2017年08月18日
【レポ】ASJJFジャパンオープン2017
柔術プリースト300回記念大会「RAM IT DOWN」と同会場で開催されていたのがこの「ASJJFジャパンオープン2017」だ。
この大会は先週にJBJJF全日本選手権、次週にコパブルテリア、そしてお盆期間中ということで参加者がやや少なめでコンパクトな大会となっていた。
ここで目立っていたのは「RAM IT DOWN」に参加していたイゴール・タナベとアガタ・フランコの2人だ。
イゴールは階級別の試合こそ「RAM IT DOWN」の試合と重なって棄権してしまったが無差別級には出場し3試合を勝ち抜いて優勝を果たした。
アガタは階級別の1回戦で「RAM IT DOWN」での試合疲れがあったかまさかの一本負けを喫したが、続く無差別級でその一本負けした相手にリベンジして優勝し不調だった今大会の最後を勝利で飾っている。
その他、青帯ではウイリアン・サイオが階級別&無差別のWゴールドを達成しているが、どの試合もポイントで大差をつけながらも最後まで極めきれずにおわるという終わるという煮え切らない試合ぶりを連発し見るものにフラストレーションを感じさせた。
このように紫帯・青帯・女子とも日系ブラジリアンが活躍しており、相変わらずASJJFドゥマウはブラジリアン天下が続いているようだ。
アダルト紫帯オープンクラス1回戦
イゴール・タナベ(RUL BJJ)
vs
山田大聖(太田道場)
階級別は棄権となりオープンクラスのみの参加となったイゴール。1回戦で山田と対戦し4:51 三角絞めで極めた。
アダルト紫帯オープンクラス準決勝
イゴール・タナベ(RUL BJJ)
vs
ハリー・ハヤシ(セキタニゴールドチーム)
準決勝はオモプラッタから腕十字のコンビネーションで6:14 一本勝ちし2試合連続で極めて決勝戦進出。
アダルト紫帯オープンクラス決勝戦
イゴール・タナベ(RUL BJJ)
vs
カウエ・イエイ(セキタニゴールドチーム)
RAM IT DOWNのスーパーファイトでも対戦したカウエとの決勝戦は判定決着となり4-2で勝利。
無差別のみとなったが通常トーナメントもきっちりと優勝した。
アダルト紫帯オープンクラス
優 勝 イゴール・タナベ(RUL BJJ)
準優勝 カウエ・イエイ(セキタニゴールドチーム)
3 位 ハリー・ハヤシ(セキタニゴールドチーム)
アダルト青帯で階級&無差別のWゴールドを獲得したウイリアン・サイオ(INFIGHT JAPAN)。
どの試合も大差で判定勝ちも極めきれずに終わるという極めの弱さを露呈。
RAM IT DOWNのスーパーファイト、階級別トーナメントでまさかの2連敗だったアガタ・フランコ(RUL BJJ)だが無差別でリベンジ。
マリア・シャミナ(一心柔術)からパスガードし3-0で勝利して優勝。
女子アダルト青帯ライト決勝戦
ラケル・カワサキ(RUL BJJ)
vs
マリア・シャミナ(一心柔術)
青帯昇格後も積極的に試合に出ているラケルは得意の腕十字を極めて2:39 一本勝ちで優勝を決めた。
ジュニアティーン黄帯ミドル決勝戦
〇グスタボ・フランコ(RUL BJJ)
vs
×サカイ・タダキヨ(RBアカデミー)
4:23 絞め
プレティーン灰帯ライト決勝戦
〇マジョリー・フランコ(RUL BJJ)
vs
×イベ・リュウ(CARPE DIEM)
12-4
【今日が誕生日の柔術家】中井祐樹(47)、オズワルド・ケイシーニョ(31)
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