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2017年04月27日

【結果】アブダビ・ワールドプロ2017:レジェンドマッチの結果

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昨年から始まったワールドプロのレジェンドマッチ。

往年の名選手のスーパーファイトは好評で今年は試合数が倍増しバンタム級〜ヘビー級まで5試合が組まれました。

通常のスーパーファイトではなくレジェンドマッチと銘打たれているのがミソで、普通のトーナメントでは見られないような顔合わせや過去の試合のリベンジ、そして夢の対戦など多彩なカードが並びました。



どの対戦も興味深いカードですが個人的に注目していたのはバンタム級のメガトンvsソネカとライト級のソッカvsバレットの試合です。

メガトンvsソネカは記念すべき第1回目のムンジアルのライトフェザー級の決勝戦の再戦で実に21年ぶりのリマッチ。

この試合は過去にもプロ大会で組まれそうになったことがありましたが、そのときは実現せずで遂に今回組まれました。

そしてソッカvsバレットはノーギで対戦経験があり、そのときはバレットが勝利していますが、今回はギでリマッチが組まれ、ギでは初対戦となります。

その他にもシャオリンvsケンフロや第1回目のムンジアルのオープンクラス王者・アマウリの10年以上ぶりの試合など興味深い対戦が目白押し。

今回も非常に盛り上がったレジェンドマッチ、来年はどんなカードが組まれるかいまから楽しみです。


12
ヘビー級
マーシオ・ペジパーノ(ペジパーノ)
vs
ガブリエル・ナパオン(チームリンク)
ペジパーノはアニメのキャラクターから、ナパオンはデカ鼻という意味のニックネーム。ともに2000年代にムンジアル王者になっており、その後はMMAに転向しUFCなどで活躍している。特にナパオンはミルコ・クロコップ相手にハイキックでKO勝ちしたのは衝撃的だった。そんな両者の試合は試合終了30秒前にスイープに成功したペジパーノが2-0で勝利。



13
ミドル級
アマウリ・ビテッチ(カーウソン・グレイシー)
vs
ホベルト・トラヴェン(トラベンBJJ)
この2人は2000年以前、90年代に全盛期を誇った選手でアマウリは96-97年のムンジアル・オープンクラス王者でトラヴェンの98-99のムンジアル王者。トラベンはいまも稀に試合出場しているがアマウリはもう公式戦には10年以上は出ていないと思われる。試合は動きが少なくアドバンテージ差でアマウリが勝利した。



14
ウェルター級
ヴィトー・シャオリン(シャオリンBJJ)
vs
ケニー・フロリアン(ボストンBJJ)
このカードだけレジェンドマッチの中で異色の対戦だったが試合内容では一番のインパクトを残した。引き込んだシャオリンがバタフライガードからスイープし、パスを仕掛けたところでケニーの立ち上がり際でクロックチョークを極めるとケニーが失神。試合時間3分足らずで絞め落とすという衝撃の結末となった。



15
ライト級
バレット・ヨシダ(バレットサブミッションズ)
vs
アレッシャンドリ・ソッカ(ソッカBJJ)
ADCCでのノーギで対戦した際はバレットが勝利しているがギではソッカが勝利。試合開始早々に引き込んだソッカがすぐさまスイープに成功すると残りの試合時間をトップポジションをキープし続けてポイント2-0で勝利し昨年に続きレジェンドマッチ・ライト級のベルトを守り抜いた。



16
バンタム級
ウェリントン“メガトン”ディアス(グレイシーウマイタ)
vs
エリオ“ソネカ”モレイラ(グレイシーバッハ)
この試合は96年のムンジアル・ライトフェザー(当時はプルーマ)決勝戦の再戦で21年ぶりのリベンジマッチとなる。ムンジアルではソネカが勝利しているが、今回もソネカがスイープしメガトンを返り討ち。試合からは遠ざかっているソネカだが、いまだ現役バリバリのメガトンを退けるという健在ぶりを見せた。



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