2017年08月07日
【レポ】JBJJF全日本選手権2017:黒帯
8/6(日)、東京・大森の大森スポーツセンターにて『第18回JBJJF全日本選手権』が開催された。
この大会はJBJJF主催大会の中でも一番の注目度があり、アダルトのみの開催ということもあって“日本最強決定戦”とも言われている。
だがエントリーを見ると日本人選手ばかりが目立ち、日系ブラジリアンの参加が少ないのは残念だった。
いま日本にはこのJBJJFとASJJF、そしてJJFJの3つの連盟があり、またJJFJが提携するUAE JJの賞金大会、さらにその他のインディペンデント大会も数限りなく行われており大会ラッシュの様相を呈している。
連盟ごとに独自のカラーがあるが、JBJJFは日本人選手が中心でASJJFは日系ブラジリアンが大多数を占め、JJFJはAXIS系の選手が多く、UAE JJの賞金トーナメントはその中間規模という印象がある。
各連盟ごとに参加する選手層が異なる中、今大会は日本人で誰が一番強いのか!?を決める大会という意味合いが強いだろう。
そんな状況の中で開催されたJBJJFの全日本選手権、まずは黒帯の試合からレポートしたい。
アダルト黒帯ルースター決勝
○芝本幸司(トライフォース柔術アカデミー)
vs
×澤田伸大(トライフォース柔術アカデミー)
3人トーナメントだったルースターは、戸所誠哲の欠場で芝本、澤田のトライフォース勢のクローズアウトとなり、芝本が金メダルを獲得。
アダルト黒帯ライトフェザー決勝
○橋本知之(CARPE DIEM)
vs
×鍵山士門(デラヒーバジャパン)
14人と黒帯でもっともエントリー数が多かったライトフェザー決勝は、澤田真琴、山田秀之を下してきた橋本と、大西巧之、藤岡勇、江端講平を下して勝ち上がった鍵山の対戦。
P2-2、A2-1で橋本リードの試合終盤、橋本のアキレスに鍵山がたまらずタップ。
残り時間1秒で、橋本が一本勝利で優勝。
アダルト黒帯フェザー決勝
○ヴァンダレイ・タカサキ(IMPACTO JAPAN B.J.J)
vs
×大塚博明(PSBJJ Ogikubo)
準決勝の世羅智茂戦、P0-9の残り時間38秒で腕十字を極め逆転勝利を収めた大塚は、謹慎明けで久しぶりのJBJJF参戦となったパンテーラと対戦。
パンテーラが得意とする50/50の攻防となり、P8-8からのレフェリー判定でパンテーラが接戦をものにした。
アダルト黒帯ライト決勝
○岩崎正寛(CARPE DIEM)
vs
×細川顕(CARPE DIEM)
ライト決勝は、高本裕和を下した細川と、下林義尚、鄭允皓を下した岩崎のCARPE DIEM勢で昨年同様クローズアウトに。
今回は細川が岩崎に優勝を譲り、メダルは仲良く交換!
アダルト黒帯ミドル決勝
○保坂大希(ラグナロク柔術)
vs
×出花崇太郎(総合格闘技道場コブラ会)
スイープ、バックテイク、マウントでP10-2と引き離した保坂がマウントから三角をセットアップし3:08、三角腕十字を極め、黒帯初優勝を一本勝利で飾り歓喜の男泣き。
アダルト黒帯ミディアムヘビー決勝
○チャールズ・ガスパー(IMPACTO JAPAN B.J.J)
vs
×田村幸成(CARPE DIEM)
今回も階級を上げて参戦のチャールズと田村の決勝。
田村がルーチを重ねてチャールズに2ポイント献上すると、チャールズがスイープ、場外際のテイクダウンで4ポイント追加し、P6-0で優勝。
アダルト黒帯ヘビー決勝
○櫻井健(ねわざワールド)
vs
×森脇涼(総合格闘技道場コブラ会)
ワンマッチ決勝となったヘビーは、櫻井のガードに苦しんだ森脇がルーチを重ねてアドバンを献上。P0-0、A1-0で櫻井が辛くも勝利を手にした。
アダルト黒帯ウルトラヘビー決勝
○禿川尊法(パラエストラ)
vs
×森本猛(GROUND CORE)
関根秀樹の欠場でワンマッチ決勝となったウルトラヘビー。互いにスイープを重ねてP4-2で迎えた終盤、禿川がダメ押しのバックマウントを取り、P8-2で禿川が勝利。
アダルト黒帯オープンクラス決勝
○細川顕(CARPE DIEM)
vs
×中村勇太(T-REX柔術アカデミー)
無差別決勝は、引き込んだ細川がクローズドから三角、腕十字を狙い続け、中村が凌ぎ続ける展開となり、極めのアドバンを重ねた細川がP0-0、A2-1で無差別を制した。
2011年から2016年の間に黒帯4冠を達成して殿堂入りを果たした細川は、これで全日本優勝を5に延ばした。
女子アダルト黒帯ライトフェザー決勝
○芝本さおり(トライフォース柔術アカデミー)
vs
×エマ・ジオング(リバーサル新宿Me, We)
女子黒帯で唯一組まれたのがライトフェザー。シンガポールから参戦したエマが序盤に引き込むも、芝本にパス、マウントを許してP7-0で完敗。芝本がワンマッチ決勝を制して優勝。
今大会ではJBJJF殿堂入りと2016年度JBJJF年間ランキングの表彰式も行われた。
殿堂入りを果たしたのはCARPE DIEMの細川顕、2016年度年間ランキングではチャールズ・ガスパー(黒帯)、禿川尊法(茶帯)、佐藤智彦(紫帯)が表彰された。
■公式結果はコチラから!
