2017年05月21日
【パン2017】3人トーナメントの決勝戦で両者DQの珍事
膠着によるルーチ(注意)が4回重なるとその選手は累積ペナルティにより失格となるというのは知っているでしょうか?
1回目のルーチでペナルティが入り、2回目のルーチで相手にアドバンテージが入り、さらに3回目のルーチの場合は相手に2ポイントが与えられます。
そしてさらに膠着が続き、4回目になった場合は失格となってしまうのです。
毎年更新されていくIBJJFルールの中で膠着に対するルーチは年々早くなっていっている印象があり、現在はレフェリーが膠着とみなしてから20秒が経過したらルーチが宣告されます。
ではそのルーチが一方に対してではなく両者に対しての場合だったら?それは両者が失格となるのです。
ルーチの累積での失格ですらなかなか目にすることはありませんが、さらに両者失格はそうそう起こるものではないレアなシチュエーションといっていいでしょう。
自分が記憶しているのはアブダビ・ワールドプロのアダルト茶帯オープンクラス決勝戦のパウロ・ミヤオvsキーナン・コーネリアスの試合がありましたが、IBJJFの大会では記憶にありません
が、そんなレアな判定がパン選手権で起こりました。
それが起こったのは大会3日目のアダルト女子ライトフェザー決勝戦、マイサ・バストスvsクリステン・マルティンの試合でした。
3人トーナメントだったこの階級でマイサもクリステンも互いに初戦を勝利して決勝戦に勝ち上がりました。
その決勝戦が動きの少ない試合となりWガードや立ったり引き込んだリが繰り返され、その結果両者に4回のルーチが入って両者失格という結末になったのでした。
決勝戦で両者失格になると優勝は誰になるの?という疑問が残りますが、こういった場合の判定もIBJJFは想定済みでしっかりとルールブックに明記されているようです。
気になる優勝者は?というと3人トーナメントで2敗していたアリーネ・マチャドがタナボタで優勝となり、両者失格のマイサとクリステンは2人とも準優勝という結果になっています。
2敗してるのに優勝とはさすがにそれはないんじゃ?!とは思いますが、これがルールで決められている判定なんだそう。
なかなかないレアな結末を見れてびっくりするやらモヤるやら、いろんな意味で印象的なアダルト女子茶帯ライトフェザー決勝戦でした。
問題の試合は女子アダルルト茶帯ライトフェザー決勝戦で起こりました。
青ドーギがマイサ・バストス(GFチーム)で黒ドーギがクリステン・マルティン(ブラジル021)です。
ちなみにマイサは紫ルースターで優勝したタリソン・ソアレスの年上のガールフレンド。
まずWガードで膠着のペナルティが入り、さらに動きの少ない試合ぶりにまたもペナルティが追加されていきました。
試合を動かすべくWガードから立ち上がったマイサにアドバンテージが入るも、その後もほぼ動きはなく膠着試合に。
するとレフェリーが両者にスタンドを宣告しDQを宣言。
両者失格となりマイサもクリステンも困惑の表情!
これがスコアボード。
ペナルティを示す赤の部分に「4」が入ってるのが見えます。
4つのペナルティの累積で失格となってしまうのです。
決勝戦で両者失格になったため、マイサとクリステンに敗れていたアリーネ・マチャド(ヘンゾ・グレイシー)が棚ボタ優勝!
失格になった2人は表彰台をボイコットしたのかIBJJFのオフィシャル画像には不在。
ですが他の表彰台画像には2人揃って銀メダルを掛けて1位のとこに立つマイサとクリステンの姿がありました。
ちなみにマイサはオープンクラスにも出ましたが初戦敗退に終わっています。
パンではジュブナイル青帯×2と紫帯×2で4年連続優勝しているマイサ、茶帯ではまさかの失格というのは想像できませんでした。
この悔しい敗戦をムンジアルへの糧にして欲しいと思います。
Jiu Jitsu Priest
Jiu Jitsu NERD
BJJ-WAVE
MUSE Jiu Jitsu Academy
©Bull Terrier Fight Gear
ではそのルーチが一方に対してではなく両者に対しての場合だったら?それは両者が失格となるのです。
ルーチの累積での失格ですらなかなか目にすることはありませんが、さらに両者失格はそうそう起こるものではないレアなシチュエーションといっていいでしょう。
自分が記憶しているのはアブダビ・ワールドプロのアダルト茶帯オープンクラス決勝戦のパウロ・ミヤオvsキーナン・コーネリアスの試合がありましたが、IBJJFの大会では記憶にありません
が、そんなレアな判定がパン選手権で起こりました。
それが起こったのは大会3日目のアダルト女子ライトフェザー決勝戦、マイサ・バストスvsクリステン・マルティンの試合でした。
3人トーナメントだったこの階級でマイサもクリステンも互いに初戦を勝利して決勝戦に勝ち上がりました。
その決勝戦が動きの少ない試合となりWガードや立ったり引き込んだリが繰り返され、その結果両者に4回のルーチが入って両者失格という結末になったのでした。
決勝戦で両者失格になると優勝は誰になるの?という疑問が残りますが、こういった場合の判定もIBJJFは想定済みでしっかりとルールブックに明記されているようです。
気になる優勝者は?というと3人トーナメントで2敗していたアリーネ・マチャドがタナボタで優勝となり、両者失格のマイサとクリステンは2人とも準優勝という結果になっています。
2敗してるのに優勝とはさすがにそれはないんじゃ?!とは思いますが、これがルールで決められている判定なんだそう。
なかなかないレアな結末を見れてびっくりするやらモヤるやら、いろんな意味で印象的なアダルト女子茶帯ライトフェザー決勝戦でした。
問題の試合は女子アダルルト茶帯ライトフェザー決勝戦で起こりました。
青ドーギがマイサ・バストス(GFチーム)で黒ドーギがクリステン・マルティン(ブラジル021)です。
ちなみにマイサは紫ルースターで優勝したタリソン・ソアレスの年上のガールフレンド。
まずWガードで膠着のペナルティが入り、さらに動きの少ない試合ぶりにまたもペナルティが追加されていきました。
試合を動かすべくWガードから立ち上がったマイサにアドバンテージが入るも、その後もほぼ動きはなく膠着試合に。
するとレフェリーが両者にスタンドを宣告しDQを宣言。
両者失格となりマイサもクリステンも困惑の表情!
これがスコアボード。
ペナルティを示す赤の部分に「4」が入ってるのが見えます。
4つのペナルティの累積で失格となってしまうのです。
決勝戦で両者失格になったため、マイサとクリステンに敗れていたアリーネ・マチャド(ヘンゾ・グレイシー)が棚ボタ優勝!
失格になった2人は表彰台をボイコットしたのかIBJJFのオフィシャル画像には不在。
ですが他の表彰台画像には2人揃って銀メダルを掛けて1位のとこに立つマイサとクリステンの姿がありました。
ちなみにマイサはオープンクラスにも出ましたが初戦敗退に終わっています。
パンではジュブナイル青帯×2と紫帯×2で4年連続優勝しているマイサ、茶帯ではまさかの失格というのは想像できませんでした。
この悔しい敗戦をムンジアルへの糧にして欲しいと思います。
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