデミー忘年会でも話題に上るなど興味深いものでした。
バックのテクニックを磨きたいという方はぜひチェックしてみていただきたいと思います!
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