【今日が誕生日のルタリブレ】ジョイユ・デ・オリヴェイラ(48)
Jiu Jitsu Priest
Jiu Jitsu NERD
BJJ-WAVE
MUSE Jiu Jitsu Academy
©Bull Terrier Fight Gear
いま日本にはこのJBJJFとASJJF、そしてJJFJの3つの連盟があり、またJJFJが提携するUAE JJの賞金大会、さらにその他のインディペンデント大会も数限りなく行われており大会ラッシュの様相を呈している。
連盟ごとに独自のカラーがあるが、JBJJFは日本人選手が中心でASJJFは日系ブラジリアンが大多数を占め、JJFJはAXIS系の選手が多く、UAE JJの賞金トーナメントはその中間規模という印象がある。
各連盟ごとに参加する選手層が異なる中、今大会は日本人で誰が一番強いのか!?を決める大会という意味合いが強いだろう。
そんな状況の中で開催されたJBJJFの全日本選手権、まずは黒帯の試合からレポートしたい。
アダルト黒帯ルースター決勝
○芝本幸司(トライフォース柔術アカデミー)
vs
×澤田伸大(トライフォース柔術アカデミー)
3人トーナメントだったルースターは、戸所誠哲の欠場で芝本、澤田のトライフォース勢のクローズアウトとなり、芝本が金メダルを獲得。
アダルト黒帯ライトフェザー決勝
○橋本知之(CARPE DIEM)
vs
×鍵山士門(デラヒーバジャパン)
14人と黒帯でもっともエントリー数が多かったライトフェザー決勝は、澤田真琴、山田秀之を下してきた橋本と、大西巧之、藤岡勇、江端講平を下して勝ち上がった鍵山の対戦。
P2-2、A2-1で橋本リードの試合終盤、橋本のアキレスに鍵山がたまらずタップ。
残り時間1秒で、橋本が一本勝利で優勝。
アダルト黒帯フェザー決勝
○ヴァンダレイ・タカサキ(IMPACTO JAPAN B.J.J)
vs
×大塚博明(PSBJJ Ogikubo)
準決勝の世羅智茂戦、P0-9の残り時間38秒で腕十字を極め逆転勝利を収めた大塚は、謹慎明けで久しぶりのJBJJF参戦となったパンテーラと対戦。
パンテーラが得意とする50/50の攻防となり、P8-8からのレフェリー判定でパンテーラが接戦をものにした。
アダルト黒帯ライト決勝
○岩崎正寛(CARPE DIEM)
vs
×細川顕(CARPE DIEM)
ライト決勝は、高本裕和を下した細川と、下林義尚、鄭允皓を下した岩崎のCARPE DIEM勢で昨年同様クローズアウトに。
今回は細川が岩崎に優勝を譲り、メダルは仲良く交換!
アダルト黒帯ミドル決勝
○保坂大希(ラグナロク柔術)
vs
×出花崇太郎(総合格闘技道場コブラ会)
スイープ、バックテイク、マウントでP10-2と引き離した保坂がマウントから三角をセットアップし3:08、三角腕十字を極め、黒帯初優勝を一本勝利で飾り歓喜の男泣き。
アダルト黒帯ミディアムヘビー決勝
○チャールズ・ガスパー(IMPACTO JAPAN B.J.J)
vs
×田村幸成(CARPE DIEM)
今回も階級を上げて参戦のチャールズと田村の決勝。
田村がルーチを重ねてチャールズに2ポイント献上すると、チャールズがスイープ、場外際のテイクダウンで4ポイント追加し、P6-0で優勝。
アダルト黒帯ヘビー決勝
○櫻井健(ねわざワールド)
vs
×森脇涼(総合格闘技道場コブラ会)
ワンマッチ決勝となったヘビーは、櫻井のガードに苦しんだ森脇がルーチを重ねてアドバンを献上。P0-0、A1-0で櫻井が辛くも勝利を手にした。
アダルト黒帯ウルトラヘビー決勝
○禿川尊法(パラエストラ)
vs
×森本猛(GROUND CORE)
関根秀樹の欠場でワンマッチ決勝となったウルトラヘビー。互いにスイープを重ねてP4-2で迎えた終盤、禿川がダメ押しのバックマウントを取り、P8-2で禿川が勝利。
アダルト黒帯オープンクラス決勝
○細川顕(CARPE DIEM)
vs
×中村勇太(T-REX柔術アカデミー)
無差別決勝は、引き込んだ細川がクローズドから三角、腕十字を狙い続け、中村が凌ぎ続ける展開となり、極めのアドバンを重ねた細川がP0-0、A2-1で無差別を制した。
2011年から2016年の間に黒帯4冠を達成して殿堂入りを果たした細川は、これで全日本優勝を5に延ばした。
女子アダルト黒帯ライトフェザー決勝
○芝本さおり(トライフォース柔術アカデミー)
vs
×エマ・ジオング(リバーサル新宿Me, We)
女子黒帯で唯一組まれたのがライトフェザー。シンガポールから参戦したエマが序盤に引き込むも、芝本にパス、マウントを許してP7-0で完敗。芝本がワンマッチ決勝を制して優勝。
今大会ではJBJJF殿堂入りと2016年度JBJJF年間ランキングの表彰式も行われた。
殿堂入りを果たしたのはCARPE DIEMの細川顕、2016年度年間ランキングではチャールズ・ガスパー(黒帯)、禿川尊法(茶帯)、佐藤智彦(紫帯)が表彰された。
■公式結果はコチラから!
【今日が誕生日のルタリブレ】ジョイユ・デ・オリヴェイラ(48)
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