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2017年07月06日

【インタビュー】スロース荒井・黒帯昇格インタビュー

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先週末、北海道・札幌で行われたASJJFドゥマウの北海道大会で茶帯Wゴールドで優勝し、表彰台で黒帯昇格を果たした“スロース”こと荒井勇二。

スロースはプロMMA選手でパンクラスや海外大会で活躍中で、柔術は東京・代々木のミューズ柔術アカデミーで練習している。

今回黒帯昇格を果たしたことを記念しスロースのミニインタビューをお送りする。


──黒帯になったいまの気持ちを教えてください。

スロース:身が引き締まる思いです。自分が柔術の黒帯だと思うと緊張してドキドキが止まりません。

──試合の感想を教えてください。

スロース:今回は2試合とも同じ選手と戦ったのですが、1試合目の反省点を2試合目で改善できたのが良かったと思います。最初の試合は緊張もあり、ポイントで圧倒しながらも極めのチャンスを逃し、いつもの試合のように極めきれずに終わるかと思いましたが、試合終了20秒前にキムラで極めることができました。オープンクラスでは緊張も解けて思い切りいくことができ、タックルでテイクダンし腕十字で極めました。今回、体重差をものともせず重量級のカテゴリーに階級アップしてエントリーして頂いた対戦相手の庄山選手に男気を感じました。対戦して頂きありがとうございました。

──今回、なんで北海道大会に出ようと思ったのでしょうか?

スロース:北の大地が私を呼んでいた気がします。まず、私の恩人である札幌市在住の柔術家・K氏に昨年から大会出場を勧められていました。そして、今年の春頃に橋本さんから「北海道で試合して一緒に"白い恋人パーク"へ行こう」とのお誘いを受け、大会出場を決意しました。私自身、初めての北海道で試合に勝ち、黒帯にもなれて、大会後に海鮮丼を食べたり白い恋人パークで観光したりと満喫しました。個人的にも思い出深い北海道ツアーになりました。

──茶帯時代の戦績を教えてください。

スロース:茶帯では5大会に出場し11試合して6勝5敗です。負けたのは日系ブラジリアンを含む外国人選手ばかりで、プリーストカップでのニック・グリーン、アジアオープンで優勝のニューヨークから来日した選手、シュシャに2連敗して、先月のASJJFドゥマウでのリダ・ハイサムです。これからは外国人選手にも勝てるように精進していきたいと思います。

──黒帯になっての目標は?

スロース:試合で一本勝ちできる選手になります。自分は黒帯としては技術面で大きく劣っていると思います。研究を重ねて進歩しなければと感じています。パスガードのレッグドラッグもつい最近知ったほどなので、新しいテクニックもどんどん覚えていきたいです。試合での黒帯デビューはまだ未定なので、黒帯で試合に出るまでには黒帯に相応しい選手になりたいです。

──茶帯と黒帯の違いはどんなところだと考えますか?

スロース:求められるレベルが高くなります。基本的に黒帯の上は無いので「まだ色帯だからしょうがない」といった言い訳ができないのが大きな違いではないかと思います。今後はいま持っている技術の精度を上げ、さらに新しい技も増やして黒帯の先輩方に並んでいきたいと考えています。

──今回、黒帯を授与されたエジソン・カゴハラにメッセージをお願いします

スロース:エジソンさんには茶帯に続き黒帯も授与して頂き嬉しい限りです。ミューズで長年に渡って導いて頂き、ありがとうございます。おかげさまで楽しく柔術を続けることができました。いつもやられている必殺アキレス腱固めをいつか伝授してもらいたいです。今後ともよろしくお願いします。また練習仲間やチームメイトにもお礼を言いたいです。今回の試合は特に皆様から気合いを入れて頂き、嬉しく思います。いつも、ありがとうございます。助けてもらってばかりで申し訳ありません。たとえ離れていてもこの広い天空の下で戦い続ける限り、ずっと仲間でいたいです。共に強くなりましょう。


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