2017年07月28日
【レポ】『WEEKDAY OPEN 2017 SUMMER』
7/25(火)、東京・代々木のミューズ音楽院ホールにて『WEEKDAY OPEN 2017 SUMMER』が開催された。
『WEEKDAY OPEN』は、昨年開催されたリーグ戦『Jiu Jitsu Liga de Tokio』のスピンオフとして、土日や祝日に行われる大会に仕事の都合等で参加できない人向けに大会参加の機会を作ることを目的に始まった平日大会で、今回が2回目の開催となる。
今回もサービス業や自営業、医療従事者など多彩な顔ぶれが集まったほか、遠方からの参加者も見られ、ギとノーギ含めて30試合強が組まれた。
『WEEKDAY OPEN』はマスター・シニア層による白・青帯トーナメントが中心で、「これが初試合」という人も少なくないため、大会の雰囲気を味わってみたかったり、試合経験を重ねたいという人にはうってつけの大会と言えるだろう。
今年は下半期にも開催を予定しているため、出場機会をうかがっている人は続報を期待してほしい。
ノーギのトーナメントからスタートした今大会。試合が組まれたのはビギナーカテゴリーのみだったが、アダルトビギナーフェザーのトーナメントで安定した試合ぶりを見せていたのがパトスタジオの北川貴英。北川は初戦をP9-0で勝利し、決勝では3:10、腕十字で一本勝利し階級別優勝。
マスタービギナーオープンクラスは、階級別で一人優勝だった岡田裕人(X-TREME柔術アカデミー)と足立正(SORA BJJ)のワンマッチ決勝。試合は1:30、ストレートアームロックを極めた岡田が一本勝ちして優勝。
ギありのトーナメントでは、階級別と無差別で1試合ずつ青帯の試合も組まれた。昨年の『WEEKDAY OPEN』には白帯で参戦し、Wゴールドを達成した岩間雅之(X-TREME柔術アカデミー)がシニア2青帯ライトフェザーに出場。福間広(AXIS横浜)とのワンマッチ決勝では、序盤のテイクダウンのポイントを死守して勝利。
無差別では木下成祐(AXIS横浜)のガードからのチョークを凌ぎきり、テイクダウンの2ポイントを守って2大会連続のWゴールドを達成。
シニア勢が多かった今大会でイキの良さを見せたのが若干14歳のトミー・ヤノ(KUSSANO Team)。木村歩(ポゴナ・クラブジム)とのアダルト白帯ルースターワンマッチ決勝では、モダンムーブを炸裂させ、P11-0の圧勝で階級別優勝を果たす。
トミーはルースターながらオープンクラスに参戦するも、圧倒的体格差のあるヨコウチ・ステファン(SORA BJJ)から4:44、キムラを極められ初戦敗退。ヨコウチは続く準決勝もアームロックで勝ち上がり、決勝はP0-0のレフェリー判で勝利し無差別優勝。
アダルト白帯フェザーには、ノーギで階級別優勝を果たした的場淳一(ポゴナ・クラブジム)が決勝進出を果たすも、バック、スイープで着実にポイントを重ねたSORA BJJの鈴木勝がP6-0で勝利。
シニア2白帯ライトフェザーのトーナメントは、松浦宏至(リバーサルジム川口リディプス)が全試合一本勝ちで優勝。初戦は1:18腕十字、決勝も1:04三角腕十字を極めて完勝。
ノーギを制したパトスタジオの北川貴英はギありでも好調だった。シニア2白帯フェザーのトーナメント初戦を2:05、腕十字で一本勝ちし、決勝こそP0-0のペナルティ差で辛勝となったがWゴールドを獲得。
シニア3白帯フェザーには、先日開催された「and ROLL CAMP “OCEAN PARADISE”」のスポンサーでもあるサーフショップBloom店主の牧野直(亀田柔術クラブ)が参戦。しかし、新潟から上京してきたリベルタ柔術の小川健に圧倒され、P12-0で完敗。
小川はシニア3白帯オープンクラス初戦で再度牧野と対戦し、腕十字を極めて決勝へ進むも、野武士の原田稔との試合は膠着気味の展開となり、P0-0のレフェリー判定で原田が勝利を手にしている。
【今日が誕生日の柔術家】ヴィラミー・シケリム(30)、ウルピアノ・マラチアス(38)、ファビアーノ・イハ
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