English Portugues Japanese

2017年06月20日

【レポ】ASJJF DUMAU KOREA INTERNATIONAL 2017

0611
6/11(日)、韓国・ソウルのオリンピック体育館でASJJFドゥマウ主催「ASJJF DUMAU KOREA INTERNATIONAL 2017」が開催された。

昨年初開催されたASJJFドゥマウの韓国大会だが、第1回目の大会から参加者が殺到し早期締め切りし、2回目は600人超えで今回はついに大台の1000人を超える参加者を集めている。



今大会の1か月前には800人規模の大会があり、また翌週にも大会がある中で1000人超えの大会が行われるのは韓国柔術シーンの勢いを感じさせる。

ASJJF主催なのでルールはアドバンテージ&レフェリー判定なし&延長戦サドンデスありのASJJFルールで行われているが、参加者のルールの認識にも特に問題もなく滞りなく行われていた。

また過去の2大会では行われなかった黒帯マッチが組まれ、日本からヨースキ・ストーが参戦し、韓国人黒帯に敗れるという波乱があった。

茶帯ではヨースキと同じく日本から遠征したトーマス・ミツがチームメイトのデビッド・ガルモとオープンクラスをクローズアウトし、それぞれ階級別でも優勝するなどいつもながらの活躍ぶりをみせている。

ASJJF会長のエジソン・カゴハラは今大会の成功を受けて来年のASJJFアジア選手権を韓国で開催することをSJJKF(Sport Jiu Jitsu Korean Federation=スポーツ柔術韓国連盟)に打診中で、会場の確保ができ次第正式決定の運びとなっている。

だがその前にも11月にASJJFドゥマウの韓国大会が開催予定となっているので、その大会でも今大会以上の規模の大会になるのは間違いないだろう。


01
ソウルのジャムシルにあるオリンピック体育館。
ここはソウルオリンピックで建設された体育館でMMAイベントなども行われている大会場だ。



03
レフェリーを兼ねて韓国大会に参加したヨースキ・ストー(Impacto Japan BJJ)。
自身の階級がなくウルトラヘビーにエントリーし初戦はキムラで一本勝ちも決勝戦ではスイープ&パスの0-5で敗退。



04
ヨースキに勝利したイ・デウン(ジョンフランクルJJ)の本職は歯医者さん。
職業柔術家ではない選手にヨースキが敗れたのはウルトラヘビー級という事実上の無差別級ではあったが衝撃だった。



05
アダルト茶帯は日本からトーマス・ミツ&デビッド・ガルモのCARPE DIEMコンビが揃って階級別を優勝しオープンクラスもクローズアウト。
階級別でトーマスはミディアムヘビーを、デビッドはミドルをそれぞれ優勝している。



06
トーマスは階級&無差別の全試合を極めてのWゴールド。
デビッドも階級別は極めての勝利で韓国でも相変わらずの強さを見せつけていた。



07
アダルト紫帯で参戦した古田康一朗(パラエストラなかがわイデDOJO)は階級別&無差別とも敗退。
自分の試合以外ではレフェリーで大会運営に貢献。



08
アダルト青帯で参戦の鹿志村仁之介(トライアル)は初戦を勝利も2回戦で敗退し入賞ならず。
まだジュブナイルだけにこの敗退は仕方なしか。



09
女子青帯でライトフェザー&オープンクラスでWゴールドのダヤ・フルタ(クサノチーム)。
階級別の3試合は極めきっての優勝を果たす。



11
女子アダルト白帯フェザーで全試合一本勝ちで優勝したキム・ユリ(バルボーサ)は柔道ベースで力強い投げと極めが印象的。
ビジュアルと強さを兼ね備えた注目選手でASJJFドゥマウ韓国大会2大会連続で優勝した。



12
いまインビクタで活躍中の女子MMAファイター、紫乃バンフースの弟、ハンターとコージが青帯でそろって入賞。
惜しくも金メダル獲得は逃すもコージはジュブナイルオープンクラスで、ハンターはアダルトで入賞している。



13
チーム優勝はチョイ・ワンチョイ率いるKJコンペティションチームが1位に輝く。
チョイのWIRE BJJとそのアソシエーションからなるKJコンペティションチームはソウル最強チームの1つとして知られているという。



jjp11
Jiu Jitsu Priest



N_logo_w
Jiu Jitsu NERD



BJJ-WAVE-Final-Logo
BJJ-WAVE



muse_s
MUSE Jiu Jitsu Academy



©Bull Terrier Fight Gear



トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