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2017年07月18日

【レポ】TAIWAN INTERNATIONAL GI & NO-Gi 2017:day1

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7/15-16の2日間、台湾・台北市の信義スポーツセンターで開催された。

台湾最古の歴史を誇り、また最大規模を誇る今大会は今年で13回目の開催となり、2日間で参加者数350人を超える盛況ぶり。

今大会の同日には日本でアブダビグランドスラム東京、タイでシーロムカップが開催されており、また翌週には香港でコパ・デ・ホンコンが開催される中、昨年以上の参加者数を集めたのは大健闘といえるだろう。



黒帯マッチも複数試合が組まれていたが、シェイン・スズキが欠場し、レフェリー兼選手として参加予定だった若山達也はパスポートの残存期限切れで出国できずだったのは残念だったが、これは完全に凡ミスで本人には猛省を促したい。

とはいえ大会レギュラーの村上直と香港から参戦のブラッド・クー、そして日本から遠征してきた梨本洋平という日本にゆかりがある黒帯3選手の試合が実現。

特に本人曰く「前に勝ったのはいつだったか覚えてない」ほどの数年ぶりの勝利、それも一本勝ちを果たした村上が長かったスランプ状態からの脱却となったようだ。

そして村上が主宰するストレイトBJJ所属の青帯である西村大智がフェザー&オープンクラスでWゴールド達成で師弟揃ってで金メダルを獲得している。


01
マスター1黒帯オープンクラスのワンマッチ決勝戦で実現した“チョク”こと村上直(ストレイトBJJ)vs梨本洋平(パラエストラ上越)の対戦。
得意の三角絞めは不発もバックからの送り絞めを極めたチョクが3:40 一本勝ちで優勝。



02
久しぶりの勝利を飾った村上は「いまハマッているパスガードがうまく試合で出せたのが勝因。いま37歳だけど、まだまだ現役で頑張って若手とも試合していきたい」とコメント。



03
香港から生徒を引き連れて参戦のブラッド・クー(香港柔術)はマスター1黒帯ライトで梨本と対戦し0-0/2-1で辛勝。
台湾で2連敗となってしまった梨本は試合のブランクが長かっただけにこの敗戦も仕方ないか。



04
アダルト茶帯オープンクラスで優勝したイ・テンユ(台湾BJJ)は過去にAOJで柔術修行していた選手。
立ち膠着が長かったが気合いでテイクダウンを決めての勝利だ。



05
フィリピンのドーギブランド「O/X」の社長、ジャガー・タン(ファブリシオインターナショナル)はマスター茶帯でWゴールド。
オープンクラス決勝は鮮やかな絞めで一本勝ち。



06
ベトナムから参戦の小谷尚孝(サイゴンJJ)がマスター2紫帯フェザーで優勝し、オープンクラス1回戦でもエジソン・カゴハラ直伝のフットロックで一本勝ちして決勝進出。



07
だが決勝戦では日本から参戦の田端佑介(パラエストラ千葉)とドロドロの膠着試合を演じ、惜しくもレフェリー判定負けを喫した。
本人はノーギの方が得意とのことで「明日が本番ですよ!」と破れてもなお意気盛んな様子だった。



08
台湾で唯一のショーヨーロールGUMAメンバー、シェン・ミンパイ(台湾BJJ)はギと帯もアルビノ・プレトで揃えてきたが初戦敗退に終わった。
ちなみに私服もショーヨーロールでキメていた。



09
大会初日のドーギ部門のMVPはアダルト青帯Wゴールドの西村大智(ストレイトBJJ)だ。
フェザー決勝は29-0という圧倒的なポイント差をつけてから三角腕十字で一本勝ちを果たす。



10
続くオープンクラス決勝は野瀬翔平(マスタージャパン)との日本人対決に。
この試合は西村がディープハーフからバックテイクに繋げて4-0で劇的な勝利でオープンクラス制覇。



11
アダルト青帯Wゴールドの西村には9/30-10/1の2日間、香港で行われるルーカス・レプリのトレーニングキャンプ無料参加権が贈呈された。
このトレーニングキャンプはまだ参加申し込み受付中なので興味のある方はチェックして欲しい。
■トレーニングキャンプ詳細はコチラから!



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